身近なダムの学習へ ~4年生 手取川第3ダム見学~

梅雨のくもり空が多くなってきましたね。湿気もあって、ついこの前までのさわやかな初夏…とはいかなくなりましたが、河内っ子たちはやっぱり元気に毎日過ごしています。嬉しいことです。

今日の記事は、4年生たちが「河内第3ダム」の見学に出かけた様子を紹介します。そう、口直海に聳える、河内小にとっては身近な「ダム」です。

 学校からふじが丘方面に降りる長い階段を下りて、まずは福岡の発電所につながる送水管を見学です。

3本の太い送水管、これがダムにつながっていて、ものすごい量の水が発電所のタービンを回している…ふだんなにげなく見ていますが、人間の知恵のすごさを感じますね。


そして福岡第一発電所を国道側から見学します。
レンガ造りの歴史を感じる建物です。リンクにかけたWikipediaの記事によれば、1911年に運転開始、2001年に国の登録有形文化財に指定されたとあります。今から120年以上前に建てられた、「富国強兵」時代の日本を今に伝える施設ということですね。


さて、そこから向かう先は・・・


河内小の駐車場の片隅から、旧のテニスコートに上がっていく階段。

おお、なんだかジャングルのようになってきましたね。

ぱっと視界が開けて、第3ダムの上に出てきました。つつじがキレイですね。

案内看板を見ると、手取川と大聖寺川の流域が一帯のものとして開発されていることがわかりますね。

取水口をコントロールする大きな仕掛けが見えますね。
1972年竣工だそうですから、こちらも50年以上の歴史あり。


静かなダムの湖面です。
4年生たち、地元の「歴史」を感じながら、学習してほしいと思います。