河内の伝統を受け継ごう! ~全校扇踊り体験~

2学期スタートを週末に控えた夏休みの最終週となりました。
今日は久しぶりの登校日、元気な河内っ子たちが学校に戻ってきました。夏休みの終わりはさみしいですが、久しぶりに会った教室では、にぎやかに夏休みの報告会が開かれていたようです。
残り少なくなりましたが、まだ夏休みは終わっていません。楽しく、そして何より健康で安全に過ごしてほしいと願います。夏休みの初めと終わりに多い事故やケガ、ゆめゆめ油断することなく、元気に2学期を迎えてほしいと思います。

そんな今日の登校日のメインイベントは「扇踊り」体験です。
地元福岡に伝わる伝統の「扇踊り」は、一度歴史が途絶えていたそうですが、それを地元のみなさんが復活させておよそ5年。河内小学校では毎年の夏休みに全校で踊りを体験する会を開いています。

今日も地元河内公民館の皆さんのお世話で、「扇踊り保存会」の方々を迎えて、扇踊りを体験しました。
公民館長さんからご挨拶をいただきます。
毎年たくさん地元の方々に踊りの講師をしていただいています。ほんとうにありがとうございます。

まずは先生たちのデモンストレーションの踊りの披露。日の丸扇子もあざやかに。

扇踊りには扇子を持って艶やかに踊る「女踊り」と、ステップがカッコイイ「男踊り」の2つの踊りがあります。
子どもたちも踊ってみたい方を選んで、先生方に踊りを教わります。

華麗なステップを習う「男踊りチーム」。いや、なかなか難しいのですが、子どもたちは流石上達が速いです。

こちらは「女踊り」チーム。日の丸扇子を両手に構えて、クルクル回しながら・・・
先生からキレイな扇子の動かし方を教えていただいています。真剣な目つきです。



最後は2つの大きな輪になって踊りを楽しみました。


涼しくなったとはいえ、1時間弱を休憩を入れながら踊っていると、みんなどんどん暑くなったようでした。
でも、最後は先生たちといっしょに輪になって踊っていると、上手とか下手とかは関係なく、同じ河内の「仲間」という感じがしてきます。だから地元の踊りって、長く伝わってきたのですね。

河内っ子も毎年の夏、このような機会をもらって、地元の貴重な「仲間」の一人であることを学ばせてもらっているのだと思いました。河内っ子が「河内らしさ」を受け継いでいっている瞬間だと感じました。

お世話になりました「河内・扇踊り保存会」の先生方、河内公民館のみなさん、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。