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本の世界に浸りたい・・・ ~よむヨム週間・おはなしキャラバン~

河内小学校には読書週間が年に数回あります。「よむヨム週間」というタイトルです。本の世界に浸るための色々な取り組みがありますが、

この木曜日のお昼の「かわちっ子タイム」には「おはなしキャラバン」という先生たちによる読み聞かせの会が開かれました。1・2年生には山下司書さん、3・4年生には増田教頭、5・6年生には正來校長が登板して、読み聞かせをしました。

今回は5・6年生への読み聞かせをご紹介。

5・6年生には、小学生時代の思い出の「本」たちを紹介するブックトーク的なコーナーとなりました。

音楽室でリラックスしながら・・・まずは怖かった本、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズの紹介。夜中にトイレにいけなくなったなぁ…

それから、NHK教育(Eテレというのですね、今は)でも現在アニメーションの放映をやっている「くまのパディントン」を軽く紹介しました。くまのパディントン、イギリスの有名なくまさんですね。少し前にも映画になったり、「くまモン」とコラボがあったり、ブレイクしてましたね。

そして、今回のメイン・コンテンツは佐藤さとる「コロボックル」シリーズです。思い入れがありすぎる・・・


くわしく語り出すと終わらないので、どこかで手にとっていただけると嬉しいです。自分だけの宝物があることの大切さ、自分の中にある世界の大切さ、それを大切にしながらも世の中と折り合いをつけながらしなやかに生きていくことのステキさ、そんなことが隠されたテーマとして散りばめられている日本初のファンタジーと呼ばれている本です。作者の佐藤さとるの作り出した物語世界は、そんな強さと優しさとしなやかさが満ち溢れています。

今となっては旧いのかもしれませんが、今でも子どもたちが青年期に立ち向かうであろう「自立して生きていくこと」と「自分の世界を作り守ること」姿を勇気づけてくれる本たちだと思っています。

さっそく紹介した本を手にとって読み始めてくれた人もいて、とても嬉しく、ありがたい気持ちになりました。
紹介された本に限らず、かわちっ子たちが自分の世界の中に「お気に入りの本」を持ってくれたらと願っています。

校長室前にさっそく「佐藤さとる」のコーナーができました。図書館にもミニコーナーを作っていただきました。笑う