こつら細工を教えていただきました ~5年生~

今週の5年生たちは、貴重な体験学習が目白押しの幸せな一週間でした。
今日は地元の講師のみなさんをお迎えして、「こつら細工」にチャレンジする機会をいただきました。
こつら細工は、河内地区の特産物です。「白山市観光情報」の情報によると、

「こつら細工は、マタタビの木を材料にして編んでいく工芸品です。
 白山市河内地区で、百数十年前から作られ続けています。
 昔は生活の道具として必需品でしたが、
 現在では技術を継承する人も少なくなり、
 希少な民芸品となっています。
 ザルや買い物かご等の実用品から、
 花立てやランプシェード等のインテリアまで、
 使い勝手が良く、味わい深い手作り品として人気があります。」

とあります。
地元の素晴らしい伝統を学ぶ意味で、本当に貴重な時間をいただきました。

会議室を会場に、地元の講師の先生方とご挨拶。
「今日はよろしくおねがいします!」

講師の先生方とは、ほぼマンツーマンで丁寧に教えていただきました。
少人数の河内小学校ならでは、全員しっかり体験をすることができますね。
なるほど、こういうことなのか!

またたびの枝から作った素材は、丈夫なだけに、なかなか手強いです。
みんな一生懸命。
見つめる目が真剣!
校長せんせいもチャレンジ中。つだせんせいも夢中。

だんだん自分で進められるようになってきました。



夢中で作っているうち、1時間あまりの授業時間はあっというまに過ぎていきました。
もっとやりたいなぁ・・・

講師の先生方のおかげで、小さなかわいいカゴが完成しました。
みんな完成できたうれしさが表情に出ています。
5年生のみなさん、よかったですね!

先生方、本当にありがとうございました。
河内っ子たちが末永く、地元の伝統を知り誇りを持てる機会をいただきました。
今後とも、よろしくお願いいたします。