校長先生のブログ

校長室より

平成28年度 ありがとうございました

                                                      平成28年度 ありがとうございました
                                           ~子どもの成長が見え、信頼される学校づくり~
                                                                                              3月28日(火)

 

  平成28年度、1年間の教育活動が終了しました。今年度は、「こどもたちの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、授業や活動、行事などの教育活動を行ってきました。子どもたちの成長が、新たな校風となり、伝統を作っていきます。
 
    河井小学校のキャッチコピーは「輝く、笑顔」です。子どもたち、先生、家の人、地域の方すべての「輝く、笑顔」です。そのために「行動をそろえよう 声をそろえよう すると 心がそろい みんなの笑顔がそろう」と呼びかけました。
   授業改善や学習環境整備をはじめ、心や行動を一つにする輪がどんどん広がり、学力、心力、体力・健康にもその成果が少しずつ表れてきました。

   今年度の取組を振り返り、来年度へ向かっていきたいと思います。
成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。      

 
    終わりになりましたが、保護者やご家族、地域の皆さまには、平成28年度の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。今後も、河井小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。

成長が見られた1年間

                               成長が見られた1年間
                                      ~ 修了式 ~
                                                                                 3月24日(金)

 

  今日で、今の学年が終わりです。みなさんは、この河井小学校の伝統を引き継ぎ、新しい校風を作って行きます。卒業した6年生は、お願いと期待をこめて、バトンを渡しました。みなさんは、「いい学校にする!」と約束をしていました。 
  4月5日からは、学年が1つ上がります。学年が上がるというのは、勉強が難しくなって、責任が重くなると言うことです。特に、4.5年生は、高学年となるので「お手本」となる行動、みんなを引っ張っていくリーダーとして頑張って下さい。

 

  河井小学校の合い言葉は「輝く、笑顔」です。 
  ・輝くのは、「学校の顔の6年生」です。
  ・「笑顔」は、みなさん、先生、家の人、地域の人です。やりとげた達成の笑顔。うまくいった成功の笑顔。うれしい喜びの笑顔がたくさん見られることです。

 

    1学期の4月の始業式に1年間、頑張ってほしいことを話しました。自分や周りの仲間、学校全体を良くするための頑張りです。そ
れは、「話を聞く」「あいさつをする」「なかよくする・ルールを守る」でした。

   まず、「話を聞く」は、どうでしたか?勉強ができるようになるには、話を聞く事がまず第一です。そして、考えて、発表して、解決していくのです。
 できている子もいましたが、もう少し頑張らなければならないです。

 

   次に、「あいさつをする」です。
 「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」を立ち止まって、大きな声で、語先後礼のあいさつをする子が増えてきました。あいさつは学校の命です。

 
  
  最後に、「なかよくする・ルールを守る」です。
これからも、頑張らなければなりません!
みんなとトラブルなく、仲良くするために「うまくやっていく力」を育てましょう。
また、「ルールを守る力」もまだまだです。勉強中のルール、学校生活のルール、社会生活のルールなど、守るように言われていること、言われなくても守らなければならないことがあります。動物、花などの植物の命を大切にしてほしいです。

 

   今の続きが、4月から始まります。向上心を持って、さらによりよいものを目指し て努力して下さい。頑張って行きましょう。

6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

                   6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
                                                             ~第62回卒業証書授与式~
                                                                                                                                  3月17日(金)

 

    校庭のチューリップの芽が伸び出し、春の訪れを感じられる今日の佳き日に、32名の卒業生の皆さんが、この河井小学校を巣立っていきました。卒業生に、そして、保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。ご卒業おめでとうございます。また、河井小学校の教育活動に対して深いご理解と温かいご協力を頂いたことに、厚く御礼申し上げます。
 

    卒業生は、1年生入学以来、学びに向かう力を基本として、たくさんの知識や技能、それを活用する力を身につけ、そして、豊かな心と健やかな体を育み、立派に成長し、中学校へ進む力がつきました。次のステージへ向かって、夢や希望を膨らませていることと思います。希望と夢に努力という心を乗せて、行動に移し、どんどん成長していくことを期待します。

   
    今、変化の激しい社会に出るために貯えなければならない力は、学力はもちろんですが、物事に積極的に取り組む力、対話する力、あきらめず耐える力です。

そのために、大事なことが2つあります。
 ・1つ目は、「人の話を耳と頭と心で聞くこと」です。耳だけで聞いても、心のシャッターは降りたままです。心のシャッターを開けて、人の話を自分のものにして下さい。
 ・2つ目は「自分で限界を決めないこと」です。成功の秘訣は、できるまでしつこく努力する心の才能を高めて下さい。
 

 「心のシャッターを開けること」「できるまでしつこく努力する心の才能を高めること」
で今の自分のレベルより、更に高いレベルへ成長できると考えます。しかし、これから進んでいく道は、決して歩きやすい道ではありません。子育てにおいて、手を離しても目を離さない、目を離してても心を離さない時期になってきます。迷い、悩んでいる時は、タイミングのよい支えをよろしくお願いします。


河井小学校の卒業生として、自信と誇りを持って、輪島中学校へ行っても頑張っていって下さい。

心の力と言葉の力を伸ばそう!

                                                            心の力と言葉の力を伸ばそう!
                                                                  ~第3回学校関係者評価委員会~
                                                                                                                  2月28日(火)

 

   三寒四温と申しますが、時折の吹く風に冷たさが感じられるこの頃です。まだまだ、インフルエンザの流行が気になります。3月を迎えるにあたり、卒業式や学年の終わりへのカウントダウンが聞かれます。
 
    先日、「第3回学校関係者評価委員会」が開催されました。1月に行った学校評価アンケート(教職員・児童・保護者)結果を分析し、学校で対応策を考え、取組状況を説明し、学校運営についてご指導ご助言を頂きました。学校評議員やPTA会長、副会長の評価委員のみなさま、誠にありがとうございます。
 

   河井小学校では、4月より「子どもの成長が見え、信頼される学校づくり」を教育方針に掲げ、教育活動に取り組んできました。子どもたちをより良くしたいという共通な願いの実現に向けて、保護者、地域の皆様にはご理解、ご協力を頂いたことに感謝申し上げます。
 1年間振り返ってみると子どもたちの学びや心を育てるために、学習環境を整えることが大切と考え、花壇やプランターの「花いっぱいな学校」や廊下や壁のペンキ塗りによる「ピカピカな学校」の取組、名札をつけ、服装を整えた「りりしい姿」の働きかけなどを行ってきました。第2回学校関係者評価委員会後のキーワードは、「ゼロベースへの挑戦」でした。同じことをやっていても今までは、それで良かったかもしれないが、今は違うよという姿勢です。
 その成果が、落ち着いた雰囲気で学ぶ様子に表れてきました。そして、12月に行われた5年生の県評価問題では、県でトップクラスの成績を、1~6年生の輪島市学力調査でも、学年全体にわたり好成績でした。

  
    しかし、学力が伸びてきたと同時に、心の力や言葉の力を伸ばすことも忘れないでほしいという意見もありました。児童、保護者の学校評価アンケート結果から(あてはまる、ややあてはまる)評価が低かった項目、下がった項目と今後の取組は、次の通りです。
 
【学習面】
  ・名札や学習用具などの忘れ物をしない → 名札点検、筆箱点検を行い、呼びかけます 
  ・自分の考えをわけをつけて説明する   → 「聴く、考える、つなげる授業」を進めます
                                                                     詩の暗唱により、人前で話す抵抗をなくします
   ・学習のきまりを守って学習に取り組む → 集中して学習するためのきまりを掲げていきます
 【生活面】
  ・きちんとあいさつをする → 語先後礼の習慣やあいさつ運動を進めます
   ・決められた時刻までに寝る(1~3年:午後9時30分 4~6年:午後10時)
   → 学校、家庭、地域の学校保健委員会(集会型)を開催し、呼びかけます
     ご家庭でも、ご協力をよろしくお願いします

 

    貴重なご意見や示唆を頂いたことを学校運営に反映し、教育活動に取り組んでいきます。今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。

    今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

思い出が成長につながり 感謝に変わる時!

                              思い出が成長につながり 感謝に変わる時!
                                                                                              ~6年生を送る会~
                                                            
                                                                                                                                                          2月24日(金)

 
    
    6年生に感謝を伝える「6年生を送る会」で今までの練習、準備、本番に頑張った皆さん、1年生から6年生のみなさん、ありがとうございました。また、子どもたちの様子をご覧に来られた来賓の方、保護者の皆さま、ありがとうございました。4.5年生は、「楽しくて」「心に残る」集会になるように頑張ってきました。

 

    1年生の発表は、「おむすびころりん」の劇でした。6年生バージョンでした。「学校が大好き」がメッセージでした。ダンスも上手でした。打ち出の小槌から何が出てくるのかなと思ったら、中学校の教科書と宿題でした。頑張ってという願いがとても出ていました。

 

    2年生の発表は、「うたのきらいな王さま」の劇でした。「みんなで一緒に」がメッセージでした。困った時に自信と勇気が湧いてきます。元気いっぱいの歌声でした。
       
  3年生の発表は、「がんばれ!6年生!!」の応援でした。応援合戦をもとに6年生の頑張りを期待していました。ダンスも 一人ひとりがしっかりしていて、みんなそろっていました。頑張って下さいのオーラを6年生は送ってもらいました。

 

    4、5年生の発表は、金管鼓隊の「校歌」の演奏でした。6年生が教えてくれて頑張れました。練習を重ねてうまくなってきました。とても立派な演奏でした。さらに、頑張っていい演奏をしたいと決意していました。河井小学校を受け継ぐよという様子が感じられました。6年生は、卒業制作で形あるものを学校に残しますが、形のないものを残しいくれています。

 

    6年生の発表は、「河井小学校の思い出」の劇でした。たくさんの思い出、たくさんの成長があり、それらは、たくさんの宝物です。今、それらが感謝に変わりました。

 

    6年生は、卒業まで学校に来る日が、あと16日です。有終の美です。最後の最後まで気を緩めず、まとめと準備をしていって下さい。今日は、ありがとうございました。