校長室より
未来を創る「壁」への挑戦!
未来を創る「壁」への挑戦!
1月31日(火)
突然の寒波襲来により、積雪や凍結の被害が心配されるこの頃です。インフルエンザの流行の兆しがみられます。健康管理に留意してほしいです。
3学期がスタートして1か月が過ぎました。子どもたちは、各学級や学年で学期始めに、学年のしめくくりに頑張ること、学年が1つ上がるために頑張ることなどを話し合い、それを実現するように行動しています。
4年生 5年生になるために!①語先後礼 ②教室や廊下を走らない ③積極的に返事をする
5年生 最高学年に備えて! ※4月から最高学年としてお手本となれるために
①良い姿勢が集中力を生む ②話を聞く ③良い判断の行動 ④学年にふさわしい言葉づかい
6年生 最高学年のしめくくり!
①自己コントロール(今、自分は何をしなければならないのか、何をしてはいけないのか)
②下級生の見本となる責任ある行動 ③決めたことの達成努力 ④やり遂げることと見直し
頑張ることは、成長へのチャレンジです。自分で「壁」を設けて、乗り越えることです。あきらめない、決めつけないを第一に、勉強の力・心の力・健康や体の力を伸ばしてほしいです。
先日、安倍首相が「未来を創るために『壁』への挑戦をし続けないといけません。今こそ、その気概が求められています。」「『学問は身を立(たつ)るの財本(もとで)というべきもの』です。学ぶことによって、未来に希望を持ち、それぞれの夢に向かって頑張ることができるのです。」という内容の施政方針演説を行っていました。
また、石川県教育委員会の田中新太郎教育長が、前職の商工労働部長時代に企業の経営者からお聞きしたことから「社会人として精神的に自立していること、学力と同時にコミュニケーション力をはじめとする人間力を小中学校でも発達段階に応じて鍛え、身に付けさせていただきたい。」と新春にあたり望まれていました。
今、学力とともに精神的なたくましさも求められています。
学力向上に向けて、12月の学力調査をもとに、後期学力向上プランを作成し、定着が弱かった学習内容領域の再指導を行っています。また、3年生と5年生は1年間のまとめとしてスキルアップ問題を計画的に行い、第2回奥能登スキルアップテストへの準備を行っています。学校研究と学習調査への取組が進んでいます。また、学校力向上に向けて、学校公開が2月4日(土)に開催されます。学校や子どもたちの様子をご覧下さい。先日、第2回学校評価アンケートが行われました。参観から参画へです。ご協力ありがとうございました。アンケート結果の集計・分析・今後の方策の検討を行い、学校関係者評価委員会を開催します。貴重なご意見や示唆を頂き、学校運営に反映し、教育の質的向上を図りたいと考えています。
今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
チャレンジ!チャンス!チェンジ!
チャレンジ!チャンス!チェンジ!
~成果が問われる3学期がスタート~
1月10日(火)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年は、酉(とり)年。酉の由来は、「果実が極限まで熟した状態」といわれ、物事が頂点まで極まった様子ととらえることができます。「とり→とりこむ」から、学問や習い事、商売でも成果が得られるとされています。それらは、チャレンジ、チャンス、チェンジの繰り返しです。何をしたらいいか課題を見つけ(チャレンジ)、解決するために機会と場の設定して活動し(チャンス)、成果を評価し、新たな方向性(チェンジ)を示していきます。
1年間の成果を発揮し、平成29年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子ど もの成長が見え、信頼される学校づくり」に向け、子どもたちに自信と誇りを持たせる積極的な指導を行ってきました。3学期は、1年間の教育活動の成果が問われます。その成果は、たどり着いたゴール地点であり、来年度の教育活動取組のスタート地点です。来年度の準備のために、そのゴール地点を下げるわけにはいきません。
学校の課題は、学力、体力、心力とたくさんありますが、一番はやはり学力向上です。先生の「授業力向上」と子どもたちの「学習力向上」がキーポイントです。
12月に石川県5年生を対象に2学期までの範囲で行われた県評価問題Ⅰの自校採点の結果が下記の通りです。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬です。
5年・県評価問題Ⅰ 本校平均点 国語:70.2点 算数:77.8点 合計:148.0点
輪島市平均点 国語:58.8点 算数:67.2点 合計:126.0点
これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【根拠と理由をつけて書く力、伝える力】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。落ち着いた雰囲気をもとに「わかる・できる授業の工夫」「学習規律の徹底」「家庭学習の充実」「温かなかかわり合い」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。
子どもたちは、2017年に向け、新たな目標を胸に刻んでいることでしょう。その思いを受け止め、よりよい成長を目指し、教職員一体となって積極的な教育活動を展開していきますので、保護者の皆さまのご理解、ご協力を今後ともよろしくお願いします。
「成果」を発揮し、次のスタートの準備を!
「成果」を発揮し、次のスタートの準備を!
~3学期 始業式~
1月10日(火)
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。いよいよ3学期が始まりました。冬休み中に大きな事故やケガもなく、みなさん元気で登校してきたことをたいへんうれしく思います。
1学期のはじめの3日間は、「黄金の3日間」。ゴールドの3日間です。
2学期のはじめの3日間は、「シルバーの3日間」。シルバーは銀です。
だから、金・銀とくれば、次は銅です。
3学期のはじめの3日間は、「ブロンズの3日間」となります。
学期はじめの取り組み次第では、せっかく築き上げたものが壊れてしまう可能性のある怖い3日間です。そうならないために、もう一度、クラスの目標、学習のきまり、集団生活の約束を確認して下さい。学校の生活リズムを取り戻して下さい。
今年は、酉(とり)年。酉の由来は、「果実が極限まで熟した状態」といわれ、物事が頂点まで極まった様子ととらえることができます。「とり→とりこむ」から、学問や習い事、商売でも成果が得られるとされています。
3学期は、1年間の頑張ってきた成果を出す熟成です。だだし、終わり、おしまいの学期ではありません。次への準備の時期です。まとめをしっかりしておけば、次の学年、次の学校でいいスタートが切れます。
たとえば、お正月に箱根駅伝がありました。1日目に速くゴールにつけば、2日目は速くスタートが切れます。いいゴールをすれば、いいスタートができるのです。
学校は、みんなと仲良く勉強する所です。勉強が分かったり、できたり、身につかないと意味がありません。「落ち着いた雰囲気」「学習ルールを守る」「家庭学習を定着する」「温かなかかわり合い」これらの成果を出して、しめくくりをしていって下さい。
「輝き」は流れを変える!
「輝き」は流れを変える!
~2学期 終業式~
12月22日(木)
早いもので、一年で一番長い2学期がもう終わります。一年も終わりが近づいてきました。この時期が来るといつも楽しみにしていることがあります。それは、『今年一年を一文字で表すとどんな字になるでしょう』です。
今年は、「金」という字でした。リオ五輪での「金」メダルラッシュ。イチローのメジャー3000本安打や女子レスリング伊調馨の五輪4連覇などの「金」字塔。1番の「金」と言うことです。みなさんは、どんな一文字が思い浮かびますか。
校長先生の今年一年を一文字で表すと「輝」です。リオ五輪の「金」からだと一番になる「輝き」です。河井小学校が輪島で一番の「輝き」をみせるにはどうしたらいいのか取り組んできました。子どもたちの勉強、心、スポーツなどの「輝き」です。廊下や教室はピカピカの「輝き」をみせています。「かがやき」といえば、新幹線の「かがやき号」です。石川県や輪島市においても、まず人の流れを変えてくれました。流れを変える「輝き」です。
河井小学校が輝くためには、6年生の輝きが欠かせません。6年生の輝きが、学校の流れを変えるのです。全校集会の静かな雰囲気もその一つです。どんどん、新風を吹き込んでほしいです。
2学期を振り返ってみて下さい。1学期の最初に一年間こんなことに頑張って下さいとお願いしました。「話を聞くこと」「あいさつすること」「なかよくすること・ルールを守ること」です。
1.学校は、勉強の場です。
・そのためには、先生の話を聞く、友達の話を聞くことです。
・聞いてもらうための「話します」がしっかりしてきました。
・それによって、落ち着いた雰囲気になり学習も深まっていきます。勉強もできるようになってきます。
2.学校は、集団生活の場です。
・あいさつは、学校の命です。
・「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」は、どうでしたか。
・語先後礼は身についてきましたか。
・言われなくても、だれにでもあいさつしていますか。
3.学校は、心を育てる場です。
・やさしい言葉遣いが、お互いの心を優しくします。
・仲良くするのに「ありがとう」「ごめんなさい」「わたしがします」など友だちと仲良くなる言葉が行き来していますか。
・ルールを守ることは、「してはいけないことはしない」「しなければならないことはする」です。
心のブレーキとアクセルです。踏み間違えると大きな事故になります。
達成度はどれくらいだったでしょうか。「前よりは、いいかな。」「できるようになったな。」という成長の実感を味わっていることと思います。不十分な点は、3学期に頑張って下さい。
いよいよ冬休みが始まります。クリスマス、大晦日、お正月と楽しい行事が続きます。「やり放題病」にかからないようにして下さい。テレビの見放題、寝放題、食べ放題、お菓子の食べ放題、ゲームのし放題、お年玉の使い放題ではいけません。お家の方としっかりと約束をしてきまりある生活にして下さい。では、楽しい冬休みを過ごしてください。
歯と口の健康が命の健康へ
歯と口の健康が命の健康へ
~学校保健委員会・集会型~
12月12日(月)
今日の学校保健委員会を開催するにあたり、学校歯科医の副医院長の角大輔先生に指導助言者としてご来校頂き、誠にありがとうございます。
また、保護者の皆様には、お忙しい中、子どもたちの健康課題にご理解を頂き、ご参加ありがとうございます。
保健委員会の皆さんから「むし歯0作戦」の発表がありました。むし歯の原因や歯の磨き方、むし歯にならないための生活について学びました。
次に、給食委員会の皆さんから「卑弥呼の歯がい~ぜ」の発表がありました。よくかむことが健康つくりになります。脳が働いて、勉強やスポーツができるようになります。お腹の働きを良くして、癌を防ぎます。
ところで、みなさん!
「自分の歯や歯ぐきはどうなっていますか?」
「むし歯は治しましたか?」
「子どもの歯のむし歯を治さないと、大人の歯がまっすぐ出てこれなくて、ガタガタの歯並びになること知っている?」
「歯は何本あればいいの?」「8020運動って知っている?」
「ちゃんと30回かんでいる?」「お菓子をいつまでも食べていない?」
学ぶことで知識が豊富になりますが、実行に移すことや続けることは難しいです。小学生のこの時期からの積み重ねが、一生続けば、病気の予防につながっていきます。
保護者の皆様には、健康への危険を理解し、家庭での実践力を高めるきっかけとしてほしいと思います。歯と口の健康つくりが、命の大切さに関わる一生の健康へとつながることを祈って、おわりのあいさつとさせて頂きます。本日は、ありがとうございました。