12月15日(木)16日(金) 石川県立鹿島少年自然の家
10月に予定していた3校合同宿泊体験学習が台風の影響で中止になり、12月に本校単独で宿泊体験学習を実施しました。
雪が積もる中、5・6年生12名は先生と路線バスで穴水に、次にのと鉄道で七尾駅に、そしてJRで能登部駅に到着しました。そこからは少年自然の家のバスで目的地へと向かいました。
入所オリエンテーションではベッドメイキングの仕方を教わり、自分達の部屋で寝具を整えてから、所内を見て回ったり体育館で遊んだりしました。
幸い雪がやんでいたので、碁石が峰の頂上に向かって散策に出かけました。雪道でしたが風車の横を通りすぎ、階段を上って頂上に着いたら、北には七尾湾や能登半島を、南東には富山湾、西には日本海を眼下に見ることができました。
次はクリスマスのリースを作りました。いろいろな材料を組み合わせて思い思いの作品ができあがりました。
夕食は、自然の家のはからいで、ケチャップで一人一人の名前を入れたオムライスやケーキを食べることができました。
夕食後は、館内肝試しや入浴だけでなく、ロビーや部屋でトランプなどをして楽しく過ごしました。
2日目の朝は、荷物整理と清掃、そしてベッドの片付けです。入所オリエンテーションで指導されたとおりに毛布や敷き布団などをきちんと重ねなくてはなりません。たたむとか、角をそろえるというのは、普段の生活力がそのまま反映されます。残念ながらやり直しになった人もいました。
午前中の活動はピザづくりです。包丁で切るとか食器を洗うとか、生地をこねるとか材料を盛りつけるとかも普段の生活力がそのまま出てきます。それでもグループ3人で協力し、2種類のピザを作ることができました。電気ストーブでピザを発酵させたあと、職員の皆さんが寒い中、外の手作り釜でピザを焼いてくださいました。
帰りも駅で切符を買い、列車とバスを乗り継いで学校に無事戻ってくることができました。