Diary

2022年10月の記事一覧

『レジリエンス講座』が行われました

「レジリエンス」とは、「復元力、回復力、弾力」と訳され、「再起する力、逆境を切り開く力、しなやかに立ち直る力」などと理解されています。

「ピンチを成功のチャンスに変えるレジリエンスを鍛えよう」というテーマで、今日(10/28)のLHは、教育相談室の森田先生が話してくださいました。

脳のしくみ・特徴のレクチャー、「負けるが勝ちジャンケン」のゲームなど、時には歓声も上げながら生徒は「毎日がワクワクする言葉の魔法」について、熱心に聞いていたようです。

生徒の感想の一部を紹介します。(文章はそのままです。)

 

・「ネガティブな言葉を使うと本当に言ったとおりになるというのが印象に残りました。

だからこれからはポジティブな言葉を使って、自分を肯定的に見てみようと思いました。

また、よく一つのことに囚われて、思考ロックしてしまうので広い視野を持つということも意識的にやってみようと思いました。」

・「レジリエンスには、言葉と焦点が大切であるということを理解した。これから、前向きに頑張って行きたいと思った。」

・「逆境を切り開いていくレジリエンス力を高めていくために、言動から前向きなものにしていこうと思いました。「ぴかぴかだ」を意識して行動していきたいです。」

自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう その3

2学期は、「自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう」をテーマに、地域(地元)で精力的に活躍されている方のお話を伺ってきました。

3回目(最終回)の今日は、能美市長 井出敏朗さん(高校33回)をお招きしました。

お話の中心にあったのは、「ふるさと愛の醸成」。

生い立ちから現在の市長になるまで、決して順風満帆とはいえなかった人生。

休みのない市長の毎日は、生徒にとって驚きであったようです。

社会が抱える多くの問題や課題に対し、精力的に取り組む自分を動かす「地域への熱い想い」や『なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり』という座右の銘は、生徒の心にも強く響いたようです。

ふるさとへの愛と後輩達への愛情の詰まった非常に濃いひとときでした。

生徒の感想の一部を紹介します。(文章そのままです。)

・「人生はつらい経験も必要であり、お世話になった人に恩を返していくものだとわかった。僕も地元を盛り上げるために行動を起こしていこうと思いました。」

・「能美市長さんの話を聴いてまず、とても大きな熱情を持っているなと思いました。お話によると、その気持は「恩返ししたい」「みんなの役に立ちたい」「能美市をもっと住みやすいところにしたい」などの気持ちから生まれていることがわかりました。印象に残ったのは、「何事もとことんやる」という言葉に込められた強い意志です。一瞬で「あ、この人はやると言ったらやるすごい人だ。」とわかりました。そんな「為せば成る」精神を、僕も持ちたいなと思いました。」

・「理系大学を出ても、政治家になることができることがわかった。転職などをして最終的にたどり着いたところが、人の役に立つための市長だったことに感心した。地域活性化のためには人口増加や、企業立地が大事であること、また地域コミュニティを増やし、市民の声を聞くことが市長にとって大事なことであることがわかった。今日のお話から、たくさんのことを経験してその上で自分にあった職業、趣味のように続けられる職業を私も見つけられたら良いと思う。」

・「井出さんの話を聞いて、たくさんのことを経験することは見識が広まり人生について考えたりするときに役に立つと思った。これから色々なことを経験していくなかで、一瞬一瞬を大切にし全力で取り組むことが大切だとわかった。井出さんが市のために毎日考えているように、私も自分の人生や生活、街について日頃から考えようと思った。」

・「私は一つの仕事をずっと続けることが大切だとおもっていましたが、市長さんのお話を聞いて様々な職を経験したことで、知識や人脈を身につけることができるのだと教えていただきました。私は、地元が結構好きです。自分の故郷に恩返しをするため、これからもがんばります。最後に、「頑張れ」を言っていただいたことが嬉しかったです。」


            講堂(第一体育館)を出る生徒達に激励の言葉を贈る井出先輩。

俳句大会を行いました

今日(10/7)のLHの時間は、「垣地正樹杯 俳句大会」を行いました。

生憎の雨のため、小松市ホームページより「四季を通じて癒やされる芦城公園」の動画を視聴し、「小松高校秘伝」を標に俳句に挑戦しました。

ベランダに出て秋の空気を感じながら詠む者、友達と話し合いながら詠む者、独自の境地で詠む者と、それぞれの思いで17音の世界に浸っていました。

今日詠んだものの中から、生徒それぞれが極上の一句を発表し、クラス内で投票の上、クラス代表2作品を選出します。

各クラスから提出された16作品の中から垣地校長先生が最優秀作品・優秀作品等を選び、学年集会で表彰することになっています。