【機械システム科】こま工Factory活動報告(ガス溶接作業台の製作)
今回は、機械システム科の先生からの依頼を受けて、ガス溶接用の作業台を製作しました。
ガス溶接は1年生の実習で行われますが、10人の生徒に対して作業台が4台しかなく、練習時間に差が生じてしまうとのことでした。
「できるだけ早く作ってほしい」との要望を受け、設計は先生が進めてくださり、私たちは材料の切断や溶接、グラインダーによる仕上げを担当しました。
材料の切断には、初めて使用する帯鋸盤(おびのこばん)という機械を使いました。プログラムを入力することで正確に切断でき、とても便利でした。
溶接は設計図をもとに、どの部品がどこにつくかを確認しながら、少しずつ組み立ててから本溶接を行いました。
薄い金属板の溶接は難しく、穴が開いてしまう場面もありましたが、最後はグラインダーできれいに仕上げることができ、満足のいく出来になりました。
自分たちが製作した作業台を、今後、後輩たちが実習で使ってくれると思うと、とても嬉しい気持ちになります。