日誌 学校生活

スマホde防災リテラシー -最後まで授業に集中ー 

1年間教科「科学と人間生活」を受講した16人と19人の2クラス,最後の授業は東京からKDDIに勤める講師の方をお招きしての特別授業でした.

まず想定の説明です.
5つのグループでフィールドワークをしているときに地震が起こります.その際グループに入る近隣の状況と個々人のスマホネットワークからの広域情報をもとにグループで避難するというチャレンジです.
まずは,地震が起こります.リアルにみんなでしゃがみ込みます.

近隣情報が書かれたプリントが配布されます.グループメンバーそれぞれが異なるネットワークからいろんな情報を入手します.それらを総合して,グループの避難場所と,そこへのルートを見つけます.そしてできることなら生活弱者の方の避難もお手伝い!
 
みんな一生懸命に情報をまとめていきます.中にはふざけて関係のない情報を流すメンバーもいます.でもそのおかげでそれがどれほど迷惑なことかも学びました.ほとんどのグループが避難場所を特定,しかしそこまでのルートは難しかったですね.一つの情報の有無が生死を分ける,そんな感覚が少しは理解できたのでは?

本当に地震がおこったら,激甚災害に見舞われたら人は考えて行動するよりも,一度やったことがある行動をする傾向があるそうです.避難訓練はだからこそ大切です.このような経験はきっと万が一のときに役立つことでしょう.

最後の試験が終わって,成績がついて,そのあとの授業でしたが充実して取り組むことができました.一年間お疲れさまでした.