能登町子ども議会 8/27

 本日午前,能登町役場議場にて『令和3年度能登町子ども議会』が開催されました。本校からは,3年生:橘なごみさん,豊若春人さん,橋本晴輝さんの3議員が参加しました。緊張の中にも堂々とした質問態度は立派でした。質問の内容に町長さんはじめ町当局の方々もうなずきながら聞いていただく場面もありました。
 主な質問および答弁内容は以下の通り

橘議員:町民への福祉生徒の認知度の現状は? インターネットの活用による情報発信と共に,高齢者へのアナログ的な情報発信の充実を図れないか?
町長:福祉は必要な人,これから必要な人,必要でない人それぞれ立場が違うので必要になる人には特に工夫して発信する。暮らしの便利帳や広報誌,町内テレビなどを活用して周知を図っていく。

豊若議員:コロナ禍による観光業への具体的な影響は? EC(エレクトリックコマース)の活用により,観光業の回復に努めればどうか。
町長:コロナの影響で観光客は58,000人の減,金額にして5億8千万円の収入減だ。プレミアム商品券など,地域の方の協力で地域経済の活性化を図っている。キャッシュレス決済の推進も行う。指摘のようにECを利用して新たな販路の開拓をしていきたい。

橋本議員:能登の里山の保全状況と害獣被害の関連性は? 能登町の里海保全は良好か?
町長:深い関連がある。手入れの行き届いた里山は境界線である。高齢化による保全不足で害獣による被害が発生している。緩衝帯整備事業をすすめて被害は減少している。緩衝帯は共存のために大切だ。里海の保全も地域の方の協力を得ながらすすめている。

※本議会にNHKの取材が入りました。本日午後6時45分より子ども議会の様子が放映されます。