合格体験記

令和5年度 合格体験記(令和4年度3年生)

 1 東京大学 理科一類 前期

 私が受験期に意識したことは、科目や時期によって勉強法を変えることです。数学や英語は上達に長い期間がかかるのでなるべく毎日触れる、物理・化学は夏休みを利用して集中的に参考書を何周もしました。夏休みまでの基礎固めでは量を重視し、秋以降は一問に時間をかけました。限られた時間の中で効率よく勉強するためには、自分で勉強法は常に改善し続けるべきだと思います。

 後輩の皆さんに伝えたいことは、自分で情報を集めることを大切にしてほしいということです。志望校の特徴や過去問からわかる出題傾向、相性の良い参考書などは知っておくことで学習効率が跳ね上がります。先生やネット、先輩などを通じて集めることできっと合格が近づくはずです。

 

2 金沢大学 理工学域 数物科学類 前期

 合格するために大切なことは、短時間でもいいので早いうちから勉強する習慣をつけることです。3年生になっていざ勉強を始めようとしても勉強をすること自体が辛く壁になるので、1,2年生のうちから習慣づけておけるといいと思います。勉強時間が確保できるようになったら燃え尽きることがないようリフレッシュの時間も取りながら受験本番まで継続して努力しましょう。

 

3  富山大学  芸術文化学部 前期

 一番やっておいて良かったことは、1、2年で習う基礎的な内容を早い内にしっかりさせておいたことです。3年の授業でも1、2年時に習った内容が使われます。そして3年になると習う内容が一気に多くなるので、授業の予習復習に追われて、1、2年の内容を最初から復習する時間はほぼないです。部活で忙しい人は特に。また、一度完全に頭に入れた内容はしばらく忘れないし、忘れても少ない勉強量で思い出せます。だから3年時の勉強を楽にするためにも、とにかく基礎を習得することは重要です。

どうしても分からない所は積極的に先生に聞きに行きましょう。絶対に先生方は生徒をサポートしてくれます。先生に聞きづらかったら友達に聞いてもいいです。教える側も口で説明することで。より理解が深まったり、逆に自分の理解できていない場所に気づけたりするのでいい事ずくめです。

 

4 富山大学 経済学部 経営学科 前期

 私は、1、2年生のとき、とにかく授業でわからないところは絶対に残さないようにしていました。そうすると、たった50分の授業でも定着度が格段にアップし、あとでわからなくなっても理解するのにかかる時間が大幅に減りました。

 また、自分の周りの環境を存分に活かせたことも成功の一因だと思います。私は塾に行っていませんでしたが、学校には教科ごとにスペシャリストがいるので、わからないところをたくさん質問しにいきました。また、授業が終われば教室が自習室となるので、7限に学校が終わっても、午前中に学校が終わっても、19時までほぼ毎日教室に残って勉強をしました。質問にも行けるし、周りにも一緒に頑張っているクラスメイトがいるので、モチベーションの維持にもなります!

 最後に、受験期の勉強法以外に大切なことは、自分1人で戦おうとしないことです。実際、試験を受けるときは1人なのですが、一緒に勉強のこと、進路のことを話せる友達や先輩、家族、先生は本当に大切な存在となります。受験は想像以上にしんどいです。1人で突っ走ろうとして途中で折れてしまっては意味がないので、信頼できる人に頼り、支えてもらいながら最後まで闘い抜いてください。応援してます!!!

 

5  岐阜大学 教育学部  心理学コース 前期

 私が志望校合格のために大切だと思うことは三つあります。一つ目は自分に合った勉強法を見つけることです。皆と同じ授業、勉強法で必ず全員が伸びる訳ではありません。一人一人合う勉強法は異なります。私はまとめノートを作りました。私には自作のノートを映像記憶する方が向いていると感じたからです。また、先生に聞き、友達に説明するのも頭に残りやすく復習いらずだと感じました。

二つ目は怠けるであろうという覚悟をしておくことです。自分が怠けることを予想し、準備をしておくべきだと思います自分専用英単語帳、世界史帳を作っておくのもいいでしょう。一年の頃からの模試の苦手問題をまとめてみてください。そうすれば3年で使うことができて多少は安心です。できることから始めてください。

三つ目は周りを見ることです。受験が近づくにつれて皆余裕がなくなってきます。そんな時は周りを見てみてください。応援してくれる先生、支えてくれる家族、一緒に頑張っている仲間がいると思うだけで少し余裕を持つことが出来ます。受験当日も思い出して落ち着いて解くことが出来ます。周りに沢山の人がいることを忘れなければきっと一回り強くなれると思います。

 

6  新潟県立大学 人間生活学部 健康栄養学科 独自日程

 私は中学の受験での失敗をふまえて高校は後悔のないように勉強をしました。1年生の時はとりあえずテストに向け勉強しましたが、勉強をする意味が分かったのは、自分の進路が明確になってからだと思います。これをきっかけに勉強の仕方や、勉強時間、勉強に対する気持ちが変わりました。3年になってからは受験生の自覚がわき、さらに頑張るようになりました。授業が終わってから最終下校の時間まで学校に残る、1日1回以上先生に質問しに行く、土日・祝日も学校に行く、朝30分間だけ早く起きて勉強をする、SNSで勉強のやり方を調べる。本当に後悔のないようたくさんのことをしました。

 

7 長野県立大学 グローバルマネジメント学部 前期

 私は部活が周りの人より2.3ヶ月ほど長くあり、夏休み中もみんなは受験勉強に取り組んでいたんだということを考えると焦ることがありました。最初はみんなに追いつくには毎日長時間勉強しなければいけないと思い、ただ長く机に向かっていたけど結局は頭にしっかり入っていませんでした。そこで、勉強する時は集中して、休むときは休むという風にメリハリをつけて勉強するようにすると効率よく勉強できるようになりました。長時間続けて勉強するのが得意な人もいるし、色々な勉強方法があるので自分にあった勉強方法を見つけることが一番重要だと思います。

 

8 石川県立看護大学 看護学部 前期

 私が志望校に合格するために頑張ったことは4つあります。

 1つ目は、勉強しやすい環境を作って勉強をすることです。私は家で集中して勉強することが苦手だったので、自習スペースなどを利用することで集中して勉強ができるようになりました。

 2つ目は、分からないことをすぐに聞ける友達や先生を見つけることです。私の場合は同じクラスの友達や塾の先生に分からない問題をよく聞きました。

自分の力では解決できない問題も沢山あると思うので、頼れる人を見つけることが大事だと思います。

 3つ目は、模試の結果で一喜一憂しないことです。私自身、点数の変動を気にしていたのですごくしんどい思いをしました。入試が近づいてくるにつれて模試の結果が気になりますが、得点よりも、何ができなかったのかが重要なので気にしないようにしましょう!また模試がどれだけ良くても本番でできなかったら意味が無いので模試の得点は参考にする程度にしましょう。

 受験は長いようで短いので時間を有効的に使うようにしましょう!しんどいこともあるとは思いますが、自分が志望校に通っている姿を想像して頑張ってください!

 

9. 名桜大学 国際学群 国際文化専攻 前期

 私が大学受験において特に大切にしたことは、大学の選択と受験勉強のモチベーション維持です。前者に関してはなかなか決断することができずに最後まで悩みました。そのため最初から志望校を一つに絞るのではなく目標を高く設定して長いスパンで受験と向き合うことが大切だと思います。次に後者に関してですが、私は身の回りの出来事を積極的に観察したり、周囲の人たちの頑張りを自分への刺激にすることでモチベーションを維持しました。ニュースや国会の審議、先生方の体験や雑学などすべての事から学ぶことで、自分の興味や関心を改めて探ることができ、大学選択や小論文の対策にもつながったと思います。なるべくネガティブ思考に陥ることや一喜一憂することを避け、淡々とこなしていくことで笑顔で受験を終えられると思います。

 受験は最後の最後まで何が起こるかわかりません。本番は力を入れすぎず、問題用紙を開く前に深呼吸をしてみてください。