1年生活動記録

1年生活動記録

【総探】MY QUESTION~「総合的な探究の時間」の取組

令和7年6月18日(水)7限目 1年生総合的な探究の時間「MY QUESTION」

1年生の1学期は「問いを立てる力をつける」ことを目標に活動をしています。

第1弾「哲学対話」、第2弾「課題と向き合う方の講話・座談会」そして

第3弾「MY QUESTION」です。

「MY QUESTION」とは「教育と探求社」のカードを利用した探究教材です。

ゲーム感覚で楽しみながら問いを作っていきました。

この活動を毎週水曜日6回ほど続けていきます。

生徒にインタビューするとどの生徒も

「考えたこともない新しい切り口の『問い』や『答え』が出てくると面白い。」

と口をそろえて言っていました。

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【総探】課題と向き合う方の講話~「総合的な探究の時間」の取組

令和7年6月11日(水)7限目1年生の総合的な探究の時間に「課題と向き合う方の講話・座談会」を行いました。

課題と向き合っている3名の方に、3会場分かれて講話そして座談会をしていただきました。

➀小松こども食堂代表 日野 史 さん

小松9ヶ所の子どもの食堂の代表をされている日野さん。こども食堂に来る人を来やすくするために、誰でもウェルカムな場所づくりに取り組んでいる。こども食堂だけでなく、お寺でラジオ体操、食品パントリー、能登での炊き出し、物資配送、姉とミュージシャン活動、万博での法話、カフェ活動など様々な活動を精力的に行っている。

食品の3分の1ルールにより、食べられる食品も業者は廃棄しないといけない事態が発生している。食品ロスを防ぐことや本当に物資を欲している人のために、20社以上と物資の契約をし、物資の提供を行っている。

日野さんの目標は子ども食堂をなくすこと。ボランティアにも限界がある。子ども食堂が無くなっても繋がっていけるような社会になってほしい。地域には頼っていい人がいる。また逆に手を差し伸べことができる人になってほしいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・平等と簡単に言う事はできるけど実現すことは難しい。それを実現しているので見習いたいなと思った。

・子ども食堂の大切さと日本の食品ロスの現状を知ることができました。私も子ども食堂の活動に参加して見たいと思いました。

・今の日本の現状を改めて実感し、この日本を変えていかないといけないなと感じた。

 

➁SHINTO代表 野々市明倫高校卒業生 竪帯 幸史朗 さん

竪帯さんは野々市明倫高校2018年の卒業生。高校生の時はみんなと一緒 “普通” の高校生。でも他の人とちょっと変わったことをしたいと思い、日々小さな挑戦をしていた。高校時代は英語部の部長、生徒会の委員長、チャンピオンカレー商品開発。大学時代は海外留学、海外旅行、起業に挑戦。まず目の前の興味があることを掴んでみる。クロワッサン×ワッフル=クロッフルのキッチンカーから始め、テイクアウト専門店「ごきげんようクロッフル」を開業。

失敗することもあるが、後悔はない。日々しんどいの連続。それでも挑戦する理由は“知らない世界を少なくしたい。たくさんの人に出会いたい。今しかできないことをしたい” 高校生の今だからできる行動の価値「失敗してもいい」という特権。一歩踏み出せば未来は絶対に変わる!と語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・何事にも挑戦するときはとりあえず目の前の興味のあることに取り組んでみたり、失敗してもいいから今だからこそできる挑戦をすることが大事だと学びました。

・失敗しても成功するための種になっているんだと思った。

・失敗を恐れずにたくさん挑戦したい。

 

➂野々市明倫高校教諭 坂下 政直 先生

1月1日の震災後4月から故郷輪島に戻り、輪島高校の教員として1年間生活をしていた坂下先生。断水生活、震災の影響、発災後の生徒数の変化、校舎の使用制限についてなど現地に行かないとわからない現状を赤裸々に語られた。 

坂下先生の当時の担当は生徒課。学校行事もすべて1から。生徒が自ら考え行動して今まで以上のものを作り上げていた。またあらゆる団体から支援の声もいただくが、ミスマッチもたくさんあった。

能登をボランティアにいく場所にしたくない。自然豊かな地域として、たくさんの人に観光に来てほしい。復興(元に戻す)ではなく、さらに魅力ある地域にしていきたいと語られた。

生徒の感想(抜粋)です。

・自分も故郷を大切に思う気持ちを大切にしようと思いました。

・これからは誰かのために動ける人になりたいと思った。

・能登を支援するために訪れるのではなく、観光目的で行ける日が来るようになればいいと考えた。またこれまでの能登を超えられるよう、応援したい。

 

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哲学対話 ~「総合的な探究の時間」の取組

令和7年5月28日(水)7限に西田幾多郎記念哲学館研究員 

高谷 掌子さんにお越しいただき、哲学対話の指導を

していただきました。

1年生1学期の総合的な探究の時間は「問いを立てる」

ことをテーマに活動を行います。その第1弾として問い

を深めることを体験するため「哲学対話」に挑戦します。

 

まずは哲学対話の4つのルールの確認です。

①一人ずつ話しましょう。

②話したいときに話しましょう。

③人を傷つけるかもしれない言葉は、表現を変えましょう。

➃ゆっくり、じっくり考えましょう。

 

まずデモンストレーションとして、

「大人になることは良いことか?」

というテーマで各クラスの代表が話し合いました。

「大人になると責任が増える」

「できるならなりたくない」

「子供だと責任が少ない」

「大人だと働いてお金が貰える」

「大人になれば、親のお金で生活するという罪悪感から解放される」

「大人の方が責任は大きいが、自由が得られる」

答えのない問いだからこそいろんな意見が出てきて問いが深まります。

後半は各班が考えたテーマで哲学対話を行いました。

例「普通とは何だろうか?」

 「兄弟はいた方がいいか?」

 「校則はなぜあるのか?」

進行役と板書役を中心に議論が活発に進み、

あっという間の一時間になりました。

 

以下生徒の感想(抜粋)です。

・一つの問いからいろんな疑問が湧いてくることがわかりました。今後は「哲学対話」を使って話し合いを進めていきたいと思いました。

・「哲学対話」を通して、当たり前と思っていることに問いを作ったりその問いをより深く考えられるようになりました。これからはたくさん疑問を作って、どうして?なぜ?と考えるようにしたいと思います。

・問いを作ると、さらに先に進むと分かった

・答えがない話をするのは無駄だと思っていたけど、今日で、答えがないからこそ話し合って、お互いがどのように何を思っているのかを知ることが大事だと思いました

・今回の活動で考え方が変わったこともあったのでこれからも疑問に思ったことは考えたいなと思った。

・正解のない問いは人によって答えも考えも違うのだなと知れた。十人十色ということわざがあるように全く同じな人間はいないんだなとわかった

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1年生 ファシリテーション研修~基本編~

令和7年4月11日(金)1年生対象のファシリテーション研修を行いました。

講師は株式会社シェヘラザードの坂本祐央子さんです。

ファシリテーションとは「集団による知的相互作用を促進する働き」のことです。

答えのない問いに対してはリーダーシップやマネジメントよりもファシリテーションが求められています。

まずはペアで「残念な話し合いとは?」というテーマで意見を出し合いました。

場のデザインとして➀目的②目標③やり方とスケジュール④メンバーとその役割⑤ルールと方針を決めて話し合いを行うことが重要だとわかりました。

話を深める言葉も教えてもらいました。

「~というと」「どんな感じ?」「もう少し詳しく教えて!」「例えば?」「具体的にどんな感じ?」「どんなイメージ?」この言葉を順番に使っていくと話し手が最初に浮かんでいたもの以上に、内側から言葉が引き出されました。

最後に実践として模擬会議を行いました。

今日学んだことを活用し、合意形成することができました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

・学んだ通りに話し合いを進めるとスムーズに行うことができて感動しました。

・ただ意見を出し合うだけでなく、目的を決めることや否定しないこと、話しやすい雰囲気を作ることが大切だと実感できました。

・中学生のときの話し合いは静かになったり意見がでなくなったりしたけど、今日の研修で「~というと」「どんな感じ?」「たとえば?」などを学ぶことができたので今後の話し合いでできるようにしていきたいです。

・今までの話し合いはリーダー格の子が進行して周りが同調しておわりだったけど、今日の進行の仕方を学んで何かしらの考えをいえるようになったし、周りも少しずつ意見を言うようになっていたので、すごく有意義な時間だったなと感じた。

社会人になってからも使える大切なスキルを知るよい機会となりました。今後の学校生活でも、積極的に活用してくれることを期待しています。

 

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1年生MGP(明倫グローカルプロジェクト)始動

2月6日(木)の総合的な探究の時間から1年生は、MGP(明倫グローカルプロジェクト)が始まりました。グローカルとは「global(世界的な)」と「local(地域的な)」を合わせた造語です。「Think Globally, Act Locally (地球規模で考え、地域で行動せよ)」をスローガンとし、探究活動を1年かけて行っていきます。例年は2年生の6月から始めていたものを今年度から1年生の2月から始めます。テーマは以下の8テーマになりました。

➀人文科学      ②社会科学     ③自然科学       ➃医療

➄国際        ⑥芸術       ➆ウェルネス      ⑧教育

クラスを解体し、探究したいテーマが近いメンバーでチームを作り、活動をしていきます。

  

 

 

 

 

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STEAM等の教科横断的な授業 11H編

2月6日(木)1限 総合的な探究の時間 11Hでは「地歴×地学」の教科横断型授業を行いました。

タイトルは「日本・世界の鉱石・資源と権力」です。 

 

みんなの知っている鉱石・資源は? 

金(金鉱石)、銀(銀鉱石)、鉄(鉄鉱石)・・・

では鉱物と鉱石は何が違うでしょうか? 

鉱物のことなら、地学や中学理科でやったような・・・

鉱石とは、鉱物の中でも➀特別な価値があり、②採算があう

もののことを言います。

例1. 金鉱石は1t 中に2g金が入っている。採算がとれる。

例2.海水は1t中に金が1mg入っている。水や不純物を取り除

く費用を考えると採算が取れないため、鉱石ではない。

 

重要なことは有用な元素や鉱物が,採掘して利益が得られる

ほどに濃集していることです。ではどうやって当時の人は採

掘したのでしょうか?採掘するに莫大な人や技術や時間がか

かります。それをクリアするためにはどうしても「お金」が

必要です。ではお金を持っている人はどんな人でしょうか?

ここで班活動です。班で二つのことを調べ、発表します。

➀鉱石・資源について調べる。(班ごとに一つの鉱石)

→特徴、どのようなところで採れるか、採掘の方法など

➁それらを採掘したのはどのような人々だったかを調べる。

→採掘の歴史、採掘によって何か「変化」はあったかなど

ファシリテーターを中心に役割を決め、分担をして、作業を

行いました。 最後に各班の調査結果を共有しました。

 佐渡金山と江戸幕府など、鉱石と権力の繋がりを見いだせた

班が出てきました。授業後も生徒は各鉱石について考察する

ほどの盛り上がりをみせました。

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STEAM等の教科横断的な授業 17H編

1月30日(木)7限 総合的な探究の時間 17Hでは「英語×情報」の教科横断型の授業を行いました。

タイトルは「Three-Dimensional Picture Story Show」です。

この授業は英語で自作の物語を考え、3Dで4コマ漫画を作り英語で発

表するという内容です。まず英語で簡単な自作の物語を班で考えます。

次にTinkercadというアプリを使いデジタル空間上に3Dのキャラクタ

ーなどを作ります。

最後に各班、英語で発表し、自作の物語を共有しました。

苦手意識のある英語や情報などの科目も3D4コマにすることで、楽

しく使いながら、学習することができました。

 

ある班の作品を紹介します。

➀英文で物語を考える。

②2次元のイラストとして4コマ漫画を書く。

③Tinkercadで3次元の4コマを作る。

 

実際は3次元なので、もちろん奥行もあり、回転もできます。

授業が終わっても作業を続けている班があるほどの盛り上がりを見せ

てくれました。

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STEAM等の教科横断的な授業 15H編

1月30日(木)7限 総合的な探究の時間 15Hでは「数学×地歴」の教科横断型授業を行いました。

タイトルは「TM15」です。TMはタイムマシーンの略です。 

日本はPISAの数学リテラシーが第5位になるほど、世界的に見ると

比較的数学が得意な国です。

ではなぜ日本は比較的数学が得意なのでしょうか?そのルーツを

探るためにタイムスリップしました。

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時は江戸 皆さんは関 孝和(せき たかかず)のことはご存じ

でしょうか?

江戸時代の数学(和算)は日本独自の数学で世界最高レベルでした。

その中で関孝和は筆算を使って円周率を小数第11位まで計算した天才

でした。

ここで数学の先生から問題です。実際に和算に挑戦してみましょう。

班で力を合わせて解くことができました。ここで新たな疑問が… 

ではなぜ江戸の数学は世界最高レベルだったのでしょうか?

もっと昔にタイムスリップしてみましょう。

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時は縄文、場所は三内丸山遺跡です。有名な掘立柱建物ですね。

縄文時代の人はこの掘立柱建物を作るために縄文尺というものを使っ

ていました。下の図は上から見た図です。

「縄文時代の人々はどうやって柱と柱の間の直角を割り出して

いたのでしょう?」素朴な疑問が浮かんできます。縄文尺を利用

して直角を割り出してみよう。班でいろいろ実験してみました。

直角の鍵はどうやら、三平方の定理のようです。

この時代から日本でも3:4:5の図形が直角などの事実が知られて

いたんですね。日本の数学のルーツをたどることができる1時間でした。

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STEAM等の教科横断的な授業 13H編

1月30日(木)7限 総合的な探究の時間 13Hでは「体育×英語」の教科横断型授業を行いました。

タイトルは「No English No Futsal」です。

タイトルからわかる通り、1時間英語だけでフットサルを行いま

した。日本語を話すとイエローカードです。

英語の先生はもちろん、体育の先生も頑張って英語で表現をしま

した。チーム名や得点の記入も英語です。

特別ゲストとしてALTの先生にも参加してもらいました。

英語のみという空間は、本当に海外に行ったかのような体験をす

ることができました。

 

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STEAM等の教科横断的な授業 14H編

1月30日(木)7限総合的な探究の時間 14Hでは「理科×数学」の教科横断型の授業を行いました。タイトルは「世にも奇妙な自然界に潜む数学」です。

理科って何の役に立つの? 

「快適に過ごすことができて、怖いと感じるものが少なくなる!」

身近な例で理科の良さを改めて実感しました。

例. 茶色の食べ物はおいしいの?⇒科学的な根拠がある

数学って何の役に立つの?身の回りの製品ほとんどすべてに理科

を通して関わっている。さらに、「思考スキルが身につく」

例. 評価する 多面的にみる 比較する 具体化する など 

 

今回は、世にも奇妙な自然界に潜む数学ということで理科と数学

が密接に絡みついている2つの例の紹介です。

まずは「フィボナッチ数列」

連続する2項を足すと次の項になっている数列です。

 

このフィボナッチ数は自然界で、よく現れます。

例.ひまわりの種の並び、芽の生え方など

不思議ですね。生物たちは計算してるわけではないのに… 

実は、生物たちの目的である、次世代に命をつなぐために、

フィボナッチ数は合理的なのです。賢いですね~。

長い前振りは終わり、ここからが本題です。

蜂の巣のように六角形が連なっている構造を「ハニカム構造」と

いいます。サッカーゴールや飛行機の翼、クッションなどに使わ

れています。

 

六角形の何が良いのでしょうか?

蜂の気持ちになって、数学的に考えてみました。

実際にいろいろな図形を合わせて考えてみます。

具体的に様々な計算をしている班もありました。

ホワイトボードに数学的な根拠を書き込み、クラスで発表

 

 どの班も数学的な根拠を持って六角形のすばらしさを語ることが

できました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

・自然のものに数学が関わっていたのがびっくりした。ひまわりの種はいままできれいだなとしか思わなかったけれど、そんな秘密があったなんて知らなかった。

・六角形の机で六角形について語ることができました!六角形の特徴を知れた

・班の人と話しながらなんで六角形が一番良いのかたくさんアイデアが出せて楽しかったです!自分たちが考えていた理由以外にもいろんな理由があって驚きました。数Aで習ったことも出てきて繋がりがあって面白かったです!

・この授業で、一つの科目で見るよりも色んな科目で見ると視野が広がるとわかった。

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STEAM等の教科横断的な授業 12H編

1月30日(木)7限 総合的な探究の時間 12Hでは「数学×国語」の教科横断型の授業を行いました。

タイトルは「寺子屋で〇〇」です。

寺子屋とは江戸時代に普及した、庶民の子どもに読み・

書き・そろばんを教えた教育機関で、当時の日本の成年

男子の識字率は世界トップクラス。「寺子屋で学ぼう!」

 

昔の言葉で書かれた文の読解を行いました。

 

読解すると実は数学の問題 

「昔の人も連立方程式を使ってたの?」

実は江戸時代は中国数学から独自の発展を遂げた和算

が学ばれていました。今回は和算の一つ鶴亀算に挑戦

国語の得意な人が読解をし、数学の得意な人が計算する

など班で連携をして、様々な問題を解決することができ

ました。

寺子屋で〇〇の〇〇とは何だったでしょうか?  

12Hの皆さんは楽しみながら、古典を学ぶ意義と数学の

ルーツに迫ることができました。

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STEAM等の教科横断的な授業 16H編 

1月27日(月)5限 総合的な探究の時間 16Hでは「国語×化学」の教科横断型の授業を行いました。

タイトルは「青色界隈」

 

まずは李白の漢詩 七言絶句の読み取りから!

その漢詩から読み取れる風景を班で描きました。

葛飾北斎も漢詩から風景を描いていたんですね。

その葛飾北斎の滝に纏わる作品の共通点を皆で探りました。

どうやら青にこだわって描きわけているそうです。

 

ここからは化学の話です。

葛飾北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏の青色に注目すると

2種類(インディゴとプルシアンブルー)の青を使い分けている

そうです。色が違うだけでなく、化合物としての性質が大きくこ

となります。

実際にプルシアンブルーを作ってみました。

ここで本日の問いです。フェルメール「首飾りの真珠の少女」

のターバンの青はどの青でしょうか?

化合物の性質を考えながら、班でファシリテーターを中心に話し

合いました。

さて何色だったでしょうか?結果は16Hの生徒のみぞ知る・・・

以下生徒の感想(抜粋)です。

・色を化学的に考えたりしたことなかったから面白かった。

・国語と化学って何にも繋がりが無いように思っていたけど普段自分が気づいていないだけで他にも沢山つながっていることがあるんだろうなと考えが変わりました。実験で黄色と黄色を混ぜているのに青になるのがすごく面白かったです。ターバンの色を話し合ったり発表を聞いていろんな視点での考えがあって、どこを一番重要視するかで意見が違って興味深かったです。

・言葉による伝わりやすい特徴とともに抽象的な表現が科学的根拠によって、より具体的になっており、お互いの特徴が出ていたと思う。

・国語と化学はなんも繋がりがないからどんな授業になるのかと思ってたけど、この2つの授業を組み合わせるからこそできた考え方があって面白かった。

 

このような授業を今週から来週にかけて1年生全クラスで行っていきます。お楽しみに!!! 

 

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ファシリテーション講座 

1月9日(木), 10日(金)に1年生各クラス2時間 株式会社シェヘラザードの 坂本 祐央子 さんにファシリテーション講座を行ってもらいました。

ファシリテーションとは「集団による知的総合作用を促す働き」のことで、正解のない問いを考える上で必要な能力は「リーダーシップ」や「マネジメント」よりも「ファシリテーション」であると言えるでしょう。そのファシリテーションを行う人のことを「ファシリテーター」といいます。ファシリテーターに求められていることは①中立な立場で②チームのプロセスを管理し③チームワークを引き出し④チームの成果が最大になるように支援することです。

今回重点的に学んだことは、話し合いを行う前に行う「場のデザイン」に関してです。

①目的 ②目標 ③やり方・スケジュール ④役割 ⑤ルール・方針 をしっかり決めることが重要だと知りました。

また、話し合いにおいて、深く聞き出す言葉も教えてもらいました。例 ~というと 

最後に実際に模擬会議を行いました。

どの班もファシリテーターを中心に活発な会議ができていました。

明倫生の隠れた能力に驚かせれる2日間になりました。

今後はこのファシリテーション研修を通年行事として4月に行っていきたいと思っています。

 

以下生徒の感想(抜粋)です。

・会議などでの話し合いを円滑に進められるテクニックがわかって良かった

・意見を考えることは簡単でも、それを人に伝えたりまとめることが難しいと感じた。全員が意見を出しやすいようにルールを設けるのが有効だと感じた。

・最初に色々聞いているときに、何か意見はありますか?という質問はだめだというのに驚きました。でもその理由も確かに納得で、それを理解したおかげで2対2で話すときにかなりスムーズに話すことができたし、その後の会議のときでも集中して色々と意見を出すことができました。この能力は社会に出てきたときなどにもかなり重要になってくると思うので、もっと勉強してみたいと思いました。

 

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野々市・石川ワンランクアップ計画 

12月5日(木)7限目の1年生の総合的な時間に、7月からずっと行ってきた「野々市・石川ワンランクアップ計画」の発表会を行いました。

 

「野々市・石川ワンランクアップ計画」とは野々市や石川を自分たちの力で、(大さい小さい問わず)ワンランクアップさせる または ワンランクアップするような提案を行うという探究活動です。最終発表会代表班はこちらです。


①16H 金沢班   ニーハオ中国 私たちの最強マップ

 

②14H 野々市班  学校の水はおいしくないの?~おいしい水を求めて~

 

③11H 野々市班  不登校特例校の設置について


④13H 金沢班   金沢市の交通の安全性について


⑤15H 金沢班  よりよい町づくりをするために「バス」


⑥16H 野々市班  どんとこい!秋の明倫の風


⑦12H 白山班   白峰地区の人口過疎化と外観保護

 


⑧17H 能登班   能登で生きる希望を!

 

 

最後に、石川県立看護大学看護学科の垣花渉教授にご講評いただきました。

1年生の発表は、どの班も生徒自身が楽しそうで、伝えたいという想いが伝わった。

探究の始まりは、まず身近なところを疑うところから。なぜ?なんだろうと。

疑問の答えを自分たちで探していく過程こそが探究である。

 

来週の火曜日7限目LHで最優秀賞などの発表を生徒に致します。

発表してくれた皆さんお疲れ様でした。とてもバラエティに富んだ発表で楽しませてもらいました。

今後もこの探究を続けて本当に野々市や石川をワンランクアップさせてください。

 

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野々市市概要説明会

7月4日(木)総合的な探究の時間に野々市市の職員の方から野々市の概要説明をしていただきました。野々市の特徴や特産、目指す将来の都市像などを知ることができました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

「野々市市の人口や公園の数、住みやすさなど野々市市の特徴や良さについて、そして今後の目標などについてを知ることができ、以前よりも地元愛が深まったような気がします。」

「野々市ファンとしてこれからも野々市市の発展に協力していきたいと思いました。」

「野々市市は野々市に住んでいる人に暮らしやすいようにできていて公園も多いため子育てしやすそうだなと思いました。」

 

今後1年生は野々市や石川をフィールドに探究活動を行っていきます。野々市や石川をより良くしたいと思える良い機会になりました。

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「ふるさと石川」を使った調べ学習

5月23日(木)、6月6日(木)に「ふるさと石川」という教材を用いた地域調べを行いました。一人ひとりが決めたテーマにそって、スライドを作りました。6月20日(木)は各クラスの優秀作品を発表し、同じクラスの生徒の作品を共有しました。一人ひとりの個性があるスライドを楽しみながら、たくさん石川の魅力や課題を知ることができました。

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田谷漆器店 田谷昂大さん講演会(地域の特色を活かしたふるさと推進事業)

6月10日(月)7限目、1年生を対象に田谷昂大さんに講演をしてもらいました。

田谷さんは200年以上の歴史を持つ輪島塗の専門店である田谷漆器店の社長であり、生徒たちに沢山の言葉を投げかけてくれました。「すぐに行動することの大切さ」「身近なものを武器にする発想力」「石川の関係人口を増やすことの意義」など、生徒が今日から石川県のために行動しよう、頑張ろうと思えるきっかけを与えてくれました。

以下生徒の感想(抜粋)です。

「田谷さんは輪島塗を広めるためや続けて行くためにクラウドファンディングなどをしていて感動しました。僕も能登の人たちのために何かをしたいです。」

「伝統工芸は様々な人の心を動かすのだと知りました。また、そんな力のある物を絶やしたくないし、もっと多くの人に知ってもらいたいとも思いました。」

「『身近にあるものが世界を驚かす武器になる』という言葉を聞いてこの言葉を胸に日常生活を暮らしたら新しい発見がありそうだなと思いました。」

 

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野々市市PR動画 野々市市公式YouTubeで放映中

 

 


本校1年生が総合的な探究の時間で作成した野々市市PR動画が野々市市の公式YouTube野々市市チャンネルで放映されています。

 


昨年11月に行われた最終発表会で、優秀な作品に選ばれた4作品のみではありますが、ぜひご覧頂ければと思います。

 


野々市市公式YouTube 野々市市チャンネルのリンク

https://www.youtube.com/user/nonoichicitych

 

 

 

また、3月5日、3月6日にぎわいの里ののいちカミーノで行われている「ののいちマナビィフェスタ2022」においても、1年生が作成した野々市市PR動画を上映しております。

ぜひ足を運んで頂き、ご覧頂ければと思います。

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【総合的な探究の時間】プレゼン動画撮影

 本来ならば、本日が発表会のはずでしたが、コロナウイルス感染症の影響で、中止となりました。

 その代わりとして、動画としてプレゼンを残し、後日全員で見合うという計画に変更となり、今日はchromebookを使って、プレゼン動画撮りをしました。緊張しつつも、ハキハキ喋り、動画を作成していきます。

 次週はこの動画を見て、評価し合う予定です。どんな動画になっているか、楽しみです。

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【総合的な探究の時間】1ランクアップ計画 発表準備②

今週も先週に引き続き、来週行われるクラス内発表に向けて準備を行いました。

どの班も、必死のスライド作り。が、スライドが完成した班はほぼ無し・・・。

発表練習、できておりませんが、来週までにどれだけ仕上げられるか、見ものでもあります(^^ゞ

1年生を底力を期待します。頑張れ!!

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