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日誌
ブラインド避難訓練
7月14日(木)、本校で避難訓練がおこなわれました。今回の避難訓練はブラインド方式で、生徒だけでなく教職員に対しても訓練の実施日時が事前に告知されない形で行われました。
火災報知器が鳴ったのは休み時間中で、各教室に教員がいなかったにもかかわらず、生徒は火災発生場所を知らせる放送をよく聞き、避難場所や避難経路を判断し行動することができました。全体の場で校長先生からは、「これまでの訓練では教室に先生がいて誘導してくれたと思う。今回はそうではない状況で考えて動くことができていた。実際に避難する状況になった際には、高校生は子どもや高齢者を守り、誘導する役割を期待される。今回の訓練を機に、今後も自分で考え判断する姿勢を身に付けてほしい」という話がありました。目標時間の8分以内に避難を完了することができなかったため、素早く行動することが秋に行われる次の避難訓練に向けての課題となりました。
2年生対象大学出張講義
7月7日(木)、3年ぶりに大学出張講義が開催されました。
金沢大学、石川県立大学、石川県立看護大学から合計7名の講師の先生方をお招きし、本校2年生を対象により専門性の高い講義が行われました。生徒たちは、各学部・学科・コースの特色を知ると共に、それぞれ最先端の研究分野に触れることで、今後の進路について深く考えるよい機会となりました。
各教室での雰囲気も良く、生徒たちは講師の先生方の講義に熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見られました。また、個性豊かな先生方との生き生きとした対面での授業の様子が、我々教員にも大変印象に残った良い1日となりました。最後に、この場をお借りして、暑い中講義に来校いただいた先生方に感謝を申し上げると共に、手配その他でお世話になった大学コンソーシアム石川様にも合わせて感謝申しあげます。
高校生のための文化講演会
7月5日(火)一ツ橋文芸教育振興会、北國新聞社主催で、「第57回高校生のための文化講演会」が1年生対象に行われました。講師の先生は、「星々の舟」で直木賞を受賞された作家村山由佳先生。今回の講演会スタイルは、コロナの影響もあり、事前に録画された講演を、1年生が各教室で鑑賞する形となりました。演目は「別れが教えてくれること」で村山先生の体験談から人生にとっての別れの意味、読書のすすめなどを分かりやすく、楽しく語っていただきました。財団からは「集英社文庫100冊セット」と村山先生のサイン本が寄贈され、図書館に展示されています。
絵本読み聞かせ講習会
7月1日(金)午後、学びの杜ののいちカレード職員の瓜生さんをお招きして、絵本読み聞かせ講習会を開催しました。図書委員22名、読み聞かせボランティア2名、教職員4名が参加しました。前半は講義で絵本の選び方やプログラムの作り方、絵本と紙芝居の読み方の違い、手遊びや紙芝居など、読み聞かせの技術を学びました。後半の実技では絵本や紙芝居を実際に読み聞かせたり、始まりと終わりによく使わせる手遊びを覚えました。生徒たちは真剣に聞いて学んでいました。この講習は「ののいち子ども読書の日」取り組みの一環で、夏休み期間には市内の園児を対象に絵本リーディング係の生徒が読み聞かせボランティアに挑戦します。
ビブリオトーク(読書会)
6月17日(金)放課後、ビブリオトークが図書館にて開催されました。本校では3回目の開催となります。3つのグループにわかれて、Aグループは図書委員14名と司書、Bグループは図書委員11名と読み聞かせボランティア2名、Cグループは図書委員14名と司書教諭(国語科)が参加、それぞれおすすめの本を紹介しました。参加した生徒の感想です。「1・2・3年生それぞれが異なったジャンルの本を紹介していて、ミステリー・ホラーなど、どれも興味深い作品ばかりでおもしろいと思った」「読み聞かせがすごくおもしろくて世界観にひきこまれた」読み聞かせボランティアの橋本さんは絵本の読み聞かせとコルシカの昔話「金の髪」をおはなしのろうそくを灯しながら語られ、中野さんはフランツ・カフカ「変身」を紹介されました。本の素晴らしさを知る良い機会になったのではないでしょうか。