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2024年10月の記事一覧
令和6年度 いしかわ高校科学グランプリ
10/19(土)に2年生6名(チーム名:明倫ファイターズ)で令和6年度 いしかわ高校科学グランプリに参加してきました。
いしかわ高校科学グランプリは、県内の科学好きの生徒が一堂に会し、競い合うことで科学好きの裾野を広げるとともに、その応用力や実践力を伸ばしながら科学教育のレベルアップを目指す大会として毎年開かれています。
今年は、15校52チームが参加し、優勝と「第14回科学の甲子園全国大会」の切符を目指して、競い合いました。
午前中は筆記競技として、物理・化学・生物・地学・数学・情報の6分野にわたる知識やその活用についての問題に、チーム一丸となって取り組みました。
午後は実技競技として、ものづくりの能力やチームでのコミュニケーション能力を用いて、与えられた課題の解決に取り組みました。
筆記競技の問題は、なかなか難易度の高いように見える問題でしたが、
生徒たちは、
「数学は難しかったけど4問中2問は確実にできた!」
「問題文を読んで考えれば解けた!」
「情報は簡単だったので、全問余裕でした。」
というふうに手ごたえを感じていたようです。
実技競技では、知識だけではできないような課題について、チームとしてまとまって取り組んでいました。
明倫ファイターズは、チームワークが素晴らしかったので、他のチームと比べてもとても良い結果が出たように思えます。
筆記競技・実技競技ともに、チーム全員が活躍し、手ごたえを感じていたので、11月の結果発表が楽しみです!
今年度は1チームのみの参加でしたが、
来年度はぜひたくさんのチームに参加してほしいと思える大会でした。
第5回SB Student Ambassador 北陸大会
10/19(土)に2年生7名で 第5回SB Student Ambassador 北陸大会に参加してきました。
2006年に米国で誕生したサステナブル・ブランド(SB)は、未来に選ばれるブランドであるために挑戦を続けるブランド・イノベーターが集う世界有数のグローバル・コミュニティです。簡単な言葉で言うと「社会課題×ビジネス」の視点を持った集団です。今回の大会はSBの日本版かつ高校生版の北陸大会です。
午前中は自衛隊の方の基調講演、株式会社エムアンドケイさん、YKK APさんのパネルディスカッションでした。
午後はテーマ別(食×地域活性 or 住まいと環境)に分かれ、午前の基調講演をもとに他校の生徒と班を組んで、
グループディスカッションと発表を行いました。
初めてのメンバーで考える初めてテーマでしたが、すぐに協力し合い、どの班も良い発表ができました。
各テーマで明倫生が所属する班が最後の全体発表に選ばれるなど、それぞれが大活躍していました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・学校や住んでいる県などが違う初対面の人だとしても、積極的に話しかけ仲良くなることができた。またディスカッションの際は普段使うSNS情報や地域のイベントに参加したことで得たちょっとした知識のおかげで、たくさん案を出すことができ、時間が限られているなかでも役割分担をして納得のいくプレゼンができで良かった。
・環境に関する問題や窓が地球温暖化を止める効果が期待されていることなど今自分が知ることがなかったことを学ぶことができたのと、色んな人たちとディスカッションをして楽しみながらもコミュ力を高められる有意義な時間だった。
・他県の高校の人と一緒に一つのテーマについて考えることができたので、色んな観点から意見が出ててとても学びになった。少しだけ人とのコミュニケーションがうまくなった。自分とは違う県に住んでる人と話すことができてとても楽しかった。
今後は選抜メンバー4人で全国大会に向けて論文を作成していきます。
若者向けライフプランセミナー 2年生
10月16日(水)4限に2年生を対象にライフプランセミナーを開催しました。
講師に「よしもと住みます芸人 ぶんぶんボウル」さんが来校され、人生観について話をしてくださいました。
生徒からは人との出会い1つで人生が変わることや、日々の小さな選択がいずれ大きく進路に関わることを学べたという意見がありました。
生徒、職員ともに今後の人生に活かしていきたいと思います。関係各位の皆様、ぶんぶんボウルさん、お忙しい中本当にありがとうございました。
自転車盗難防止キャンペーン
10月16日(水)朝、白山警察署や野々市市防犯協会の方々が来校し、自転車盗難防止のためのキャンペーンが行われました。白山署のゆるキャラ「はくさんくん」(ニホンカモシカ)も、アーチ下で登校する生徒を迎えてくれました。
自転車の施錠はもちろん、 安全確認・ながら運転禁止・ヘルメット着用等、気をつけていきましょう。
能登地区探究フィールドワーク in 輪島
10月15日(火)本校 創立記念日に生徒22名、教員8名、計30名で輪島市に行ってきました。
経緯は1年生のとある一言から始まりました。
「わたしたちを輪島に行かせてください。」
現在1年生は総合的な探究の時間に、「野々市・石川ワンランクアップ計画」という活動を行っています。
今年は野々市市だけでなく、他の地域にも目を向けてその地域を少しでも良くするための方策を探究しています。
その中で能登地区を探究の場として活動している班の生徒から、学校や市役所が開いている平日に能登地区にいけないかという声が上がりました。その生徒の声を実現すべく、探究・DX推進室として「能登地区探究フィールドワーク」という形で企画を実現させました。
8:00に本校を出発しました。バスの中からでも地震や豪雨の被害の甚大さを感じました。
11:00~ 輪島市街を散策しました。
少しずつ復興は進んでいる様子でしたが、まだまだ元の街に戻るためには時間がかかりそうです。
生徒の感想(抜粋)
・輪島に行って、被災地の現状や被災者の体験などを聞いて、テレビで見たり聞いたことよりも悲惨な状況だなと思った。能登の状況をもっと伝えていかなければいけないと実感した。
・今回初めて能登に行って地震や土砂崩れの被害の跡を見てこんなに酷いことになっていたのかと驚いたし、悲しい気持ちになった。輪島の人たちは暖かく歓迎してくれてとても嬉しかった。
・輪島市を見て地震の残酷さを知りました。建物が傾いていたり倒れていて復興するのはまだまだ先だなと思いました。私は輪島のためにボランティア活動に尽力したいなと思いました。
・地震と洪水の復興が十分に進んでいない現実を目の当たりにした。しかし、住民の方の話を聞くと、地元を愛し大切にする気持ちや、復興させ前に進んでいきたいという意志が強く感じられた。私自身被災前の輪島に訪れたことはなかったが、同じ石川県にこんなに素敵な町があるのだと肌で感じられて、フィールドワークに参加してよかったし、とても貴重な経験ができたと思う。
12:00~輪島高校に訪れ、5、6限目の授業に参加させてもらいました。
5限目は2年生の総合的な探究の時間の活動を見させていただきました。
能登復活に向けた様々な取り組みを各班が行っていました。生徒たちは大きな気づきや学びを得ていました。
6限目は1年生の地理総合の時間に参加させていただきました。
輪島高校の野々市明倫高校で互いにインタビューをしたり、交流することができました。
「伝災」という熱い使命を感じました。自分たちも、ここで聞いたことを広めていかないといけないと感じました。
思っていた以上に生徒同士仲が良くなり、名残惜しい別れになりました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
・輪島の高校生と交流して話を聞いたときも、すごくつらい思いをしていいるはずなのにニコニコして話してくれたのも悲しくなったし本当に同い年か疑うくらい大人な人たちだなと思った。輪島の人たちにとって当たり前の日常が幸せと思えるように、改めて私達に何ができるかを真剣に考えていく必要があると思った。
・輪島高校のみなさんは辛くて、大変な思いをしたのにも関わらず私たちにとっても優しく接してくれて、さらに今の状況をSNSで発信しようとするなど行動を起こしていました。私たちに少しでもできることがあったら、本当に実践していきたいです。そしてまた、輪島高校に訪問したいと思いました。
・実際に体験した能登の現状や温かさを、総合的な探究の時間を活かして多くの人に発信する。能登への寄付金に協力する。
以下企画責任者の感想です。
この企画を運営するにあたり、多くの方々に協力をいただきました。本当に感謝しております。
輪島市の方々に迷惑がかかるのではないかという想いもありました。しかし、どの方も「来てくれてありがとう」
と声をかけてくれます。輪島市の人達と交流をして気がつきました。輪島市の一番の価値は「人」だということです。
この輪島の人達のあたたかさ、おもてなし、元気、復興へ向けた想い、すべてが財産です。以前輪島に住んでいた様々な出来事がフラッシュバックしてきました。この人こそが世界に向けて発信できる大きな魅力であると感じました。
この街は生きている。どこの街よりも生き生きと。
改めて、輪島高校の皆さんを初め、沢山の能登の方々に感謝申しあげます。ありがとうございました。