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DX出前授業(理系)

本校は今年度、国の事業である DXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)に採択されました。

(DX=デジタルトランスフォーメーションの略)

 

そこで、明倫高校、DX企画第一弾として「DX出前授業」を行いました。

7月2日(火)は3年生理系が対象です。(7月5日(金)は3年生文系)

 

金沢学院大学に新設された情報工学部より4名の先生方に来校していただき、出前授業を行っていただきました。

  

まず、6限目は 金沢学院大学 石川 温 教授に『DXがもたらす社会変革とその可能性』という題で講義をしていただきました。

 

・Chat GPT などの生成AIは規制の話がよくニュースで取り上げられるが、まず使用し、どんどん活用すべき

・根拠のない情報に惑わされないためにも、データサイエンス力は必要

・データサイエンスは データを集めることが大変、またそのビックデータを処理するためにプログラミングが必須。

理系の皆さんには人工知能のユーザーと設計者の真ん中を目指してほしいというメッセージもいただきました。

 

以下生徒の感想(抜粋)

「できないと諦めていることも、DXによりできるようになるかもしれないと感じた。DXには無限大の可能性があると知った。」

「石川先生も生成AIを上手く活用していたので、自分も良い使い方ができるようになるため積極的に使っていこうと思う。」

「先生の話が面白かったのでメモを忘れていました。」など生徒は集中して講義にのめりこんでいました。

 

続いて7限目は、理系3各クラスに分かれ、金沢学院大学 吉田一誠准教授、小形優人講師、張江洋次朗助教による「ドローン実習」です。

机を合わせて島を作り、そのグループごとに1台のドローンとパソコンと手順書が支給されました。

今回は Tello というトイドローンをプログラミングで操作します。免許は必要ありません。

まずは仕組みをレクチャーしていただきました。

プログラムをパソコンでします。難しい部分も皆で協力して、知恵を出し合いました。

少しでもプログラムミスをすると飛びません。慎重に入力!

そしてついに!!!

 

飛んだ!

飛ばすだけでなく、上下の移動やフリップという技もうまく盛り込むことができました。

以下生徒の感想(抜粋)

「機械のプログラムを書いてみたいと思っていたけど今回改めてプログラムを書くのが面白いと思った。」

「入力したとおりに動いてくれたときはとても嬉しかった。他のドローンが赤外線以外のどのような機能で姿勢を安定させたりしているのか興味を持った。」

「自分が思い描いたようにドローンを飛ばせず悔しかった。」という班もありましたが、次に向けて頑張るための良いきっかけになりました。