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石川県立看護大学訪問~看護×DX~

令和7年3月26日(水)に生徒15名で石川県立看護大学を訪問しました。

協同研究講座ウェルビーイング看護学 松本 勝 教授に

石川県立看護大学のDXに関する取り組みについて講義をしていただきました。

現代の看護の世界では一人ひとりが多様な幸せを目指すwell-beingが求められている。

世界的にも今後はSDGsからSWGs(サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ)へ移行が予想されている。

社会の要請に応じて、看護の世界ではデジタル技術の研究が進んできている。

特に超音波診断装置(エコー)による可視化の実現により、訪問看護の現場でも看護師が勘や経験に頼らず、適切に処置ができる仕組みが出てきている ということを知りました。

 

講義の後はDX機器の体験をさせていただきました。

コミュニケーションロボットとのふれあい    体圧分布の可視化

  

 

VRゴーグル体験                MRゴーグル体験

  

 

エコーによる体内の可視化体験         無拘束バイタルサインの計測

  

 看護のイメージが180度変わるような体験ばかりでした。

 

最後に本校卒業生5名に来てもらい交流会を行いました。

卒業生からは普段聞くことができない看護学生の生の声を聞くことができました。

卒業生の立派な姿に、現役生は憧れの眼差しでたくさんの質問を投げかけていました。

 

以下生徒の感想(抜粋)です。

 ・SWGsを意識した授業やVRなど最新技術を使った授業をしていることを知ることが出来ました。VRを使うことで多くの人が効率的になることが知れたので、次は実際にVRを使った授業を受けてみたいと思いました。ドラマで何度も観ていたエコーを実際に体験できてとても楽しかったです。

・看護学にもデジタル化が進んでいることを知ることが出来ました。特に印象に残っているのはVRで教科書などを見ることができたり、疑似体験などができることに驚きを感じました。AIを活用したものが普通になってきているということにも興味を持ちました。

・患者さんに寄り添うこと以外にも、超音波を使って看護師が患者さんと向き合うとこは凄い医療の進化だと実感した。自分の進路はまだ決まってないけどこの機会も参考にして考えてかいきたいです。

・現代はデジタル化が進んでいて、今ある仕事は無くなるかもしれないけど、看護は無くならないと聞いて、看護師はいい仕事だなと思いました。DXを体験したときも、VRやロボットなどを使った授業ができるのはすごいなと思いました。最後に、明倫の卒業生と交流して、いい話やためになる話などが聞けて、よかったです。

 

とても学びの多い良い1日になりました。