なにざんかな?(1年算数)

1年生の2時間目は1組も2組も算数をしていました。

文字を書けるようになったとはいえ、授業でノートを上手に書くのには時間がまだまだかかります。どちらのクラスもノートの形と同じようなプリントを用意して学習を進めていました。ノートの書き方指導にもつながりますね。

 

2組では、たし算もひき算もならった子どもたちが、問題場面から何算の場面かを考える授業をしていました。大人には簡単そうな場面でも、1年生には難しい内容です。おにぎりを食べた場面でも残りを聞かれたらひき算だし、はじめに何個あったのかを聞かれたらたし算になります。文字から場面を想像し、具体的な数の動きを頭の中に浮かべないといけません。そこで、1年生の先生は、文字だけでなく絵カードを提示したり、ブロックでその場面を再現したりする操作を取り入れて指導していました。

 

自分の考えを堂々と友達の前で発表する1年生。

ブロックを動かしながら「3こおにぎりを冷蔵庫から出すと」と説明もしていました。操作と説明を同時にすることは簡単なようでなかなか難しいのです。

2時間目の授業は残り10分。難しい勉強を30分もしているのですから、集中力も切れてくる頃ですが、友達の説明を聞くときに、背中をぴんとさせてしっかり聞いているすごい1年生も見つけました。先生が、「〇〇さんの姿勢、すてき」と褒めると、何人もの子供たちの背中がピンと伸びていました。

 

 

となりのクラスでも、ブロックを操作しながらひき算の式になる場面であることを確かめていました。ここでは、大型テレビを使って、場面絵を見せることで内容を理解させていました。

 

先生のお話を聞くときの姿勢の美しさに、1年生の成長を感じた場面でした。