5日、小松能美聴覚障害者福祉協会、能美市聴覚障害者と共に歩む会の加藤さんをお招きして、3~6年生で人権集会を行いました。
最初にスマイル委員会より、いじめ標語の発表とスマイル委員会の取組の説明がありました。
その後、加藤さんより手話とスライドを使って「耳がきこえない」ことについてお話をしていただきました。
子どもたちには、手話通訳者の方が加藤さんの手話を読み取って声の言葉で伝える形で行いました。
2名の方が交代で行ってくださいました。
聴覚に障害がある方と初めて接する児童もいて、最初は、いつもと違い声を出さずに反応していました。
加藤さんへは、手話通訳者の方が手話で伝えてくださっていることがわかり、徐々に声を出したり、大きくうなずいたりするようになりました。
加藤さんは、小中と聾学校で学んでいましたが、高校から耳が聞こえる人と一緒に学校生活を送ったそうです。
日常生活で聞こえないと大変困ることがありますが、目覚ましなどは、振動するものを使ったり、お客さんが来たときは、ランプの点滅で気付くそうです。
お湯が沸いたことや雨が降っていることは、音で判断できないので、目で見て確認するそうです。
そのため、すぐに分からないことがあるということでした。
また、手話でのあいさつを教えていただきました。
口話だけでは、正確に伝えられないので、手話や筆記、身振り、指文字などを使いながらコミュニケーションをとっているそうです。
口話やジェスチャーで伝えることの難しさをゲームをしながら、体感しました。
「たまご・たばこ」どちらの言葉をいったかを当てるゲームでは、半分の人が間違っていました。
簡単な動物の伝言ゲームを行ってみましたが、どのチームも正解できませんでした。
最後は、拍手の手話でお見送りをしました。
「聞こえない」というこについて全部を知ることは出来ませんが、生活の様子や手話について教えていただき、また今回の集会のやり方から、たくさんのことを学び感じることができたと思います。
加藤さん、手話通訳の方、本当にありがとうございました。
今年も残り1か月となりました。
1年生は、育てたあさがおのつるを利用して、リースを作りました。
クリスマス用の素敵なリースになりました。
色画用紙を使って作成したかわいい図工の作品です。
3年生以上は、書き初めの練習に入り、どこに気をつけて書いたらよいか、島﨑先生より教えていただきました。
今日は、4年生が本番用の紙に書いていました。
一文字一文字の練習、それから紙に対する字の大きさ、漢字とひらがなの字の大きさのバランスなど1枚書き終えるまでにたくさんのことに気をつけなければなりません。
1枚の紙と真剣に向かい、取り組んでいました。
先週から始まった大縄練習、毎日赤団、黄団交代で取り組んでいます。
練習の仕方も工夫が見られるようになりました。
入るのが苦手な子は、別に練習したり、回す縄の速さをかえたりしています。
「はい、はい。」とかけ声をかけながら跳びます。
少しずつ回数が増えてきました。
今日は、町の人権擁護委員の方々が1,2年生に人権についてのお話と読み聞かせをしてくださいました。
1年生には、村田さんと穴田さんがきてくださいました。
最初に村田さんが「ともだち」というお話を読んでくださいました。
ともだちってどんなの?と思って、真剣に聞いていました。
その後、穴田さんより、遊んでいたりふざけたりしていて、けんかになることがあるというお話や
一人一人、得意なことや苦手なことがあるけど、足の速い人は、えらいのかな?と質問されて考えていました。
お友達に優しくするには、相手のことをよく見て、相手のことをよくわかることが大切。
相手のことをわかるとふわふわ言葉をかけることができると教えてもらいました。
2年生は、畑中さんにお話していただきました。
人権週間のときだけ優しくするのではなく、いつも「自然に優しくする」ことができてほしい、
できないことをすべて助けてあげるのではなく、いつ、何を助けてあげればよいか、相手のことをよーく見て、わかろうとすることが大事だということです。
人権擁護委員の仕事や人権週間のことなど、難しい内容のところもありましたが、2年生なりに受け止めようと一生懸命に聞いている姿がとてもよかったです。
その後、「すきなこと にがてなこと」の絵本を読んでいただきました。
1年生も2年生も人権について一生懸命考えた時間となりました。
図書室に、人権コーナーがありました。
この機会に読んで、心を耕してください。
3年生以上は、5日に人権集会を行います。