日誌

石川県学童話し方大会

今日は、かほく市出身で世界的な哲学者である西田幾多郎博士の忌日「寸心忌」の献花式がありました。そして寸心忌には西田幾多郎博士頌徳記念として「石川県学童話し方大会」が西田幾多郎記念哲学館で行われています。今年で70回を迎える大会に本校の3年代表児童も「はじまりは『しずかなよる』」と題して参加し、見事優秀賞を受賞しました。

講評をいただいた竪畑先生からは、「キーボードの演奏に始まりキーボードの演奏で終わるという構成が今までにないもので素晴らしかったです。話の内容そのものもとても素敵で、とても落ち着いた態度、ゆっくり一言一言がよく伝わる話し方がとてもよかったです。ぜひこの相手に伝わる話し方を自分の学校のお友達にも広めていってくださいね」とほめていただきました。また、心に響く話し方とは、①内容が豊かであること(借りものではない自分自身を語っていること)、②態度が優れていること ③話し方・話す技術があること(かおをみて、きちんと、くちを開けて、けんきょに、こえの大きさ・強さ・高さを考えて…「話し方のかきくけこ」)の3つだそうです。人に伝えるには、やはり心を込めて、相手をどれだけ意識して話すかが大切なのですね。逆にそんな話し方なら必ず相手に聞いてもらえるということかもしれません。とても勉強になりました。