学校の概要
平成16年3月1日、七塚・高松・宇ノ気の3町が合ぺいして誕生した「かほく市」は、石川県のほぼ中央に位置し、東は宝達山、西は日本海、南は内灘砂丘、北には白砂青松の海岸が続く。本校は、その西北部、日本海と能登有料道路を挟んで面した場所に位置している。

石川県かほく市木津ホ61番地1
東経 136°42′14″421
北緯  36°44′41″067
海抜 15.06m

恐らく、県下で日本海に最も近い学校の一つである七塚小学校区は、東遙かに宝達山を望み、南は内灘砂丘へと続く。山もなければ、川もなく、水田一筆もない河北台砂丘地に広がる校区は、昔は漁業や畑作農業を主としたが、昭和30年頃から繊維工業が急速に発達し、近隣地域と共に一大機業地帯を形成していた。

長年、水を求めて艱難辛苦の畑作農業など砂丘とたたかい、また漁民として船底一枚下が日本海、絶えず生命の危険に曝されてきた漁業、この砂丘地に生き抜いてきた住民の生活力は旺盛で、たくましい浜っ子根性・明瞭闊達・質実剛健・堅い団結心・進取敢為の気性・厚い信仰心などはこの風土によって育まれたものであろう。

近年、本校の児童数は250人前後で推移している。児童の保護者・家族は、昔からの住民が圧倒的に多い。従って、教育によせる校区民の関心・期待はきわめて強い。母校を愛し、母校の教育振興に寄与せんと、小学校には珍しく平成24年度まで同窓会を組織していた。また、よりよい親を願うPTAの活動と協力ぶりからもわかるように、その暖かい善意と協力・信頼はきわめて大きい。

平成28年度よりかほく市コミュニティスクール事業開始
平成30年度環境美化教育優良校等表彰において文部科学大臣賞受賞