日誌

6年道徳「それじゃ、ダメじゃん」

「あなたの長所はなんですか?」

という質問に、なかなか発表しない子どもたち・・・

何人かは自分の長所を答えることができましたが

「なんか自分の長所を言うのって恥ずかしい・・・」とのつぶやきも聞こえました。

「では、あなたの短所はなんですか?」

と質問を変えると、たくさん手があがり、自分の身体的特徴のことや性格のこと、日頃怒られていることなど・・・たくさんの意見が出ました。

 

その後落語家の春風亭昇太さんの「それじゃ、ダメじゃん」という話を読んで、昇太さんが短所を長所に変え、成功したということを紹介しました。そこで、改めて黒板を見てみると・・・?

「あれ?本が好きっていう長所と本が好きすぎるっていう短所がある・・・ということは、短所は長所に変わるかも?!」ということになり、みんなで短所を見直しました。

 

「ネガティブ」➝「慎重に考えて行動できる」  「ドジ」➝「思い切りがよい」

「本が好きすぎる」➝「集中力がある」  「うるさい」➝「元気」  「こわがり」➝「慎重」など・・・

 

言い換えれば、たくさんの黒板はみんなの長所にあふれていたことに気づきました。

これから、クラスのみんなで短所を長所に変え、自分の長所がたくさん言えるようなクラスになってほしいなぁと

感じました。

 児童のふり返り

 *自分の前向きというよさから、他の人も前向きにできるような人になりたいと思いました。

 *自分のマイペースというよさで、さらによく考えて自分の考えをもつということをしていきたいです。

 *私はこのお話を読んで、自分の短所だと思っていたことも長所に変えられることが分かったので、

  これから短所を長所に変えられるように短所を生かしてみたいと思いました。

 *みんなの意見を最後までしっかり聞いてあげられることと、自分の優しさを、

  これからもっと増やしていきたいです。

 *ぼくは、自分の長所がないところが短所だと思っていたけど、

  昇太さんのように短所を生かしてこれからたくさんのことにチャレンジしたいです。