道徳の授業「本当の親切って?」(4年)
今日の道徳の時間では、「本当の親切」について考えました。
4年2組でアンケートをとってみると、
クラスの友達から、こまったときに助けてもらったり、優しくしてもらったと回答した子が
90%だったのに対して、
自分で親切にしたことがありますか?という質問に対しては、「ない」と回答した子が少し増えました。
「え?なんで?」
「親切にするって勇気がいることだよね。」
「いつも助けてくれる人が決まっているのかもね・・・」という意見が出てきました。
じゃあ、本当の親切ってどんなことを言うのかな?
「心と心のあくしゅ」というお話の、おばあさんが歩く練習をするために、重い荷物を持って歩いたり、坂道を上がったりしているのを知っているぼく。
でも、今日のおばあさんはなんだかいつもより苦しそう・・・
どうしたらいいかな・・・・という場面で、自分だったらどうするか考えました。
・おばあさんのことが心配だけど、練習していることを知っているから、迷う・・・。
・何かあったときに心配だから、わたしだったらついていくかな。
・「今日も練習ですか?」と何気なく声をかけてみるかも。
・おばあさんが頑張っていることはやめさせたくないから、ぼくは帰るかな・・・。
だれかのために と 相手の思い を考えると、よりうれしい親切になるということに気付いていました。
授業後のふり返りでは、
相手のことを思いやる前に、どんな気持ちかなと考えて助けてあげたい。
わたしは何にこまっているのかな?と相手のことを第一に考えて声をかけたいです。
学校で困っている友達がいたら、どうしたの?と言いたい。
自分のこともそうだけど、相手のことを思いやって行動していきたい。
はずかしくて声をかけることができないことが多いけれど、今日みんなの考えを聞いてぼくも友達に声かけをしていきたいと思った。
あったかい本当の親切について、みんなで深めることができました。