日誌

研究発表会を開きました。

10月23日(金曜日)の午後から、
「いしかわ道徳教育推進事業」の一環として
本校が「道徳教育推進校」として研究指定を受けた
研究実践を見ていただく、公開研究発表会が開催されました。

この研究会は、
「人と地域を生かした道徳教育講座」として、
教育関係者に対して「道徳教育の方向性」を具体的に示す場でもあります。

〈ペアでの話し合い学習の様子 2年1組〉

当日はPTAの役員の方々にもお力添えをいただき、
また、各クラスにゲストティチャーをお招きして
担任と子ども達が真剣に道徳の勉強に取り組む姿を
沢山の来校者に見ていただくことができました。

参加した方々から寄せられた《アンケートの声》を交えながら
教室の様子をご紹介します(以下、《 》内はアンケートの抜粋)


まず、《子どもたちの挨拶がとてもさわやかで
うれしい気持ちになりました》というお声をいただきました。

1年1組 吉田学級です。
《子どもたちが素直に話し、価値に迫っていく授業》


1年2組 江川学級
《1年生からノートに思いを書いたり、表情カードで表したりできることに驚きました。》


2年1組 尾田学級
《子ども達が真剣に考える姿、ワークシートに考え考え記入する姿、流暢ではないながらも自分の言葉で語る姿に、胸打たれるものがありました。》


2年2組 室井学級
《見守り隊などゲストティーチャーを迎えての授業、子どもと教師だけでなく様々な視点を与えることができていた。》


3年1組 岡田学級
《 ITを使った視覚に訴えた授業がとても効果的だと思いました。触発を受けました。》


4年1組 兵田学級
《子どもたちが真剣に考えている姿、自分の思いを伝えたい・聞いて欲しいという気持ちがすごく感じられました。》


4年2組 片山学級、ゲストは英語のメル先生です。
《日本人が気づかない日本のよさをメルさんが語っているときに生徒が話を聞いている様子を見て、多様な考えを知るとてもいい機会だと思いました。考える道徳ができている瞬間を見せてもらった気がします。》


5年1組 九笹学級です。
《特に保護者の方が参加した話し合い活動が、すごく良い雰囲気でされていたのが印象的でした。》


5年2組 小川学級です。
《授業の中では、うなずきながら聴く、相手を見るなど、共感的に友達と学ぼうとする姿勢が感じられ、研究の重点である“思いやり”や“あきらめない心”に向かって学び合っている成果が出ているように思われました。》


6年1組 上野学級、黒板右側のゲストティチャーは
上野先生の弟さん、宮大工をなさっています。
《弟さんがゲストティチャーということで、先生方も子どもたちも、とてもアットホームな雰囲気になっていました。聞いていてとてもホッコリとした空気になりました。》


6年2組 諸江学級
《一人一人が先生の話をしっかり聞き、考えを持ち書いている姿、相手を思いやって聞く姿がとても良かったです。これまでの積み重ねのすばらしさが出ていたと思います。》


中学校の先生からは、
《6年生の授業を参観しましたが、児童の様子がとても落ち着いているなあと感じました。発言も積極的でよく手が挙がっていました。(中略)小学校で育ってきたことを大切にしながら、中学校でさらに伸ばしていければよいと思います。さらに小中学校の連携を進めていきたいと感じました。》という感想をいただきました。

6年2組の子どもたち


本校の足りない点についてのご教示もいただきました。
真摯に受け止め、さらなる糧にしてゆきたいと思います。

最後にあともう お一人のお声を紹介して、研究発表会のページを終わりたいと思います。
《たくさんの道徳の授業を見せていただき ありがとうございました。どのクラスも 子どもたちの発言をあたたかく受け止め、日頃の学級経営や道徳の時間の雰囲気作り、積み重ねを感じることができました。
また、道徳ノートを作ることで、ためていくことができ、効果的だと思いました。自分の考えや思いを表現する場がありよかったと思いました。
どのクラスも資料の提示、板書が分かりやすく とても勉強になりました。ありがとうございました。》

文末ではありますが、改めて
関係各位の皆様方からのお力添えに感謝申し上げます。
有難うございました。