4年生 総合「ブラインドサッカー体験」
4年生は総合的な学習の時間に1年間を通して「共に生きる」をテーマにに学習しています。1学期は「障がいってなあに」をサブテーマとして掲げ、自分たちで課題を決めて調べ、パラスポーツについても体験することとしています。今日はかほく市社会福祉協議会を通してご紹介いただいた「ブラインドサッカー」の講師の方をお二人お招きして、ブラインドサッカー体験をさせていただきました。
目の不自由な方がこのスポーツをするのですが、全員が同じ条件になるように、プレーヤーはキーパー以外全員アイマスクを着用し、ボールに入った鈴の音、パスを渡す人の「ホイ」という掛け声、監督コーチの指示する声、この3つを手掛かりにゲームをするのだそうです。選手の方々はこの3つでボールの位置を把握し、パスもシュートもじよぅずにできるのですが、子供たちはなかなかそうはいきません。ボールの位置も方向もけることすら難しく、まずはボールを探し、ボールの上に足を置いて押すようにするといいのだそうですが、転がそうとしてもひっくり返ってしまうこともありました。今日の体験から、世の中にはいろいろな人がいること、目の見えることが決して普通ではないということ、また、目が見えない人にできることもたくさんある、見える見えないということにとらわれず、やれることはたくさんあるのだとということに気付けたのではないかと思います。講師のお二人、そしてかほく市社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。