Welcome to 押水第一小学校!

6年生を送る会

2月20日、今年度最後の児童会行事「6年生を送る会」がありました。これまでお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えようという1年生から5年生の一生懸命な思いと、その様子を見つめる6年生の優し気な表情がとても印象的でした。

4年生は、「6年生に挑戦」と題して、「ボトルフリップ」「なわとび」「勉強なぞ解き」の3本勝負を挑みました。それぞれの種目で指名された6年生は、少し照れながらも嬉しそうにステージに上がり、4年生からの挑戦を楽しんでいました。4年生の堂々とした司会進行とチャレンジャー精神は、来年度いよいよ高学年に進級するんだという意気込みにあふれているようでした。

  

1年生は、「タイムスリップ?!6年生おめでとう」と題して、6年生が小学校に入学した時の様子を劇にしたり、その時流行っていたDA PUMPの「U.S.A.」を踊ったりしました。6年生は、1年生が一生懸命演じる姿を見ながら、その頃の自分を思い出していたのではないでしょうか。また1年生は、6年生が生まれた頃に流行っていた曲であるきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」も踊りました。「U.S.A.」も「つけまつける」もとても1年生らしく上手に踊って会場があたたかい雰囲気になりました。

  

2年生は、桃から生まれた「桃太郎」を、宝達志水町特産のいちじくから生まれた「だい一たろう」にした楽しい劇を披露しました。途中、6年担任の茶木先生がだい一たろうのお供に交じって登場した時は大いに盛り上がりました。無事に鬼退治をした後、2年生が全員で「鬼のパンツ」を踊ったところ、ステージ下で見ていた6年生はじめ他の学年も踊りはじめ、会場が一体となりました。

  

3年生は、「ジョージがやらかした」と題した劇とクイズを披露しました。「サザエさん一家」のとなりに「おさるのジョージ」が引っ越してきて、波平の高価な盆栽を壊してしまうトラブルが起きてしまうけれど、みんなで協力して楽しく解決していくお話で、3年生自身がストーリーを考えたそうです。3年生一人一人がサザエさん一家やジョージの特徴をよくとらえて、とても上手に役になり切って演じていました。

  

 5年生は「6年生を送る会」全体の企画・運営を務めました。これまで6年生のサポートはしてきたけれど、中心となって初めて運営していく児童会行事。きっと緊張もしていたと思いますが、楽しく、頼もしく、お互いによく協力して「6年生を送る会」を運営してくれました。会場全体を把握・確認しながら司会進行をする姿、明確に伝わるような発声で開閉会のあいさつをする姿、チームワーク抜群で学年出し物の劇「押水トトロ」を披露した姿、どの姿も5年生の大きな成長を感じさせるものでした。次年度、新「押水小学校」の最高学年として立派なリーダーになってくれるものと期待しています。

  

そして6年生。6年生は9人ともお互いにとても仲がよく、学級はいつもあたたかい雰囲気に包まれています。そんな9人が「Memories」と題して、自分たちの6年間をふり返りながらコント交じりの楽しい劇を構成しました。思い返せば、今年度閉校を迎える押水第一小学校の最後の6年生として、時にやさしく、時に力強く下級生を引っ張ってくれた6年生。下級生も、出し物を演じる6年生の顔をじっと見つめながら、それぞれに6年生との思い出を思い返しながら、その姿を目に焼き付けているようでした。

  

どの学年も、これまでお世話になった6年生への感謝の気持ちにあふれており、またその思いをしっかりと6年生は受け止めていて、とても素晴らしい「6年生を送る会」になりました。