日誌

梅田喜代美先生による読み聞かせ  中学年の部

2月10日(水)

 3,4年生を対象に,絵本「なおちゃん」の朗読をしていただきました。

今日は,北國新聞社の安田総局長も来校して下さり,その様子を見ていただきました。

「最初は,あまり集中していなかった子どもも,梅田先生のお話の世界に引き込まれ,この先どうなるのだろうかと思いながら聞いていた。」と安田さんはおっしゃっていました。

「なおちゃん」というご家族にとっても,学校にとっても,地域にとっても,大切に守り育ててきたかけがえのない命が一瞬の交通事故によって奪われてしまいました。そのお話をとおして,子どもたちは,自分の命はもちろんのこと,周りの大切な人たちのことも大切にしなければいけないと感じてくれた思っています。

 

昨日の1,2年生に引き続き,子どもたちが梅田先生のお話に真剣に耳を傾ける姿をみて,なおちゃんの存在が,今,現在を生きている私たちに大切なことを教えて頂いていることに気づかされました。これは,とても大切な御縁だと感じました。

「なおちゃん」の読み聞かせは,12日(金)には,5,6年生を対象に引き続き行う予定です。

 

 

参考記事  北國新聞 2020/10/23(金) 1:33配信から

命の大切さ児童に読み聞かせ 宝達志水町交通安全協会 絵本を寄贈                               

 宝達志水町交通安全協会は22日、まな娘を交通事故で亡くした中能登町小田中の長谷節子さん(71)が7年前に出版した絵本「なおちゃん」22冊を町に寄贈した。町は全6小中と4保育所、図書館に配布。同町宝達小では「なおちゃん」の読み聞かせが行われ、親や友人の悲しみを記した絵本から、児童が命を大切にすることの尊さを学んだ。
 絵本「なおちゃん」(北國新聞社刊)は長女尚子さん=当時(8)=を交通事故で亡くした長谷さんが2013年に出版した。今年8月に協会関係者の目に止まり、配布が決まった。22日は町役場で橘隆春協会長が、寳達典久町長と細江孝教育長に本を手渡した。


 町の読み聞かせボランティアグループ「おひさまクラブ」は同日、宝達小で読み聞かせ教室を開き、4~6年39人を前に代表の梅田喜代美さん(72)が絵本を読んだ。6年の越野陽向さんは「生きている今の時間と、一つしかない命を大切にしたい」と話した。