校長日誌
11月を振り返り
目まぐるしく天気が変化する11月に入りましたが、創立60周年記念式典や輪島高校定時制との交流会などの学校行事では大きな崩れはなく、穏やかな雰囲気の中で行うことができました。実りある活動となった11月を振り返ります。
今月の1枚
11月15日(土)輪島高校定時制との交流会
被災地を輪島高校生徒の案内で巡検
聖城高校から輪島高校までは京都と同じくらい距離が離れているため、初めて来たという生徒も多くいます。地震からもうすぐ2年が経とうとしているのに、まだまだ復興が進まない市街地を見て、ひとりひとりがいろいろなことを感じているようでした。遠く離れた加賀市からですが、これからもみんなで「能登のこれから」をしっかりと考えていこうと思います。大変な状況だったと思いますが、いろいろな面でご協力いただいた輪島高校定時制の生徒、職員の皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
10月を振り返り
11月1日(土)に行われた創立60周年記念式典の準備のため、振り返るのがおそくなり、11月になってしまいました。いろいろな行事・大会が行われた10月を振り返ります。
今月の1枚
10月11日(土)
生徒生活体験発表会(金沢泉丘高校)
10月はこの発表会以外にも、北信越大会や聖城祭など盛りだくさんの内容が続きました。昨年、年間行事予定を計画しているときは、「10月は一体どうなってしまうのだろう?」と大変不安に感じたことを思い出しますが、実際に動き出してみると、生徒も職員もみんなで一緒になって、当たり前だったように目の前の課題を次から次へと解決してくれました。これまでの多くの体験から得られた経験値は、想像以上のものであったようです。
9月を振り返り
先週から前期の期末考査が始まりました。
みんなが集中して問題に取り組んでいるため、校内はとても静かだけど緊張した雰囲気になっています。
あっという間に終わった8月以上に、あっという間に終わってしまった9月を振り返ります。
今月の1枚
9月3日(水)防災訓練
今月は薬物乱用の防止など、「自分の命を守る」ことについて、多くのことを学びました。
自然災害だけでなく、身の回りには多くの危険が隠れています。何が危険で何が安全なのか、すばやく正しい判断ができるように、これからも訓練を重ねていきます。
来月からは聖城祭、60周年記念式典と大きな行事が続いていきます。安全には十分注意をしていきますが、みんなで正しい判断ができるように、互いに声をかけあっていきましょう。
8月を振り返り
暑かった夏休みも終わり、また授業が始まろうとしています。
錦城山プロジェクトの「観光・くらし」グループは休み中も分担して輪島への道のりを進めてきました。
いろいろな発見があった8月を振り返ります。
今月の1枚
門前黒島付近の隆起した海岸
5月に小松駅をスタートしてから8月29日の13回目の歩行で輪島に到着しました。実際に現地を歩いていると内灘、志賀、富来、門前と北上するに従い、どんどん被害の爪痕も大きくなるのがわかります。この夏、みんなで見てきたことを絶対に忘れることなく、11月実施予定の輪島高校定時制との交流会に活かしていこうと思います。大変暑い中、生徒と一緒に歩いていただいた教育振興会のみなさま、歩行サポーターのみなさまには深く感謝いたします。
7月を振り返り
いつ雨が降ったのか思い出すこともできず、運動場の雑草も枯れていくような猛暑が続いています。人けが少なくなった校舎の中も熱気がこもり、体力だけが奪われていくような気がします。
とにかく暑かった7月を振り返ります。
今月の1枚
7月10日(木)進路セミナー
昨年は企業見学を行いましたが、今年は多くの講師をお迎えしての進路セミナーとなりました。5日(土)は金沢中央高校での企業ガイダンスが実施されましたが、本校では恒例の2週連続して将来を考える時間となりました。いろいろな企業、大学からの説明を受け、より一層興味関心が高まったようです。実際に自分の目で見て、話を聞いて、多くの経験を積むことで、自分の進むべき道が見えてくると思います。何が最適解なのかは、自分で確かめるしかありません。みなさんがこれからもずっと自分の進路について調べ、相談し、考え続けることを期待しています。
6月を振り返り
梅雨に入ったと思いきや、とても6月とは思えない気温が続いています。学校の中は20時を過ぎても熱気がこもり、機械室のエアコンがフル稼働している状態です。今のところ生徒たちは元気ですが、体調管理の難しい時期になってしまいました。一気に暑くなった6月を振り返ります。
6月の1枚
6月2日(月)
熊坂川沿いをボランティア清掃
今月は定通総体も開催され、バドミントン競技に4名が出場しました。昨年は2名出場だったので、2名増えたことになります。聖城高校は全校生徒数も少ないので、「2名増えた」だけでも大きく変化しているように感じますが、単に「2名増えた」というよりも「2倍に増えた」という方が強く感じられます。昨年の生徒数は20名、今年は30名なので、これも「10名増えた」というよりも、全校生徒数が「1.5倍になった」ということでしょうか。大きな学校では、生徒数が急に「1.5倍になる」ようなことはありませんが、定時制の小規模校では実際に起こりうることです。これからも人数が増えたことが、単なる「足し算」ではなく、「掛け算」になるような工夫を考えていこうと思います。
5月を振り返り
1日の気温差が大きく、4月からの疲れもあり、5月の前半は体調管理が難しい状態でしたが、少しずつ落ち着きを取り戻しているように感じます。加賀聖城高校は二学期制のため、前期と後期にそれぞれ中間考査と期末考査が行われます。まずは、前期の中間考査が5月末に始まりました。1年次生にとっては初めての考査ということで、不安に感じることも多かったと思います。
今月の1枚
5月1日(木)
錦城山フィールドワーク
考査期間の様子を見ていると、一生懸命にワークシートを確認している生徒、かなり早い時間に登校して、教室で自習している生徒、グループで相談している生徒などが多くいました。ほとんどの生徒が真剣なまなざしで考査に取り組んでいたと思います。夜の時間での試験は、かなりしんどいものかもしれませんが、みんな自分のこれまでの成果をしっかりと残すことができるように努力を続けています。次は9月です。
4月を振り返り
入試の日程がかなり遅く、3月を振り返ることなく4月を迎えることになってしまいました。新しく13名の新入生が加わり、しばらくぶりに賑やかさが戻ってきたような気がします。
いろいろと手探り続きだった4月を振り返ります。
4月の1枚
4月9日(水)新入生歓迎「夜桜ハイク」
何かよくわからない写真になっていますが、毎年行っている聖城高校の伝統行事です。今年は熊坂川の桜が一番良い状態の時に、みんなで見ることができました。ずっと変わらずやっているもの、今年から、今年だけやるもの、夜の学校だからできること、夜の学校なのにやっていること・・・いろいろな行事が続いていきます。今年は創立60周年の記念式典も11月1日(土)に行います。どんな1年になるのか期待と不安が入り混じった4月でしたが、生徒のみんなの方がとても落ち着いてスタートできたのではないかと思っています。また長い1年になりますが、あわてず急いで正確に進めていきますので、今年度もよろしくお願いいたします。
2月を振り返り
もう今年は降らないんじゃないかと思っていたら、やはり予想を裏切り大変な降雪が続いた2月になってしまいました。
雪かきに追われ、あっという間に終わってしまった2月を振り返ります。
2月10日(月)送別行事
2月14日(金)聴講生閉講式
2月20日(木)錦城山講話
日数の関係もあり、毎年あっという間に2月が過ぎていくような気がします。
今年度全体を振り返り、また来年度へとつながっていく重要な月ではありますが、行事、仕事、試験などいろいろなことが重なり、落ち着かない気分で過ごす日も多くありました。
年度末は不安なことも多いですが、またこれを乗り越えると必ず春がやってくると思って、1日1日を大切にしていこうと思います。
来週はとうとう卒業式です。
1月を振り返り
ぜんぜん雪を見ないまま1月が終わろうとしています。
加賀市は県内でも雪が少ないことが多いですが、今年はまだ一度もスコップを使っていません。
これから寒波がやってくるようなので、油断せず準備をしておこうと思います。
お正月からあっという間に過ぎていった1月を振り返ります。
1月7日(火)救急救命法講習会
1月23日(木)
総合的な探究の時間最終発表
音楽グループ
ものづくりグループ
食文化グループ
観光・くらしグループ
総合的な探究の時間最終発表では、生徒全員が前に立ち、しっかりとした口調でこれまでの成果と課題について発表することができました。全体での発表は誰もが苦手に感じるところですが、話す態度、聞く態度、質問する態度すべて素晴らしいものがありました。木曜日の限られた時間での活動ですが、定時制は4年間探究活動を継続することができます。ずっと続けてきたからこそ「わかること」、ずっと考えてきたからこそみんなに「伝えたいこと」、みんなの思いが今回の発表にたくさん表現されていました。来年度から新しい活動が始まります。またしっかりとテーマを考えていきましょう。ごくろうさまでした。