日誌
北村由美教諭(商業科・1学年主任)優秀教員として表彰!!
【シンガポール研修】27日の活動
27日は石川県シンガポール事務所、IO&YT、Japan Creative Center、CC Innovationに訪問し、日本だけでなく石川県とシンガポールの繋がりや、シンガポールについて学びました。
石川県シンガポール事務所とIO&YTでは石川県の工芸品や、食品などをシンガポールでどのようにPRしているかについてのお話でした。
Japan Creative Center ではシンガポールについての基礎知識や、教育体制等様々なことを学びました。
CC Innovationでは、事業内容の説明(シンガポールに進出したい企業のためのコンサルティング)や、シンガポールで働いていて感じるメリットなどを教えて頂きました。
たくさん歩きましたが、海外で働く日本の方々と直接お会いしてお話できたり、石川県とシンガポールの繋がりを感じたりすることが出来ました!
シンガポール高島屋の石川県の商品が置かれたブース見学
キティちゃんやマーライオンと九谷焼のコラボ商品
現地で大人気だというチャンピオンカレー
Japan Creative Centerにてシンガポールについて説明の様子
CCイノベーションにて現地での取り組みの説明の様子
CCイノベーションの方たちと
【シンガポール研修】テマセク到着&ウェルカムパーティー
テマセクポリテクニックに到着しました。
26日はまず、キャンパスツアー!テマセクポリテクニックは日本でいう高等専門学校なのですが、設備・広さ・人の多さどれもが桁違いで、まるで大学のようでした。キャンパス内にはいくつもの食堂スペース、チェーン店(マクドナルドやサブウェイなど)がありました。
学部見学もさせて頂き、心理学の授業を英語で受けました。とても難しい内容でしたが、生徒たちは英語で自分の意見を何とか言おうとトライしていました!
27日にはウェルカムディナーを開催してもらいました!一緒にご飯を食べ、簡単なゲームをしました。ゲームではテマセク生達と英語と日本語を交えながら楽しくお話出来ました!
テマセク到着 キャンパスツアーでの説明の様子
ウェルカムパーティーでのゲーム、集合写真
ウェルカムパーティーでのお弁当
避難訓練を実施しました
10月26日(木)14:40(6限目の終わり頃)より避難訓練を実施しました。今回の訓練では、大地震の発生を想定し、まず頭部を保護するため机の下に隠れる行動を取りました。その後、地震の影響で理科室から火災が発生したことも想定しグラウンドへ避難しましたが、生徒たちは戸惑うことなく訓練に臨んでいました。
訓練に立ち会っていただいた金沢市中央消防署の方からは講評をいただくとともに、「実際に災害や火災が発生した際には、自分だけ避難するのではなく、周りの方を助ける役割を担ってほしい」ととの呼びかけもありました。
学校長からは「渋滞学」を用いて、効率的な避難の仕方などについての話もありました。
最後に初期消火訓練を代表生徒が行い、充実した訓練となりました。
シンガポールに無事到着しました!
10/25水曜日10:30に日本を発ち、16:00過ぎにチャンギ空港に無事到着しました。体調不良者もおらず、みな元気です。
シンガポールはとても蒸し暑く、日本との気候の違いに生徒たちは驚いていました。
到着してからは夜ご飯に鍋を食べました。日本で食べる鍋と味は変わらず、美味しくいただきました!
その後は、クルーズ船に乗り美しくライトアップされた景色を楽しみました。
26日はテマセクポリテクニックに向かう予定です。
【シンガポール研修】
夕食(鍋)
クルーズ船から見た美しくライトアップされた景色
テレビLIVE中継【10/20 18:25頃~18:35頃】
金商デパート前日の様子がテレビ放送される予定です。
HAB北陸朝日放送の夕方ワイド番組「ふむふむ」において、本校から
LIVE中継が行われる予定です。
デパート長や運営委員から金商デパートの紹介、推しポイントの発表等が行われます。
ぜひ、ご覧ください。
津幡南中学校2年生来校
10月13日(金)に津幡町立津幡南中学校の2年生(15名)のみなさんが校外学習の一環で来校されました。
学校側から金商高校の特色などについて説明させていただいた後、生徒のみなさんには校舎見学を行ってもらうとともに、「ビジネス基礎」「簿記」「電子商取引」「総合実践」の商業科目を中心に授業を参観してもらいました。
津幡南中出身の本校生徒たちが後輩たちに手を振ったり、休み時間に会いに来てくれたりという場面もありました。
本日はご来校いただき、誠にありがとうございました。
【バドミントン部】中部日本大会出場 壮行式
バドミントンR5壮行式.pdf ← 拡大画像
中学校PTAご来校
10月4日(水)に金沢市立長田中学校保護者等21名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。
校舎見学を行った後、学校側から金商高校の特色などについて説明させていただきました。
当日は2学期中間考査の3日目。校舎見学の時間帯も試験中ということもあり、普通教室とは反対側にある廊下から生徒の様子を見ていただいたり、見学途中の教員からの説明も小さな声で行うなど、これまでの校舎見学とは少し違う形で行うことになりました。
本日はご来校いただき、誠にありがとうございました。
「デュアルシステム」報告会
1.R5_「デュアルシステム」報告会.pdf ← 拡大表示
中学校PTAご来校
9月7日(木)に白山市立光野中学校保護者等22名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。
学校側から金商高校の特色などについて説明させていただき、その後校舎見学を行いました。
保護者の皆様からは、「商業高校は普通高校と違い、社会ととても近い感じがする」「資格取得に向けてとても良い学びがあるのだとわかった」「実務的な指導もあり、高校在学中にここまで学んでいるとは知らなかった」等のご感想をいただきました。
ご来校いただき、誠にありがとうございました。
2学期がスタート
9月になってもまだまだ暑い日が続きます。今日から2学期がスタートしました。始業式のあと、通常授業が始まりました。今日はウォーミングアップの授業もあれば、さっそく勉強の始まっている授業もありました。体育館では、いま熱いバスケットボールのゲームをする男子生徒もいました。生徒のみなさんは長い夏休みをどんなふうに過ごしたのでしょうか。いよいよ、今日から2学期。実り多い2学期となるよう、勉強に、学校行事に、部活動に精一杯取り組みましょう!!
令和5年度「同窓会による就職模擬面接」
8月28日(月)・29日(火)の2日間、3年生就職希望者の進路実現に向けて、本校同窓生24名の方を招き、「同窓会による就職模擬面接」を行いました。就職希望者112名の生徒が参加し、地元企業の第一線で活躍される方との面接指導を通じて、礼法や志望理由等のご指導をいただき、9月16日(土)以降に控える「就職選考試験」に向けて有意義な時間を過ごすことができました。
面接官を務めていただいた同窓生の方からは、「第一印象は入室した瞬間の姿勢や挨拶で分かる」ということや、「明るく、元気で、素直な人を企業は求めています」などの助言があり、生徒たちは各々、メモを取るなど、進路実現に向けて真剣な眼差しで面接官の方の話に耳を傾けていました。
中学校の先生方対象 学校説明会開催
8/28と8/29の2日間にわたり、中学校の先生向けの学校説明会を行いました。延べ26名の先生に来校いただき、本校の教育課程や授業内容、高校卒業後の進路について具体的に説明しました。また、施設見学もしていただきました。商業高校での学びとその後の進路について知っていただくことで、中学生への進路指導の一助にしていただければ幸いです。参加された先生方、お忙しい中本当にありがとうございました。
生徒・保護者のみなさんへ(文部科学大臣からのメッセージ)
「志望理由書の書き方と面接の極意」講座
美容業界に学ぶ
令和5年8月4日(金)14:00~15:00
エステティックジュビランALIVE. 小川 真里 様
Bianca 亀岡 まなみ 様
ターコイズ 道場 みき 様
一年生の探究活動の一環として、今回は3名の講師を招き美容業界について学びました。小川様は、富山の商業高校を卒業し3年間事務職の仕事をしていましたが、その頃、肌荒れがひどく様々なメーカの化粧品を試してみたものの、肌の悩みが解消されることはありませんでした。そのような中でジュビラン化粧品に出会い、この悩みが解消されるとともに人を綺麗にしたいという思いも沸き、20年間エステ業界で活躍されています。また、商業高校で「簿記」を学んだお陰で、税理士さんと 対等に話せるようになったので、当時、資格取得は必要かと悩んだこともあったようですが、今のお仕事に活かされているようです。何が役に立つか、今はわからないかもしれませんが、無駄なことはないような気がしました。
今回、メイク、美容師、ネイル、美容そのものに興味ある生徒が10人集まり、最後の質問タイムでは、「100円ショップとメーカの化粧品の金額について」「洗顔について」「朝の洗顔は水のみでよいのか」など、積極的に質問をしていました。
亀岡様は、工業高校を卒業し、仕事をしながら通信教育で美容師の免許取得。憧れから入るパターンが多いですがメイクアップも一緒で、反復練習の繰り返し、粘り強く、美容に対して情熱を持っている人は頑張ってほしいと熱弁していました。道場様は、昔からエステの仕事が夢でしたが、栄養士の学校に行った後、エステ業界で働き始めましたが、オーバーワークで体を壊してしまい、今のお店に転職してからは、管理栄養士として、体の内側からお客様を綺麗にしています。
最後に小川様は、活躍し続ける人を見て、高校生のうちに身に付けるべきことを話してくれました。①掃除・・・しっかりできる人は、お客様を迎える心構えもできていておもてなしの心で考えられる人。 ②時間を守る・・・時間を守らない人は周りに迷惑をかけて、他人の時間を奪ってしまう。③挨拶・・・コミュニケーションの基本。笑顔で挨拶することで好印象を与え、「また来たい。」と思ってもらえます。
今回参加した生徒は、一人ひとりの質問に丁寧に答えてくれて勉強になった。今後の進路の参考にしたいと話していました。
令和5年度「21世紀石川少年の翼」
中国江蘇省青少年訪問団 学校訪問・交流
7月27日(木)に中国江蘇省から青少年訪問団11名が本校を訪れ、金商生徒と学校交流を行いました。
最初に訪問団をチアリーディング部の演技でお迎えしました。次の歓迎式では、3年生中国語選択生徒が中国語で司会を務め、山崎校長が中国語と英語で挨拶をしました。
その後、訪問団の高校生は茶道部員、書道部員とともに茶道と書道を体験しました。お昼はESS部員及び3年生中国語選択生徒と一緒にお弁当を食べました。英語や中国語でおしゃべりをし、学校生活や趣味についてお互いに質問をしあうなど大いに盛り上がっていました。
倒れていた女性を救護
小立野共和会町内会長様より
~本校1年生が倒れていた女性を救護~
7月27日(木)、本校を訪れた小立野共和会 町内会長の松本様から感謝のお言葉を頂戴しました。
バス待ちをしていた本校1年生女子生徒が、駐車場付近で倒れた年配女性に気づき、声掛けをした。声掛けをしてくれたおかげで熱中症を回避でき、命に別状無くすんだ。猛暑の中、そのまま倒れていたら、命に関わる事故となっていたかもしれない。女子生徒の勇気ある行動に大変感謝している、とのことでした。
女子生徒の勇気ある行動と冷静な対応。私たち教職員も見習わなければなりませんね。
今後もいろいろな場面で、人のため、地域のための金商、そして金商生でありたいと思います。
インターンシップがはじまりました
日時:令和5年7月24日~26日(3日間)
対象:2年生(希望者)
本日(7/24)より3日間のインターンシップがはじまりました。2年生の希望者143名が県内の各企業にてお世話になっています。中学校までの職場体験と異なり、本校のインターンシップは「商業の学びを実社会でどのように活かすか」、「自分に必要なスキルはなにか」など学びの機会と位置付けています。実習内容は各社それぞれですが、企業理解や体験活動などさまざまな工夫をしていただいています。
企業様にはお忙しい中、本校生徒のインターンシップに関してご協力くださり、ありがとうございます。本日より3日間どうぞよろしくお願いいたします。
高文連 文化教室
拡大画像・写真はこちらから → 文化教室.pdf
新企画 体育祭
中学校PTAご来校
7/ 3PM 北星中学校
7/10PM 長町中学校
7/11PM 北鳴中学校
7/14AM 港中学校、医王山中学校
7月3日(月)に白山市立北星中学校保護者等12名、10日(月)に金沢市立長町中学校保護者等33名、11日(火)に金沢市立北鳴中学校保護者等30名、そして14日(金)に金沢市立港中学校保護者等20名、金沢市立医王山中学校保護者等4名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。
校舎見学の後、学校側から金商高校の特色などについて説明させていただきました。
保護者の皆様からは、「観光について学ぶことができることを知らなかったのでとても興味深かった」「生徒たちはみんな素直で明るく、学校を楽しんでいる印象を受けた」「将来につながる体験・実践を大事にしていることや資格取得にも力を入れていることが知れてよかった」等のご感想をいただきました。
多くの皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。
金沢大学大学院教職実践研究科ご来校
7月13日(木)に金沢大学大学院教職実践研究科の院生16名と教員5名の皆様が「地域教育実践」の授業の一環でご来校されました。
校舎見学の後、2限目の授業を参観していただきました。「マーケティング」「財務会計」「簿記総合演習」等、商業科目の授業に関心が集まっていたようです。
授業参観後、金商高校の概要について説明し、質疑応答の時間を持ちました。院生の皆様からは、たくさんの質問をいただき、学校側としましても充実した時間を過ごすことができました。また、新たな視点からのご意見も頂戴することができました。
ご来校いただき、誠にありがとうございました。
1年生分野別ガイダンス
7月11日(火)6、7限、本校では「1年生分野別ガイダンス」が行われました。地元の学校を中心に大学5校、短大2校、専門学校13校、大学校1校の先生方や入試広報担当の方に24分野に分かれて各業界の現状や就職状況などについて説明をして頂きました。生徒は希望する2校の会場を回り、熱心に講師の先生方の説明に耳を傾け、先生方の質問にも元気よく答えていました。
この時期は2年次からのコース選択ならびに科目選択について考えていく大切な時期になります。就職を主に考えている生徒は「ビジネスコース」、上級学校(大学・短大等)を主に考えている生徒は「カレッジコース」、観光関係の就職、進学を考えている生徒は「観光コース」に進むことになります。そのコース選択の時期となり、今回のガイダンスの他、科目選択説明会も実施し、生徒のそれぞれの進路に関わる重要な選択をサポートしています。
今後も金沢商業校では、あらゆる機会を利用して生徒の進路実現に取り組んでいきます。
体育祭に向けての団集会
体育祭に向けての団集会
今年はじめての試みである「体育祭」がいよいよ近づいてきました。縦割りの7つの団に分かれて、団集会を行いました。団長が、全員の前で所信表明をし、当日に向けて一致団結が図られたのでしょうか・・・?そろそろ団ごとのTシャツも出来上がってくる頃です。これから楽しみです(^^)/
全国大会・中部日本大会・野球部石川県大会 壮行式
7月6日(木)期末考査・学年集会終了後に、7 月、8月行われる全国大会・中部日本大会・野球部石川県大会の壮行式を行いました。まず、全校生徒で校歌を歌った後、山崎しのぶ校長先生より激励のことば、西方美結生徒会長が激励の挨拶、男子バスケットボール部、野球部1年生が中心となって全校生徒とともに激励応援を行い、思いを届けました。その後、各部の代表からは決意表明が力強く行われました。皆さんの健闘をお祈りいたします。
★インターハイ出場
女子バレーボール部(団体)、ソフトテニス部(個人)、少林寺拳法部(個人)
★全国商業部大会出場
珠算・電卓部(団体,個人)、ワープロ部(団体,個人)、簿記研究部(個人)、情報処理部(個人)
★JAPAN CUP出場
チアリーディング部
★中部日本大会出場
卓球部(個人)
★石川県大会出場(目指せ甲子園)
野球部
薬物乱用防止教室
7月6日(木)1年生を対象とした薬物乱用防止教室を行いました。 講師は、本校の学校薬剤師を務めていただいている堀田順子氏です。 違法薬物を使用した際の人体への有害な影響や薬物への依存症の恐ろしさについて知る ことができた講話でした。 薬物の使用を誘われた時の断り方も学びました。また、悩みを相談できる人を3人作っ ておくことが重要だと知りました。 1年生は保健の授業で「薬物乱用と健康」を学びますが、その事前講話としてとてもよ い教室になりました。
【薬物乱用防止教室の様子】
中学校PTAご来校
6/26PM 内灘中学校
6/27AM 西南部中学校、6/27PM 兼六中学校
6/29PM 緑中学校
6月26日(月)に内灘町立内灘中学校保護者等29名、27日(火)に金沢市立西南部中学校保護者等23名、金沢市立兼六中学校保護者等38名、そして29日(木)に金沢市立緑中学校保護者等23名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。
校舎見学の後、学校側から金商高校の特色などについて説明させていただきました。
多くの皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。
自転車乗車マナー一斉指導
実施日 令和5年6月22日(木)
場 所 正門前など学校周辺4か所
参加者 公安委員(生徒14名)、PTA役員(12名)、教員(8名)
当日はあいにくの雨となりましたが、PTAの協力もいただいて学校周辺の交差点や横断歩道で自転車乗車マナーの一斉指導を行いました。
雨のため自転車の通行は少なかったものの自転車で通学した生徒は雨合羽を羽織り、交通マナーを守って通学していました。
校門付近 通用門付近
中学校PTAご来校
6/21AM 犀生中学校、6/22AM 森本中学校
6/22PM 額中学校、6/23高松中学校
6月21日(水)に金沢市立犀生中学校保護者等11名、22日(木)に金沢市立森本中学校保護者等31名、金沢市立額中学校保護者等24名、そして23日(金)にかほく市立高松中学校保護者等21名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。授業の様子や各施設をご覧いただいた後、学校側から金商高校の特色、普通科高校との違いなどについて説明させていただきました。
ご来校いただき、誠にありがとうございました。
商業科の授業紹介 ②原価計算(2年生)
いよいよ原価計算の検定が近づき、生徒たちはエンジンがかかってきて勉強に励んでいます。授業では、模擬試験で自分の到達度を確認し、間違えているところを教員や友達に聞いてできるようになっています。教員からすると、「もう少し早くエンジンがかかってくれたらな~」と嘆きたい気持ちもあります。でも、生徒たちの熱心な勉強姿を見て、教員たちは朝夕ともなく補習をしています。金商生は、ここぞ!というときに力を発揮します。これは、普段から検定試験に向けて短期間で集中して学習する訓練をしているからだと思います。企業の方や大学の教授からも、商業高校卒の生徒は何事にも集中して取り組んでいる、と高く評価してもらっています。
ところで「原価計算」とは、どんな勉強なのでしょう。「原価計算」とは製造業における簿記のことで、材料を仕入れて製品を作る活動を通して、その製品の原価をいくらとすればよいのか、原価を下げるためにはどのようにすればよいのか、など企業の経営にも利活用されています。この科目を学ぶことで、コスト感覚が身につくと言えるでしょう。
何はともあれ、生徒たちにとっては日曜日の検定試験に合格するかが大切なことのようです。合格めざして頑張りましょう!!
先輩とのパネルディスカッション
(16名の先輩方を迎えて)
6月20日(火)7限目、3年生の進路実現に向けて、令和3年度卒業生16名を招き、「先輩とのパネルディスカッション」を行いました。就職希望者113名、進学希望者157名に分かれ、それぞれ8名ずつのパネラーから貴重な体験談や情報等を聞く機会となりました。
卒業生からは、就職希望者には「社会人と高校生の違い」や「就職先での心構え」「今後の目標と働きがい」「就職にあたって準備しておくこと」「学校生活で意識すること」について話をしていただきました。進学希望者には「高校時代、進路について悩んだこと」「高校時代にやっていてよかったことまたはやっておけばよかったこと」「現在取り組んでいることまたは今後取り組もうと思っていること」「商業高校から上級学校へ進学する際のアドバイス」などの助言があり、生徒たちは各々、メモを取るなど、進路実現に向けて真剣な眼差しで先輩方の話に耳を傾けていました。就職希望者も進学希望者も進路実現に向け、有意義な時間を過ごすことができました。
3年生はこの後、就職希望者は求人票の公開を受け、応募前訪問・履歴書記入・面接練習等を行い、文字通り「暑い夏」を迎えることになります。一方、進学希望者は目標とする進学先に向けて、小論文指導や面接練習等に臨みます。
就職:パネラーを務めた8名の先輩方 進学:パネラーを務めた8名の先輩方
就職:先輩の話を熱心に聞く生徒たち 進学:先輩の話を熱心に聞く生徒たち
商業科の授業紹介 ①総合実践(3年生)
商業の専門科目を紹介します。第1回目は総合実践です。
総合実践は、商業の授業の中でもより実務に即した内容を行っています。具体的には、会社の社員として、他社から商品を仕入れ、別の会社に商品を販売します。その中で見積もりや注文、代金決済などビジネスの一連の流れについて実践を伴いながら学習します。1人1社を担当しますので、隣の生徒と異なる書類を作成します。マネすることはできません。
「情報処理」で学んだビジネス文書の作成方法を応用して取引先に送る依頼状などを作成します。「ビジネスコミュニケーション」で学んだビジネスマナーを先生やクラスメイトを相手に応対の実践をします。「簿記」や「会計」で学んだことは、帳簿の作成に応用しています。このように1・2年生で学んだことを実践する授業で、生徒たちにとっては社会で働くイメージをつけやすい授業の一つとなっています。
受信文書を開封 注文書に係印を押印
一人ひとり作業が違う 先生にチェックしてもらう
ビジネス文書を作成
小立野小学校 校長先生よりお礼のお電話
~本校3年生が負傷していた小学生を救護~
6月19日(月)の夕刻、小立野小学校の沖田校長先生から、お礼のお電話を頂戴しました。
小立野小学校5年生の児童が学校からバス停に向かう途中、転倒し怪我、流血。その場を通った本校の女子生徒3名がすぐに救急車を呼ぶとともに、小学校にも連絡してくれた。小学校教員が現場に到着した際には、すでに救急車が到着。病院での治療も無事に終わり、女子生徒の対応に感謝したく連絡した、とのことでした。
翌日、救護に携わった女子生徒3名に沖田校長先生から感謝のお電話があったことを伝えるとともに、その時の状況について教えてもらいました。
「帰宅途中、たくさんの小学生たちが誰かを囲むようにしていたので、どうしたのかと思い、のぞき込んだところ、小学生が流血していた。すぐに救急車を呼ぶとともに、まわりにいた小学生たちの動揺が大きかったこともあり、小学校にも連絡した。」
女子生徒たちの冷静な判断とてきぱきとした対応。私たち教職員も見習わなければなりませんね。
今後もいろいろな場面で、人のため、地域のための金商、そして金商生でありたいと思います。
令和5年度 スポーツテスト
6月6日(火)金沢市営陸上競技場で、スポーツテストを実施しました。
晴天の中、50m走、ハンドボール投、握力測定、上体起こしの4種目を測定しました。
生徒たちは、こまめな水分補給など熱中症対策を行いながら、各種目に全力で取り組みました。
朝の集合の様子 50m走
ハンドボール投げ 上体起こし
1年生 働くことについての講演会
令和5年5月30日(火)総合的な探究の時間に1年生が、働くことについての講演を聞きました。短時間ではありましたが、講演の内容を一人ひとりが、しっかり落とし込んでいたようです。
演目「自分を信じる」
北陸製菓株式会社 代表取締役社長 髙﨑 憲親 氏
演目「自分に合った仕事の見つけかた」
株式会社ゴールデンバロール 代表取締役 諸江 健太 氏
髙﨑氏は、「否定する人に引っ張られず、一歩一歩進んでほしい。その一歩が成功につながる。自分のことを理解している人は3%で、残り97%の人に面白い、と思わせたら仲間が増える。これが、仲間づくりにつながる」と話していました。
諸江氏は、「自分と向き合う時間があったから新しい発見があった。それがゼロから事業を始める自信につながった。小さな挑戦から始めることで、挑戦することの怖さはなくなる。自分が楽しいと思えることと、人が喜ぶことが結びつく仕事を選択するとよい」と話していました。
【生徒の感想】
・大きな挑戦ではなく、毎日の小さな挑戦をしようと思った。
・自信を持つために、自分がしたいことに全力で取り組み、何事にも
チャレンジしたいと思った。
・最悪な人生だと思っていても、きっかけ一つで全く違う人生が始ま
ると知った。
進路ガイダンス
東和中学校の2年生来校
日時:令和5年5月16日(火)13:00~14:00
加賀市立東和中学校の2年生40名が来校しました。はじめに校舎を見学しました。本校の校舎は「金商デパート」仕様で、1階から5階まで吹き抜けとなっています。中学生のみなさんは各階からこの吹き抜けを見上げたり見下ろしたりしながら歩きました。コンピュータルームや商業の専門科目を勉強するための専門の教室、体育施設などを見学しました。あいにく中間考査中だったため、授業の見学ができなかったのが残念でした。その後、副校長より本校の概要についての説明を行いました。
東和中学校のみなさん、遠いところまでようこそお越しくださいました。金沢商業高校のことを知っていただけましたでしょうか。みなさんの進路選択の一助となれば幸いです。
1年生 職業探究講座
5/9(火) 6限目 総合的な探究の時間
株式会社全力講師 代表取締役 下村 啓介 様を講師としてお迎えし、職業探究講座 ~未来の仕事の見つけ方と叶え方~と題し、ご講義いただきました。
【内容】
・業界、職業、職種の違いについて
・高校を卒業してからと、大学を卒業してからの働き方について
・専門的な職業に就く場合の進路の選択について
・目標を達成するにはどうすればよいか
7月には、コース選択をしなければいけないので、生徒たちは真剣にメモを取りながら聞いていました。
1年生遠足(奥卯辰山公園)
1学年は奥卯辰山公園に行きました。
レクリエーションでは、どのクラスも一丸となって頑張っていましたが、優勝賞品を手にしたのは15Hでした!
その後、準備していたボールを使い各々が楽しんでいました。準備したボールは少なかったのですが、譲り合いながら、みんなで体を動かしていました。とても微笑ましい光景でした。
交通安全講話
4月25日(火)7限目に1年生を対象とした、交通安全講話が開催されました。道路交通法の改正により令和5年4月1日以降、自転車に乗る際のヘルメットの着用が全年齢で努力義務化されています。東部自動車興業株式会社の講師の方から自転車ヘルメットの重要性、交通ルールやマナーなどについて分かりやすく説明していただきました。生徒たちはヘルメット着用の重要性、交通ルールを守ることの大切さについて認識することができました。
交通安全講話の様子
ランチタイムコンサート
令和5年4月12日(水)
新年度も始まり慌しい時間が流れています。そんな中、コミュニティーホールでお昼休みに吹奏楽部による「ランチタイムコンサート」が行われました。
不定期で行われるこのコンサートなのですが、今回は新入生歓迎の気持ちを込めて「Let’s swing ~ jazz メドレー ~」を披露しました。新入生だけではなく会場全体が盛り上がっていました。
いや~癒されたぁ~ 楽しい演奏会だったなぁ~
v(≧∀≦)v
【ランチタイムコンサート】
令和5年度 入学式
令和5年4月10日(月)
春の穏やかな日差しと風に包まれながら
「令和5年度 石川県立金沢商業高等学校 入学式」
が挙行されました。
新入生280名は真新しい制服を身に纏い、新しい学校生活に胸を躍らせながら入場してきました。式では、新入生を代表して端浦 惺奈さんが「金沢商業高等学校の生徒として 校訓である【自主・誇り・思いやり】を深く心に刻み 一人一人の夢に向かって 日々精進する」と誓いの言葉を述べました。
入学式後には、合唱部と吹奏楽部が校歌を綺麗な歌声で披露しました。
~ 新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
一緒に金商の歴史の1ページを作って行きましょう ~
学校長式辞 新入生「誓いの言葉」
入学式の様子 校歌披露
【学校長式辞】
入学式 式辞
金沢市を代表する二つの川にはさまれた、この小立野の地に、春の光がうららかに注ぐ本日ここに、ご来賓のかたがたのご臨席、また、保護者の皆さまがたのご列席を賜り、令和5年度入学式を挙行できますことは、本校にとって大きな喜びとするところです。
ただ今、入学を許可した280名の皆さん、入学おめでとうございます。本校教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎いたします。
本校は、明治33年に、全国で28番目の商業学校、その名も金沢市立金沢商業学校として、兼六園内の施設の一部を仮校舎として産声をあげました。明治40年に県立学校となったのち、学校の名称や学科の変更、校舎の移転など幾多の変遷を重ねながら歴史をつなぎ、今年で創立123年を迎えます。
その間、3万人に迫らんとする有為の人材を、国内外の各界に送り出してきました。新入生の皆さんには、本校のよき伝統を受け継ぎ、更に発展させていってくれるものと、期待しています。
さて皆さん、さる3月15日の合格発表で、合格者番号簿にご自分の受験番号を見つけて以来、これで全てが完了したように思って気が抜けてしまったままの人はいないでしょうか。本校への入学は、それ自体が目的となるものではなく、次のステージへ向けた出発点でしかないことを、まず肝に銘じてください。
本校の校訓は、「自主・誇り・思いやり」です。この三つの言葉の意味を、その心を、一日も早く皆さん自身が具体化して身につけ、自然に行動に現わせるようになってくれることを願っています。
高校生活を意義あるものにできるかどうかは、ものごとに向かう際の皆さん自身の姿勢や考え方、受けとめ方にかかっています。自分の未熟な点は謙虚に認め、志を高く持って、よい意味での楽観主義者として何ごとも楽しみながら、さまざまなことを吸収していってください。
本校入学にあたり、新入生の皆さんに期待することをあと一つ、お伝えします。
それは、あなたの周りの人とよい人間関係を築いていってほしいということです。お互いに対等で敬意を表しあい、よい意味で競い合い、よいところを認め合い、お互いを思いやり成長していく、そんな関係を周囲の人との間に築いていってください。
時には意見が対立したり、仲違いして口もきかなくなったり、かと思えばまた仲良くなったりと、そういうことはあって当然だと思います。しかしそのような経験を重ねて、よい人間関係を築くバランス感覚を身につけていってほしいのです。
人は生き物ですから、どうしても合わない人、分かり合えない人がいる、という場合もあるでしょう。しかし社会に出たら、そういう人とチームを組んで共に仕事をしていかなければならないことは珍しくありません。学校という場所は、さまざまな個性をもった人とどのように折り合い、どのような関係性を築いていくかを訓練する場でもあるのです。
ただし、よい人間関係とは、あなたが一方的に自分の主張を押し通すことだけで成立するものではありません。また、あなたがひたすら周囲に合わせ、自分の意見を譲り続けることだけで成り立つものでもありません。
よい人間関係をつくるうえで大切なことは、本当の意味でのコミュニケーション力です。具体的に言うならば、何かの課題に対し、自分の意見を言い、他の人の意見を受けとめ、意見が対立する場合は対立する両者の落としどころを探り、課題解決のための提案ができる力、そしてその課題に関係する人たちから「自分の意見とは少し違うけれど、でも、あなたの提案で一度やってみようか」と合意を得ることができるような提案力とフットワークの軽さ。これらを一言で言うなら「合意形成力」となるでしょう。
本校での三年間、皆さんには金商デパートを始めとして、教室だけの学びではない数多くの実践的な学びの機会が与えられます。どうかその機会を存分に活用し、合意形成力を身につけ、豊かな人間関係を築いていってください。それらは皆さんが社会人となったとき、皆さんが自立して生きていくことを助ける大きな力となるはずです。
保護者の皆さまがた、お子様のご入学を心からお祝い申し上げますと共に、今日に至るまでのご尽力に対し、深く敬意を表します。
これからの三年間は、お子様がこれまで以上に大きな悩みや課題に直面する時期でもあります。そんなお子様の心に寄り添いつつ、ときには「お子様自身の成長を信じて待つ、見守る」という姿勢も大切にしていただきますよう、お願いいたします。親はどうしても我が子かわいさの余り、子供が歩く道筋をすべて準備し、失敗しないように先回りして動いてしまう傾向があります。しかし失敗は、次なる成長へのまたとない機会でもあります。その失敗をどのように受けとめ、どのように折り合いをつけ、どのように乗り越えていくのかを共に考えてあげてください。時代が変わるスピードは速く、お子様たちは、大人の経験に基づいた助言が過去に比べて余り役に立たない、そんな未来を生きていきます。ぜひ「自ら考え、判断する力」を身につけるため、ご家庭でもその環境づくりを意識していただけたら幸いです。
お子様が自立した社会人としてこの学び舎を巣立っていくその日まで、本校教職員、一丸となって力を尽くして参ります。どうかお子様の健やかな成長を、ご家庭と学校とが協力して支えていけますよう、本校の教育活動にご理解とご支援を賜れますことをお願い申し上げます。
最後になりましたが、新入生の皆さんに、高浜虚子作の次の句を送り、式辞といたします。
春風や闘志抱きて丘に立つ
令和5年4月10日
石川県立金沢商業高等学校長 山崎 しのぶ
スポーツ大会
令和4年度「スポーツ大会」(1・2年生)
3月22日(水)・23日(木)の2日間、「スポーツ大会」が開催されました。
2日間にわたり、バスケットボール・バドミントン・卓球・みんなでジャンプの4競技を行いました。どの競技も白熱した熱戦が繰り広げられ、「ホーム対抗」形式による「総合得点」を競いました。
各学年とも、今年度最後の行事を、1年間ともに汗を流してきたクラスの仲間と満喫した2日間となりました。
<結果一覧>
【1日目】
バスケットボール
(1年生)優 勝:13H 準優勝:12H 3 位:15H・16H
(2年生)優 勝:25H 準優勝:21H 3 位:22H・24H
バドミントン
(1年生)優 勝:17H 準優勝:15H 3 位:13H・14H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:23H 3 位:21H・22H
卓 球
(1年生)優 勝:11H 準優勝:12H 3 位:13H・15H
(2年生)優 勝:23H 準優勝:24H 3 位:21H・22H
バスケットボール競技①(2年) バスケットボール競技②(2年)
バドミントン競技(2年) 卓球競技(2年)
【2日目】
みんなでジャンプ
(1年生)優 勝:17H 準優勝:12H 3 位:16H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:27H 3 位:21H
みんなでジャンプ(2年) 司会進行(生徒会執行部)
【総合成績】(2日間合計)
(1年生)優 勝:17H 準優勝:12H 3 位:16H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:27H 3 位:21H
≪ポイント付与≫
優 勝: 5ポイント 準優勝:3ポイント 3 位:1ポイント
(3位が2チームとなる競技は、2チームに5ポイントずつ付与しました)
R5年度 前期生徒会役員選挙
令和5年3月17日(金)、次年度の生徒会役員選挙を行いました。今回の選挙は、「会長」に1名、「副会長」に2名の立候補があり、信任投票となりました。
第1体育館で行われた立会演説では、「会長」・「副会長」に立候補した3名の生徒(いずれも新3年生)が、金沢商業高校の中心として、学校全体を盛り上げたいという熱い思いを語りました。
選挙後は、各ホーム選挙管理委員の生徒による開票作業が行われ、3月20日(月)SH時に、各ホームで結果が発表されました。
なお、「会計」・「書記」は後日新2・3年生より選出し、4月より活動を行うこととなります。
令和5年度「前期生徒会会長」に立候補し、当選を果たした
西方美結さん(新3年)
令和5年度生徒会役員選挙立会演説・選挙で司会進行を務めた
選挙管理委員長の岩村明音さんと、同副委員長の中村美姫さん
(いずれも新3年)
少林寺拳法部3年生進路先紹介します
少林寺拳法部3年生11名の進路先を紹介します。
今年は難関の同志社大学に一人合格しました。
少林寺拳法をしていたことが合格の要因の一つです。
これまで部活動だけではなく、「当たり前のことをしっかりやろうをモットー」に頑張ってきました。個人個人も努力しましたが、合格までにたくさんの方に支援していただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
同窓会奨学奨励賞授与式ならびに同窓会入会式
2月28日(火)に同窓会奨学奨励賞授与式ならびに同窓会入会式があり、同窓会会長吉田様から、奨学奨励賞が名誉ある賞であり、これを励みに、これからも感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できる人材になってほしいとの激励の言葉をいただきました。その後、受賞者を代表して、出口輝さんが感謝の言葉を述べました。
最優秀賞 出口輝、西山瑠乃
優秀賞 髙田茂々香
奨学賞 117名
また、同窓会入会式では、同窓会相談役藤澤様から、本校の同窓生は、母校愛が強く、皆さんにも金商愛を持ち続け精進してほしいとの入会歓迎の言葉をいただきました。その後、代表幹事の小浦天輝さんが入会の決意を述べました。
同窓会吉田会長ご挨拶 記念品授与
同窓会藤澤相談役ご挨拶 小浦天輝さん入会の挨拶
第64回 卒業証書授与式
穏やかな春の陽気に包まれた、令和5年3月1日(水)午前10時より「第64回卒業証書授与式」が挙行されました。
今年の卒業生は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等で入学当初から苦労の多い学年でしたが、立派に成長した姿を見せてくれました。
卒業生を代表して「31H 村中 英紀さん」が答辞を読み上げ、学校生活での思い出やお世話になった方々への感謝の気持ちなどを伝えました。卒業生たちは来賓、保護者の方々、教職員に見守られながら学び舎を巣立って行きました。
卒業生入場 卒業証書授与
卒業証書授与(呼名) 送辞(22H 福井 美乃)
答辞(31H 村中 英紀)
卒業式 式辞
弥生三月が間近となった先週、思いがけない雪に見舞われました。冬という季節が、あたかも去って行くのを惜しむかのような、「名残の雪」と呼ぶにふさわしい雪でしたが、今は、風の一吹きごとに、春の息吹を確実に感じとることができます。厳しい冬がどれだけ長く続こうとも、春は必ずやってきます。
本日ここに、ご来賓のかたがたのご臨席、また、たくさんの保護者の皆さまがたのご列席を賜り、第64回卒業証書授与式をこのように盛大に挙行できますことは、本校職員一同にとって大きな喜びとするところです。
保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。お子様が、高校卒業という大きな節目を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。ときに悩み、揺れ動く思春期のお子様にそっと寄り添い、あるときには叱咤激励し、支え続けてくださった三年間に敬意を表します。またその間、本校の教育活動に対し多くのご理解とご協力を頂戴いたしました。重ねて御礼申し上げます。
ただいま卒業証書を授与いたしました273名の皆さん、おめでとうございます。本校の教育課程を修了し、未来へ向かって新たな一歩を踏み出す皆さんを、心から祝福いたします。
皆さんは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による臨時休校のさなかに、本校に入学されました。約二か月に及んだ臨時休校期間が明けてもしばらくの間は部活動もなく、生徒全員で集う学校行事もなく、期待していた高校生活はいったいどこへ行ってしまったのかと、鬱々と過ごすときもあったことでしょう。
今年の5月8日をもって新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ並みの五類に指定変更されることを考えると、皆さんの高校生活は、まさに新型コロナウイルスに振り回されたと言っても過言ではないと思います。
しかし、こうも言えると思います。であるからこそ、皆さんはしみじみと実感したはずだと。今まで当たり前と思って享受してきた日常のさまざまなことがらが、実はとても貴重なものであったと。そのように皆さんは気づいたはずです。
有難い、という言葉は、漢字では、「そこにあることが難しい」と書きます。当たり前の日常の有難さに気づくということを、皆さんは高校生という多感なこの時期に経験しました。これからの皆さんの、人生という長い道のりを考えたとき、この経験は、必ずその実りを豊かにしてくれるものとなるでしょう。なぜなら、過去には多くの場合、このような経験は、人が歳を重ね、もはや人生をやり直すことなど不可能となってから、やっと失ったものの価値に気づき後悔する、しかし後悔したところで遅すぎる、といった状況で語られてきたからです。
あれもできなかった、これもできなかったと嘆き、誰かにその怒りや不満をぶつけるのは簡単です。しかし、ないものや失ったものごとを嘆くよりも、今あるものに感謝し、それをどう活かすかを考えたほうが遥かに豊かなときを過ごすことができるはずです。
ここ2~3百年ほどの歴史を振り返ってみると、「時代を切り拓いてきた」とされる人には、共通する特性が少なくとも三つはあるように思われます。それは、不遇の時代にあっても「今は苦しいがいつかは終わる」と考えることができる、ある種の楽観主義者であること。不遇の時代を雌伏の時ととらえ次の機会のために自分の力を蓄えようとする長期的な視点を持っていること。そして何かを成し遂げようとする意志の強さです。
自分を取り巻く状況に絶望することなく、自分の力でどうにもならないことは心静かに受け止める。そして自分の努力次第で変えられることについては「自分はこうしたい。どうやったら実現できるか」と工夫を重ね続け、周囲を巻き込み突き進む。このような人がそれぞれの分野で新しい時代を築きあげてきました。
社会に出れば、理不尽としか思えないことに直面することも少なくないでしょう。残念なことではありますが、この世の中には自分の力ではどうしても変えられない環境や状況というものが確かに存在します。それをどのように受け止め、自らの行動に反映させるのか。それを決めるのは誰でもない、皆さん自身です。全ては、皆さんの心の持ちようにかかっています。
皆さんは金商での三年間、制限があるなかで精一杯充実したときを過ごすための努力や工夫を惜しみませんでした。そんな皆さんの姿を、この一年間ずっと見てきました。だから皆さんなら大丈夫。どんなときも、その時々の仲間と共に、未来をしなやかに切り拓いていってくれると信じています。
名残は尽きませんが、お別れのときが近づいてきました。本校の特色ある授業を通して培ってきた素養や地域とのつながりをこれからも大切にし、あとに続く後輩たちが、人生の先達と慕い、目標とする存在となるべく、今後も力を尽くしてご活躍されることを祈念し、式辞といたします。
令和5年3月1日
石川県立金沢商業高等学校長 山崎しのぶ
卒業式・入学式の花苗植え
~高校生が運営する株式会社~
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   | 9   |
10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   | 16   |
17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   | 23   |
24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   | 30   |