本校の教育目標

① 自然と人間の関係を重視した教育を施し、心豊かな人間を育成する。

② 生徒一人一人の興味・関心に基づく主体的な学習を促し、生涯にわたって継続的な
      学習をする意欲や態度を育成する。
 
③ 自己の進路への自覚を深め、社会の変化に柔軟に対応できる資質や能力を身につける。


学校長挨拶

 本校ホームページを御覧いただきありがとうございます。

 本校は、札幌農学校(現 北海道大学農学部)と並ぶ、創立147年目を数える日本で最も長い歴史と伝統を有する農業高校です。都市化が進む市街地近くにありながらも、みどり溢れる環境に校舎は包まれ、四季の折々の景観にいやされながら、穏やかな空間で学ぶことができます。

 「食」、「農」、「環境」という本校の学びのテーマは、人間の根源にかかわるとともに、様々な分野への発展性と将来性が秘められています。6次産業化という言葉に象徴されるように、多くの産業を包摂した現代の農業は、まさに総合科学であり、幅広い学びと進路を可能にしています。商業や福祉などの専門科目も学ぶことができ、取得可能な資格も多岐にわたっています。

 自然保護活動や地域交流にも積極的に取り組んでおり、校内で行う販売実習(ピュアマート)は地域の皆様にもご好評をいただいております。

 農業高校の甲子園と呼ばれる日本学校農業クラブ全国大会では、一昨年、3回目の日本一となる文部科学大臣賞を受賞、昨年は過去最高の入賞数を収め、輝かしい歴史を刻み続けています。

 また、昨年は第73回日本学校農業クラブ全国大会北陸大会が開催されました。本校は、大会事務局として北陸三県の農業関係高校と連携しながら、大会運営を行いました。チーム翠星として生徒・職員が一丸となって取り組み、全国の農業高校生にとって最高の舞台を提供でき、大会終了後に多くの方々から称賛と感謝の声を賜りました。

 

 本校での様々な活動を通して、確かな力を身につけ、これからの社会を生き抜き、地域に貢献できる人づくりを目指し、さらに揺るぎない歴史を重ねていきたいと思っております。

 



                                                                              石川県立翠星高等学校長 谷 正一