① 自然と人間の関係を重視した教育を施し、心豊かな人間を育成する。
② 生徒一人一人の興味・関心に基づく主体的な学習を促し、生涯にわたって継続的な
学習をする意欲や態度を育成する。
③ 自己の進路への自覚を深め、社会の変化に柔軟に対応できる資質や能力を身につける。
本校ホームページを御覧いただきありがとうございます。
本校は、札幌農学校(現 北海道大学農学部)と並ぶ、創立148年目を数える日本で最も長い歴史と伝統を有する農業高校です。都市化が進む市街地近くにありながらも、みどり溢れる環境に校舎は包まれ、四季の折々の景観にいやされながら、穏やかな空間で学ぶことができます。
「食」、「農」、「環境」という本校の学びのテーマは、人間の根源にかかわるとともに、様々な分野への発展性と将来性が秘められています。6次産業化という言葉に象徴されるように、多くの産業を包摂した現代の農業は、まさに総合科学であり、幅広い学びと進路を可能にしています。商業や福祉などの専門科目も学ぶことができ、取得可能な資格も多岐にわたっています。
自然保護活動や地域交流にも積極的に取り組んでおり、校内で行う販売実習(ピュアマート)や校外での地域イベントへの参加は地域の皆様にもご好評をいただいております。
また、課題研究や農業クラブ活動では、地域の産業界、自治体、各種団体と連携して商品開発や環境保全など様々なプロジェクト活動を積極的に展開し、報道等を通して情報発信しています。さらにこれらの成果は、農業高校の甲子園と呼ばれる日本学校農業クラブ全国大会で、日本一となる文部科学大臣賞を幾度となく受賞し、輝かしい歴史を刻み続けています。
本校での様々な活動を通して、確かな力を身につけ、これからの社会を生き抜き、地域に貢献できる人づくりを目指し、さらに揺るぎない歴史を重ねていきたいと思っております。
石川県立翠星高等学校長 谷 正一