日誌

活動の様子

高等部農工班 植物の研究とハマボウフウの移植(令和2年12月10日(木)

 デカ山の通る所に群生しているハマボウフウを1本1本起こして見附島に近い浜辺に移植しました。

 珠洲分校高等部農工班は環境保全を考えるとともに、少しでも景観を保ち砂浜を守れるように昨年卒業していった先輩方のやってきたことを今年の農工班も受け継いでいきたいと思っています。今年の今後の課題としては様々な野菜をよりよく育てるための土作りや前回ひらってきた種から育てられるように研究を重ねていきたいと思っています。

  

人権教育講話の実施について

12月4日~10日までの人権週間に合わせて12月7日(月)、人権について学びました。小中学部は「困った人を助けよう」の動画を視聴し他者に対する思いやりについて考えました。高等部は別室で北朝鮮による拉致問題を扱った「めぐみ」の動画を視聴しました。娘を奪われた家族の切ない思いに、かなしさ、こわさ、さびしさを口にする生徒、声を出し涙する生徒が見られました。

 

 

汚物(嘔吐物)処理講習会

11月30日(月)、放課後全職員を対象として、汚物(嘔吐物)処理講習会を開きました。これからの冬場に多くなるノロウィルスによる感染を想定し、嘔吐する児童生徒への対応やその吐物をどのように処理すれば感染を防ぐことができるのか学びました。実際、児童生徒への対応や汚物処理には複数の職員の協力が必要であり、一人ではできません。

 あらかじめ撮影した職員有志による処理対応動画を見ながら、「ここに気を付けましょう」「これではウィルスを広げることとなってしまいます」など、養護教諭から注意すべきポイントを解説していただきました。

 校内に数か所設置してある「はいたセット」「職員セット」の中にあるマスク・手袋・エプロン・シューズカバー・ペーパータオル・塩素消毒液などを使用することになっています。

 使用後の手袋やエプロンの外し方やその後の処理の方法も確認しました。

 

処理のポイント

※速やかに               ※作業は二人以上で

※汚染箇所へは、他の人を近づけない   ※全員マスク等の防護をする

※汚染が広がらないように周囲から中央へ

小学部全体での生活単元学習「バスに乗って図書館へ行こう」 

11月19日(木)に小学部全体の生活単元学習として珠洲市民図書館まで北鉄バスを利用して行ってきました。

主に①公共の交通機関を使って目的の場所へ行く体験をすること、②新しくできた珠洲市民図書館へ行き、自分の好きな本を借りて読む体験をすることを目的に小学部児童全員がバスに乗車し、図書館を利用しました。 

バスに乗ったら整理券を取る、静かに座っている、降りるときは教員と一緒に療育手帳を見せて整理券と運賃を料金箱に入れるなどができました。バスの運転手さんも同乗の他のお客さんもあたたかい表情で見守ってくださり、それぞれのやり方で料金を払うことができたようです。

 

 

 

新しい図書館はとても広くて興味ある絵本やDVDがいっぱい!はじめはどうやって選ぼうかと戸惑い気味でしたが、そのうち、あれもこれもと自分のカートに何冊も入れていました。その本を見ると、そ の子らしい、素敵な本ばかりでした。

 

 

 

事前学習・これからの予定

  11月18日(水)・バスの乗り方(珠洲分校「ネコバス」で練習)

  11月20日(金)・バスの乗り方のふりかえりと練習

         ・借りてきた本を読もう

  11月21日(土)~23日(月)・家で本を読もう

  11月24日(火)・借りた本を返しに行こう(19日とほとんど同じ日程でバスに乗る)