2025年4月の記事一覧

　令和５年度より開始した、月に１度の「定期面談」を全学年で、今年も実施していきます。写真は４、５限の３年生の面談のようすです。学級担任または副担任とわずかな時間ですが、話をする場を設けています。話題は、新学期がスタートした今の気分や、部活動のこと、学習のこと、進路のこと、学校生活で気になっていることが中心だったようです。

　来月以降は、クラスの枠を超えて学年職員がシャッフルして「定期面談」することもあります。この、職員と話をする機会を通して、ご家庭や学校の中に「話を聞いてくれる大人がいること」を知ってくれたらと思います。

　昨日までに、全学級が学校図書館に入り、読書の効果や図書館の利用等について、澤野学校司書よりお話しがありました。特に１年生は図書館の使い方を知ること、図書の分類を知ること、図書の貸出、返却の手順を知り実際に本を借りることを目的としています。短い時間でしたが、１年生は各分類から本を選びグループ、学級内で本の紹介をし「ミニ・ビブリオバトル」のようでした。

　現在、図書館内に「春に読みたい本」「新着図書」「仕事本」「心の処方本」などのコーナーが設けられ、本との出会い、本を読むことの敷居を低くしてくれる仕掛けがいっぱいです。ぜひ、昼休みや放課後に図書館へ行ってみましょう。

①　１年生　理科の授業より「身のまわりの生物の観察」

　４限、１年２組「理科の授業」のようすです。中庭や校舎横の空き地に出て、植物のスケッチをしていました。スケッチをしながら教科書や理科便覧を使用して植物の名前を探していました。よく見てみると群生している草の中に、小さな花が咲いているのを見つけることができました。今日は天気も良く、外の空気が気持ち良かったです。

　理科室に戻ると、それぞれがスケッチをタブレットで撮影し、classroomに投稿しました。皆さんのスケッチが集まると、ちょっとした「春の高中植物図鑑」ができそうです。

②　２年生　金沢自主プラン ドラフト会議

　５、６限に体育館で、２年生は５月１４日（水）に実施する「金沢自主プラン ドラフト会議」が行われました。１年次に完成させた「金沢自主プラン」の中から、新しいクラス、新しい班で実際に行動したいプランを選択しました。選択が重複した場合は抽選で決定し、重複がなければ決定するという「ドラフト会議」の要領で各班が実行するプランが決定されました。ドラフト会議が終わった後は、クラスに戻りバス時刻や昼食場所の確認し、必要があれば修正を行いました。出発が待ちどおしいです。

 　１１日（金）からスタートした授業も今日が３日目。オリエンテーション（最初の授業）を終え、本格的なスタートを前に学習についての全校集会を行いました。学習担当の先生から「この２～３年で世界が変わったことは？」の質問がありました。生徒の皆さんからは「トランプ氏の関税」「物価高」などの意見が挙げられました。他にも「生成ＡＩ」「気候変動と自然災害」「ウクライナの戦争」など、世界の離れたところで起きていると思っていたことが、私たちの生活に還ってきている「予測不可能な時代」「正解のない時代」だからこそ「自分で考え、行動することが大切」と話がありました。

　そこで、高松中学校では「高中スタイル」という「自分で学び方を考えて、学習を進めるスタイル」の授業を進めます。「高中スタイル」の授業とは本校生徒に  ① 自ら進んで学んでいく力、② 自分の考えを社会に発信する力 の２つを身につけることをめざして実施する授業です。

　今日の集会では「高中スタイル」の授業においての具体的な流れ、授業の準備や学習の姿勢などのルールについて確認しました。高松中みんなで「新しい形」に挑戦しましょう。

　３年生は午後から全国学力調査（理科、質問紙）が実施されました。（写真 上段）今日の調査は、タブレットを使用して行われました。３年生は１６日（水）に県の基礎学力調査（社会、英語）、１７日（木）に全国学力調査（国語、数学）が行われます。この調査は先週実施されたかほく市の学力調査と同様、生徒の学力や学習状況を把握・分析し、今後の指導内容や指導方法の改善を図ることを目的として実施しています。そのため、通知表等の学校の成績には反映されません。

　１０日（木）の部活動紹介を終え、１年生の部活動見学・体験が始まりました。（写真 中・下段）運動部では、体操服に着替えて、早速活動に参加する１年生もいました。吹奏楽部の演奏会には、たくさんの１年生が見学していました。どの部活動も２、３年生が優しく１年生に説明したり、お手本を見せたりと、活動をサポートしていました。