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【2年生】春節交流会を開催しました。

2月16日午後、北陸大学の中国人留学生3名と「彩霞二胡アンサンブル」の演奏家3名をお招きして、2年生を対象に「春節交流会」を開催しました。

最初に「春節」とはどのようなものか、中国ではどのように祝うかを、留学生の方から説明していただきました。みなさんとても上手な日本語で、わかりやすく話してくださいました。お年玉をオンラインでやりとりしたり、電子爆竹というものを鳴らしたりするなど、現代の春節の祝い方が以前の伝統的な祝い方からすっかり様変わりしているということに、生徒たちはかなり「中国」に対するイメージを裏切られた感じでした。

留学生の皆さんは、生徒からの質問にも的確に答えてくださいました。

その後、演奏家の皆様に「二胡」という中国の庶民的な楽器で「花」「小さな木の実」など4曲を演奏していただきましたが、生徒の中から「アンコール!」の声が上がったため、追加で「少年時代」も演奏していただきました。よく知っているはずの曲が、楽器が変わるとこんな風に聞こえるんだと感動した人がいたかも知れません。途中、楽器についての説明もありましたが、普段なじみの薄い楽器や音色に触れたことで、生徒の皆さんの世界は少し広がったでしょうか。留学生の皆さんは懐かしい二胡の音色に癒やされたでしょうか。

室内には中国らしさを醸し出す飾り付けをしていたため、留学生の皆さんは入室した途端表情を明るくしてくれました。

本校は中国語の授業が選択できる全国でも数少ない学校ですので、授業選択者は中国の文化についてある程度理解を深めています。ですが今回は(中国語を選択できない)芸術コースの生徒も参加していたため、芸術コースの生徒から次々に質問が出るなど、みんな興味津々でした。会の終了後には留学生の皆さんと一緒に写真を撮る生徒たちもいました。

わずか1時間ほどのささやかな会でしたが、このような形で異文化理解や国際交流ができるって素晴らしいことだと思います。

本日ご協力いただいた北陸大学及び彩霞二胡アンサンブルの関係者の皆様、本当にありがとうございました。

(彩霞二胡アンサンブルの皆様は25日に定期演奏会を開催されるそうで、練習などでお忙しい中お越しいただきました。異国情緒あふれる二胡の音色に触れたい方は、25日午後2時、金沢港クルーズターミナルに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。)