学校の様子

家庭学習の習慣化!

11月21日(火)

来週27日(月)の5限目から翌28日(火)にかけて、2学期期末テストが行われます。放課後には、質問教室で担当の先生に質問して学習内容の理解を深める姿や、自習教室でもくもくと各自の課題に取り組む姿が見られました。

さて、授業の学習内容の定着を図るには、やはり家庭学習の習慣化が大切になります。家庭学習の習慣がまだ十分に身に付いていないなと思う人は、まずは予習と復習を簡単なことから始めてみてはどうでしょうか

予習は、まずは教科書をよく読むことから始めてみる。次の授業で学習するところは分かると思いますから、その該当ページをよく読みましょう。内容の理解度は別として、まず教科書を読む。当然、書いてある内容を理解し、問題の解き方も分かれば良いのですが、そう簡単にはいかないこともあると思います。例えば数学で、「三角形の合同条件」を学校で習う時期とします。 学校の教科書には、以下のような内容が載っています。

【合同条件は3つある】

・3組の辺が、それぞれ等しいとき
・2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいとき
・1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいとき
上記の情報を頭に入れて、授業に臨むかどうかだけでも差は生まれます。

復習は、できる限り早くする。そもそも人間の脳は、初めから全てを長期間記憶しておくことができません。学校で学習したことは、その夜の内に復習するのがいいですね。公式や言葉であれば、見直して暗記しましょう。また、授業中に解いた問題を、もう1度解きなおしてみましょう。初めは、短時間からで構いません。習慣化させるためには、まずは5分間からでも、自分が、これならできるという範囲で継続することが重要です。

家で勉強はしているけれど、成績が伸びないという場合、この復習がおろそかになっている可能性があります。予習も大切ですが復習の方がより大事です。復習は、まだ定着できていないことを習得し、できなかった問題をできるようにしていく行為だからです。少し乱暴な言い方になりますが、できなかった問題を、できる問題に変えていけば、点数は上がります。できない問題ができないままだから、点数が伸びないのです。