学校の様子

「もしも」の時にあなたができること~救急蘇生法~

3月17日(月)

2年生保健体育科の授業。本日は、1、2組合同で、「救命救急講習会」を実施しました。津幡町消防本部の方々に来校いただき、救急蘇生法(胸骨圧迫、AED)等についての講義及び演習を通して、学びを深めました。

「カーラーの救命曲線」というものがあります。人は心臓が止まってから3分、呼吸が止まってから10分、多量の出血をしてから30分が経過すると、半分の確率で死亡し、それを過ぎれば救命率が非常に低くなります。また、たとえ救命できたとしても、脳をはじめとする重要な臓器が酸素欠乏によってダメージを受け、後遺症がより重くなってしまいます。病気や怪我で人が倒れた時、その人が生きるか死ぬか、後遺症を残さず社会復帰できるかどうかは、近くにいたあなたの救命処置にかかっているのです。

もしもあなたが誰かが倒れるのを目撃した、あるいは倒れている傷病者を発見したら、どのような行動を起こすでしょうか。近寄って声をかける、119番や110番に通報する、近くにいる人を呼ぶなど、いろいろな選択肢があり、いずれも正しい行動です。大事なことは、何かアクションを起こすことです。

 〈職員室入口に設置されているAED〉

津幡町消防本部の皆さん、ありがとうございました。3、4組は、明日講習会を実施します。