学校の様子

人権講話!

12月5日(木)

本日5限目に、人権講話を実施しました。講師に金沢弁護士会の角藤祐樹弁護士をお招きし、「インターネットによる人権侵害~スマホ世代に送る処方箋~」との演題で、お話いただきました。角藤弁護士ご自身が関わった事件を紹介いただきながら、SNSに潜む危険(①個人情報が流出する危険②犯罪に巻き込まれる危険③他人の権利を侵害する危険)を回避するために、自分の発信が相手にどう思われるか「相手の気持ちを考える」こと、そして『まずは、知ること』、『そして、考えること』、『さらに、経験から学ぶこと』という3つの処方箋を授けてくれました。

角藤弁護士は本校出身です。松本教頭先生が中学2年生の時の担任だったそうです。終わりに、後輩である生徒の皆さんに、以下のように伝えて話を締めくくりました。『今の時代、どんどん新しい技術が生まれ、生活が益々便利になっています。ただ、意識していないと、その新しい技術を使う立場からその技術に使われる立場に陥り、さらには、それに翻弄されて人生を棒に振ってしまう可能性すらあります。紙は燃やしてしまえばなくなりますが、インターネット上に流されたデジタルデータをすべて消し去ることはできません。一度失った時間を取り戻すことはできません。一度きりの人生を謳歌するために、知り、考え、そして、大いに学びましょう。

角藤弁護士、本日は大変ご多用の中、来校いただき本当にありがとうございました。