R6 6月 南中歳時記

県体 野球競技

本日 能美市物見山野球場にて、第77回 石川県中学校軟式野球大会が行われました。

津幡南中学校は、先週の七尾中との試合を制し、本日が2回戦となります。

相手は、緑丘中学校。加賀地区大会で津幡南中を苦しめた板津中を倒して、勝ち上がってきました。

教頭は観戦できませんでしたので、観戦された先生方に聞いたことをまとめて、展開を説明します。

試合は最近好調の萩さんのタイムリーで南中が先制。盗塁等を絡め、1・3塁になり、1塁ランナーが挟まり、挟殺プレーの間に萩さんが本塁へ帰ってきて2点目が入りました。

先発の九野さんは制球に苦しみ、下位打線にファーボールを出してランナーをため、上位打線に打たるというまずい流れで3点を失い、逆転されました。球数が増えた九野さんをリリーフした木下さんも粘り強く投げましたが、追加点を取られ、最終回までに2-7と5点差にリードされました。

最終回は下位打線から始まる苦しい打順でしたが、ここで南中は粘りを見せ、下位打線が何とか上位打線につなげます。ランナーがたまったところで坂田さんがしぶとく外野の前に落とし、2点タイムリー。4-7とします。

続く畠中さんは、レフト後方へ大きな当たり。頭上を越えるかと思われましたが、緑丘中のレフトが背走して背中越しでキャッチするファインプレーを見せ、惜しくも南中は敗戦しました。

畠中さんの打球が抜けていれば、点が入り、さらに追い上げムードの中で当たっている萩さんにつなげられる場面でした。

ただ、勝負事にタラレバはありません。キャッチした緑丘中の選手が練習の成果を出し切ったということです。

南中は戦うごとに力を付け、あと一歩で上位大会進出というところまで勝ち抜きました。ギリギリの勝負を積み重ねることで、自分の強さと弱さ、また、相手チームを含めて人の気持ちを考える大切さと難しさを体感できたことでしょう。試合を観戦した中村先生は、保護者の方々の最後まで諦めない温かい声かけに涙したそうです。応援してくれている方々がいることにも感謝ですね。

3年生のみなさんはお疲れ様でした。1、2年生はその意志を受け継ぎ、新チーム始動に向けてがんばりましょう!

 

【試合結果】

・2回戦 対 緑丘中 4ー7  負