R6年度 7月歳時記

県体 卓球競技 個人戦

本日、加賀市スポーツセンターにて、第77回 石川県中学校卓球大会個人戦が行われました。

昨日に引き続き、卓球部は加賀市スポーツセンターまでやってきました。

津幡南中学校は、男子2名、女子4名の出場です。

 

男子は村上さんと松井さんが出場し、両選手ともに1回戦を突破しました。

しかし、2回戦は2名ともクラブチームや強豪校との対戦となり、2回戦突破はなりませんでした。

 

女子は、西島さん、森田さん、氷見さん、吉田さん、越後さんの4名が出場。

西島さんは1回戦突破はなりませんでしたが、3年生3名は1回戦を無事に勝ち抜きました。

続く2回戦で、森田さんはファイナルゲームまでもつれる接戦でしたが、惜しくも敗戦。

2回戦を勝ち上がった3名の3年生。しかし、氷見さんと吉田さんは3回戦で敗退しました。

越後さんは3回戦まで危なげなく勝ち上がりましたが、4回戦でクラブチームの選手と対戦して敗戦。代表決定戦に回りました。

代表決定戦の1回戦は河北台中の選手と対戦。リードを許しますが、逆転で勝利を収めました。越後さんはゲームが進むにつれて調子が上がり、後半は相手を圧倒する強さを見せます。

代表決定戦の2回戦、この試合に勝てば、北信越大会出場が決まります。この試合でも、相手に2ゲームを先行される厳しい展開でしたが、越後さんは尻上がりに調子を上げ、試合はファイナルゲームまでもつれます。最後の最後まで試合を諦めない越後さんに、南中は女子部員だけではなく、コーチのみなさん、顧問の廣瀨先生や男子部員、男子顧問の長部先生、岡山先生、そして保護者の方々、ぎりぎりで駆けつけた西谷先生も一緒になって応援の声を届けました。

粘りを見せた越後さんでしたが、最後は力尽き、北信越大会出場はなりませんでした。

しかし、最後に選手全員で応援する光景や、それに応えようとする越後さん勇姿は素晴らしかったと思います。

また、男子部長の奥村さんは、男子の応援だけではなく、女子全員の個人戦でも席を移動して、声援を送っていました。女子部長の吉田さんは、腰の故障が良くならず、痛さに耐えながらの試合でしたが、自分が負けた後も各試合の審判を進んで引き受け、立てなくなるまでがんばっていました。そうした先輩たちの後ろ姿を見て、後輩たちも強く育っていくことでしょう。

 

本日で県体の全ての競技が終了しましたが、それぞれの競技で、熱いドラマが展開されたことと思います。

加賀地区大会から、校長先生や教頭先生は応援に行く先々で、選手や保護者の方々に「応援ありがとうございます」と声をかけられました。しかし、お礼を言いたいのはこちらの方です。選手のみなさんの笑顔や涙をたくさん見させてもらい、また、応援する保護者の方々の温かい声を聞き、その美しさにたくさんの勇気と感動をもらいました。

夏休み中は北信越大会、そして、秋には新人大会が控えています。さらに魂が揺さぶられるような試合を見ることができることでしょう。さらなる南中の選手のみなさんの健闘を祈ります。

 

【試合結果】

◯男子個人戦

 ・村上拓徳 1回戦 対 泉中 3-1 勝

       2回戦 対 川北クラブ 0-3 負

 ・松井陽澄 1回戦 対 中能登中 3-0 勝

       2回戦 対 城南中 0-3 負

◯女子個人戦

 ・西島沙奈 1回戦 対 中能登中 0-3 負

 ・森田蘭  1回戦 対 穴水中 3-0 勝

       2回戦 対 額中 2-3 負

 ・氷見葵  1回戦 対 兼六中 3-1 勝

       2回戦 対 長田中 3-0 勝

       3回戦 対 額中 0-3 負

 ・吉田華帆 1回戦 対 兼六中 3-0 勝

       2回戦 対 浅野川中 3-0 勝

       3回戦 対 川北クラブ 1-3 負

 ・越後心結 1回戦 対 浅野川中 3-0 勝

       2回戦 対 額中 3-0 勝

       3回戦 対 長田中 3-0 勝

       4回戦 対 川北クラブ 0-3 負

       北信越代表決定戦

       1回戦 対 河北台中 3-2 勝

       2回戦 対 学院附属 2-3 負