2024年8月の記事一覧

探究フィールドリサーチ

 総合的な探究の時間の取組として、フィールドリサーチを行いました。行き先は、「国際朱鷺交流資料館」と「LAKUNAはくい」です。

 「国際朱鷺交流資料館」では、朱鷺保護に尽力されている 村本義雄 さんに、ご自身の半生と朱鷺との関わりについて伺いました。昭和27年に朱鷺が特別天然記念物になったことなど、実体験に基づく貴重なお話を聴くことができました。

 「LAKUNAはくい」では、地域活性化のための活動スペースを体験し、アートスタジオを借りて、今後の探究活動について話し合いました。

 このフィールドワークには、以前からお世話になっている、金沢大学地域創造学類の中谷陽さんにも参加していただき、新たな視点で探究活動を見つめ直しました。

 貴重なお話やアドヴァイスをありがとうございました。

ユニバーサルデザインを取り入れた授業の工夫

 金沢星稜大学の新谷洋介先生にお願いし、標記のテーマで校内研修を行いました。本校の発達障害アドバイザーでもある先生から、本校の授業参観に基づいてお話がありました。

 今年度の学校経営計画に、「教育のユニバーサルデザイン」と「授業のユニバーサルデザイン」を盛り込み、取り組んでいるところですが、その1つの実践として、板書に「授業の流れ」を書くことを進めています。その実践が授業のユニバーサルデザインの1つになるということで、基礎的環境整備が進んでいると評価していただきました。

 今後とも連携を取らせていただきながら、よりよい学びに繋がる環境整備に、教職員全員で取り組んでいきます。

教育改革への情熱~「教育改革推進フォーラム」に参加してきました~

 福井で開催された産業能率大学が主催する標記のフォーラムに参加してきました。このフォーラムには、「アクティブラーニング型授業」の必要性が言われている頃に良く参加していました。久しぶりに参加させていただきましたが、以前と同様、参加される先生方の教育改革に向けての「熱い」志が伝わってきて、一日があっという間に過ぎてしまいました。

 テーマは「総合的な探究の時間と教科の関係性・繋がりを考える~北陸新幹線は繋がったが、探究と教科の学びは繋がっているか?~」というテーマでしたが、学校法人桐蔭学園理事長 溝上慎一先生や京都大学大学院教育学研究科准教授 石井英真先生のお話から、『生きて働く学び』がいかに大切であるのかということを、肝に銘じることとなりました。また、福井県立若狭高等学校と福岡県立ありあけ新世高等学校の実践例から、教職員集団が学び合うことと生徒の潜在能力を引き出す必要性を強く感じることとなりました。

 情熱を持って、よりよい教育活動を、仲間と共に、教員も「探究」することが大切だと実感し、金沢に帰ってきました。

 グループワークなどでお話しさせていただいた先生方も含め、有意義な時間をありがとうございました。