2023年5月の記事一覧

読書のすすめ

 中間考査が始まりました。青空が広がる爽やかな天気に気持ちを整えてもらいながら、試験に一生懸命取り組んでいる姿が見られました。6月2日(金)まで続きますが、頑張ってほしいと思います。

 放課後、教室を回っていると、置かれている4冊の本に目がとまりました。授業に関係する本を、図書委員の生徒が選んでくれたそうです。

 ある本のあとがきの「人生には、何気なく手に取った一冊の本が、翌朝からの景色を一変させてしまうような出逢いがあります」ということばに、心が揺さぶられたことがあります。人との出逢いもそれと良く似ています。本との素敵な出逢いがありますように!

学び合う

 今日は金沢星稜大学教授の新谷洋介先生に来ていただき、職員研修を行いました。この研修には、①事例検討、②1人1台端末の効果的な活用(「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実)、という2つの軸がありました。

 個別の事例についての検討を、Chromebookを使い、ロイロノートで意見を共有しながら、担当者がファシリテーターを務めました。

 「チーム羽松」として学び合う有意義な時間となりました。

清掃をとおして学ぶこと

   今日は月1回のクリーンデイでした。クリーンデイとは、毎日の清掃時間で掃除をしていない場所を掃除し、自主的に学校の美化に努める態度を育成するための取組です。

 本校は校舎内がとても綺麗です。これは、学務員さんが環境整備に尽力されているからですが、生徒達も負けずに学び舎を綺麗にしています。

 世界一清潔な空港を支える新津春子さんのドキュメントを視聴して、仕事に対する思いに感銘を受けたことを思い出しました。

 学ぶ場は何も教室だけではありません。清掃をとおして、様々なことを感じて、人として成長してほしいと思います。

まず身近なルールを守ることから

 羽咋警察署生活安全課の山田さんと交通課の木下さんに来ていただき、薬物乱用防止教室と交通安全教室を実施しました。

 印象に残ったのは…。

 ・まず身近なルールを守ることから初めてください

  という言葉でした。

 自分とは関係のないことではなく、伝えられた内容を自分事として受け止めて自己指導能力を高め、命を大切にしてほしいと思います。

 

神子原の棚田探訪

「地域の特色を活かしたふるさと教育事業」のプログラムの1つとして、神子原の棚田を全校生徒で見学してきました。羽咋にある神子原の棚田は能登の里山を実感できるものでした。神子原に住んでいる武藤一樹さんからの説明から、この地域の良さを感じると共に、熱い想いを持って地域の活性化に尽力されているお話を、生徒達は真剣な表情で聞いていました。11月には講話というかたちで、学校でお話を聞ける予定となっています。地域の豊かさと課題、働くことの意義を考えられる日になりました。ありがとうございました。

 

千里浜清掃ボランティア

全校生徒と教職員で、千里浜清掃ボランティアを行ってきました。

朝、雨が降っており実施が危ぶまれましたが、天候は持ち直し、風はありましたが、波も穏やかで良い日となりました。

何より生徒達の生き生きとした姿が見られ、無事実施できたことに感謝しています。

最後は、一人一人砂を海岸に戻し、浸食から千里浜海岸を守るための活動「一人一砂運動」にも参加し、千里浜が抱えている問題を実感することもできました。

実施にあたり、NPO団体ソレイユ代表 松永幸則さんにご協力いただき、海岸清掃の意義と千里浜が抱えている課題等を教えていただきました。ご協力ありがとうございました。

 

相手を思いやる

晴天のもと、青空と木々の緑が映える良い日となりました。

今日は、ネットトラブル防止教室がありました。

まずは、スマホやインターネットを使う際は、リスクを考えること。

*「リスク=起こりやすさ×被害の大きさ

「SNSで気をつけたいこと」、「自分や友達の情報」、「姿の見えない人とのやりとり」、「メッセージのやりとり」の項目に分けて内容が進みました。

人によって言葉の使い方や受け取り方が違うことがある

対面ではないコミュニケーションは、相手にダイレクトに伝わりやすい

 スマホの利用にとどまらず、「相手を思いやって行動する」ことが伝わってくれたらと思います。

ふるさとの杜

 先日、宝達志水町(旧県農業短大付属農場跡地)にあるイチョウ並木を訪ねました。秋には色づいて綺麗になることが感じられ、再度訪れてみたいと思いました。

 さて、本校には「ふるさとの杜」と称する憩いの森があります。これは、昭和54年に生徒出身県の県木の寄贈の依頼をしたところ、送られてきた樹木です。本校の歴史を紐解くと、地域産業の興隆に合わせた全国区の学校であったことがわかります。遠く北海道や鹿児島出身の生徒達も本校で学びました。

 樹木は直接語りませんが、木立にいると本校の歴史と、在籍した同窓生の想いが伝わってきます。

メッセージ

 今日は学校公開日に合わせて、学校近くのコスモアイル羽咋大ホールで行われた、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部特別公演(羽咋ロータリークラブ創立50周年記念事業)に学校全体で行ってきました。午前の部は学生限定公演でしたが満席で、圧巻のステージでした。

 指揮をされていた監督の先生が話されていましたが、音だけではなくてそこに歌詞が加わると、よりメッセージが伝わるとのことで、部員が歌ったり演じたりするミュージカル演奏が3曲あり、公演の半分を占めていました。

 本校の生徒にも演奏に込められたメッセージが伝わったてくれたらと思います。

育てる

 やすらぎ教室には、体験学習ができるように「やすらぎファーム」があります。相談員の先生が、野菜(ナス・オクラ・ピーマン・トマトなど)の苗を植えられました。

 苗を植えるにあたっては耕起、元肥、畝づくりなどの準備、収穫に至るまでには水やり、追肥、除草などの世話が必要です。

 よかれと思って水や肥料を与えすぎると、根がだめになって枯れてしまいます。根を生やすために、あえて水やりを控えることや、肥料を与える量やタイミングが、後の収穫に大きく影響してきます。

 私自身も花などを育てていますが、人を育てることにも通じていると、本当に思います。

 花が咲き、実がなり、収穫できたときの喜びはひとしおですね。