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3年生がぶどうを収穫  能登ワインが20歳の自分に届く

 9月21日(火)に3年生が旭ヶ丘のワイン醸造「能登ワイン」でぶどうの収穫を行いました。この取り組みは2015年から、穴水町ふるさと教育推進事業の一環として、毎年実施している行事です。

 村山社長さんから、醸造所を案内してもらい、その後、収穫する際の注意を聞いて、子供たちは、たわわに実った赤ワイン醸造用のぶどうを収穫に挑戦しました。ひとり一人、とても丁寧に房をハサミで切り取り、「まだ、籠はありませんか。」と用意された籠が足りないほど収穫することができました。この日、収穫されたぶどうの量は400キロ。この後、赤ワインとして醸造され、5年間、「能登ワイン」の蔵で熟成されます。そして、3年生が20歳になった成人式で記念品として贈られます。

 学校では、この後、20歳の自分に向けたメッセージや写真が入ったボトルラベルづくりに挑戦します。成人式で、このボトルの前で、当時(中学校時代)の思い出話に花が咲くことになると思います。また、3年生は、総合的な学習の時間にSDGsの学習を行っています。「能登ワイン」では、果汁を絞ったあとの皮や穴水町の名産であるカキ殻を土にまいてありました。資源の再利用の様子をまじかに見ることができて、SDGsの取組がすでに多くの企業で行われ、身のまわりにあることを改めて気づかせてくれる場にもなりました。

 「能登ワイン」の皆さん、貴重な時間に大切に育てたぶどうを収穫させていただきました。また、記念ワインとして大切に熟成していただくことに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。