令和6年度 穴水中学校 学校教育方針

令和6年度 経営の基本方針

1 学校運営

(1)震災による生徒の心のケアを十分に意識しながら教育活動を進めていく。

(2)中学生の視点で町の復興について考え行動していくことで、生徒が地域の一員として社会貢献できる場づくりを行う。

(3)校務分掌における責任の所在を明確化することで、組織的かつ協働的な校内指導体制を確立する。

(4)定時退校日(毎月第1・3水曜日)の遵守に努める。

 

2 学習指導

(1)確かな学力の育成を目指し、学力向上プランに基づいた教育活動の充実を図る。

(2)主体的・対話的で深い学びの実現のために、教科の「見方・考え方」を重点に置いた授業改善に努める。

(3)ICT機器の効果的な活用により、個別最適な学び、協働的な学びの充実を図る。

 

3 生徒指導

(1)挨拶や場に応じた礼法を身に付けた生徒の育成に努める。

(2)生徒の自主性を育てる生徒会活動、学級活動を推進する。

(3)生徒指導の実践上の4つの視点を大切にした生徒指導を行う。

(4)アンケート・QU・教育相談等を生かした教育相談体制を充実させ、いじめ・不登校の未然防止・早期発見・早期対応に努める。

(5)家庭や小学校と連携し、ノーテレビ・ノーゲームデーの完全実施により、望ましい生活習慣を確立させる。

 

4 道徳教育・人権教育・キャリア教育

(1)人と地域を生かし、地域に根ざした教育を進める中で、ふるさと穴水に誇りを持ち、大切にする心を育てる。

(2)道徳ノートを活用し、「考え、議論する道徳」の授業づくりを一層進める。

(3)集会や講演会など、人権やキャリアについて考える機会を計画的に設定する。

(4)教育活動全体を通して、「生き抜く力」(自己調整力・コミュニケーション力・企画力・課題解決力・復興への思いと行動等)を身に付けた生徒の育成を図る。

(5)総合的な学習の時間を中心に、これからの穴水町について中学生の視点で考え発信する。

(6)穴水高校との連携を密にし、キャリア教育を推進する。

 

5 特別支援教育

(1)インクルーシブ教育の理念に基づいた特別支援教育の構築を図る。

(2)交流学習・通級指導教室・日本語指導教室等による自立と社会参画に向けた指導体制・校内研修を充実させる。

 

6 健康・安全教育

(1)保健体育・健康・食育等に関する指導により、自己の健康管理と安全教育の充実を図る。

(2)保健体育の授業や部活動の充実による体力の向上を図る。

(3)避難訓練や防災・防犯教室等を通して、危機予知能力や危険回避能力の育成を図る。

 

7 進路指導

(1)キャリアパスポートを活用し、学校、家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て、学んだことを振り返りながら、新たな学習や生活への意欲につなげたり、将来の生き方を考えたりする活動を行う。
(2)3年間を見通した進路計画のもと、望ましい勤労観、職業観の育成を図る。

 

8 家庭・地域・小学校との連携

(1)家庭・地域社会との連携・協力体制の構築により、「地域に中学生の顔が見える」教育活動を推進する。

(2)小中9年間の系統的な指導のさらなる充実を図る。

 

9 職員研修

(1)石川県教員育成指標に基づき、人事評価制度、若プロ等を活用しながら教職員の資質能力を高め、ステージに応じた人材を育成する。

(1)研究授業と校内研修を定例化し、学校研究を充実させ、授業力の向上を図る。

 

10 公文書

(1)公文書に関する事務処理の迅速化・適正化とともに、公簿の厳正な管理に努める。