環境教育

地域の環境は大丈夫? SDGsに取り組む

3年生 NIEとSDGsに取り組む(総合的な学習の時間)

3年生が総合的な学習の時間にNIE(Newspaper In Education)に取り組み、「SDGs(持続可能な開発目標)」の17の大きなテーマから、一つ選び(例 「つくる責任つかう責任」「海の豊かさを守ろう」「住み続けられるまちづくりを」など)、そのテーマに関する新聞を切り抜き、壁新聞制作に取り組んでいます。世界において、そして地元でどんなことが問題で、どうすればそれを解決していけるのかなど、新聞の切り抜きを通して、訴えようとしています。制作は、読む人の側を意識して作られていて、根拠や自分たちが伝えたいことを明確にしつつ、魅力的に表現しようと頑張っています。

3年生 総合的な学習の時間に「壁新聞」でSDGsについて調べてきたことを発表

 新聞記事を通して、4月からSDGsの17テーマについて調べてきたことについての発表会がありました。世界各地で森林破壊や水質汚染等の環境問題を引き起こし、さらには地域固有の文化や景観、生物多様性など

の消失を招いてきたことを様々な視点から示して、環境保全の大切さを訴えました。また、私たちが住んでいる能登半島の環境破壊の状況はどうなのかという疑問を抱き、そのことについても提言がありました。

 特に、2011年(平成23年)日本海に突き出た能登半島の4市5町が「能登の里山里海」が国内初の世界農業遺産に認定(世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことです。)されたこともあり、地元の自然や伝統的な農業をどう守って継承していくかについて、若い世代の私たちが何ができるのか、何を考えなければならないのかも伝えていました。

 
 
SDGsの壁新聞を展示(1月)

   3年生が、春から総合的な学習で取り組んできた「SDGs」の17テーマの壁新聞が、1階廊下・技術室前廊下に掲示しました。13作品が廊下に展示され壮観です。どの新聞にも、多面的、多角的な視点から、今の現状と今何をしなければならないのか、メッセージがいっぱい詰まった壁新聞となっています。

(*「SDGs=エス・ディー・ジーズ」とは、地球上に暮らすあらゆる人たちが、より幸せに生活していけるようにと世界中の国が約束した持続可能な開発目標のこと。)