日誌

運動会、子どもたちはまた一つ成長することができました!!

はじめに、新聞報道でもありましたように、複数名の教職員が新型コロナウイルスに感染してしまい臨時休校の措置をとらざるを得ない状況をつくってしまったことに、心よりお詫び申し上げます。日頃より、地域や保護者の皆様に感染予防のお願いをしてきた立場であるにもかかわらず、子どもたちの貴重な学びの時間を奪うことになってしまったことに深く反省いたしております。今回の事態を真摯に受け止め、教職員の生活様式を見つめ直しながら、改めて、感染予防対策を徹底し、子どもたちの安全・安心を守ることを最優先に考え、教育活動を進めていくことをお約束申し上げます。

 

10日(土)は“絶好の晴天”に恵まれ『鳳至小学校 秋の大運動会』を開催することができました。私も鳳至小に赴任して4年目になりますが、子どもたちは卒業していった先輩方の姿を目標にしながら、年々レベルアップしています。今年も6年生のリーダーシップ、それをサポートする5年生のひたむきさ、そして、それぞれの学年の特徴がいかされ、達成感や充実感にあふれた運動会となりました。

 

○従来の「ラジオ体操」以上に、弾むようにそして楽しみながらウォームアップできた「EXダンス」。

○途中であきらめることなく、全員がゴールテープを切るまで粘り強く全走りきることが出来た「徒競走」。

○それぞれの団ごとに児童が演じる内容を決めることで、演じる子ども・観客ともワクワクした「応援合戦」。

○赤白に分かれた低・中・高各学年がプライドをぶつけたそれぞれの「団体競技」。

○全身を使うメリハリのある振り付けのままに、2曲を踊りきるというスタミナ面の強さにも驚かされた低学年の「FUGESHI SOUL BROTHERS(ふげし ソウル ブラザーズ)」。

○踊りだけでなく、入退場やかけ声にもとことんこだわった中学年の「鳳至ソーラン」。

○“笑顔”をテーマに、フラッグを使ったり思い思いのシャツに着替えたりしながら優雅に、繊細に、そしてリズミカルに踊りきった高学年「WARAWARA~笑笑V(^o^)V」。

○最後まで勝負にこだわってバトンをつないだ「選抜紅白対抗リレー」。

 どの場面も子どもたちの頑張ろうとする姿、団やクラスの仲間と力を合わせ最高の演技にしようとする姿がありました。この運動会の取組を通して、それぞれの子どもが自分や学年の役割を意識し、素直に努力を重ねることで、自分自身はもちろんのこと、クラスも鳳至小学校全体も大きく成長させることができたと感じています。そして、鳳至っ子のよき伝統である「本番の強さ」「いざというときに、頑張りきることのできる頼もしさ」がしっかり受け継がれていることを嬉しく思いました。「仲間と力を合わせ、素直に頑張ることのできる誠実さ」は素晴らしい財産だと感じました。

先月の学校便りでも書きましたが、学校では10月以降も宿泊体験(6年)や学年集会、マラソン大会、道徳教育発表会など、子どもの学習の成果を発表する行事がいくつも予定されています。子どもたちの“実りの秋”を充実したものとするべく、鳳至小学校職員一同、全力で子どもたちをサポートしていきます。保護者や地域の皆様におかれましては、これまで通り、本校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いします。

学校長 山 岸  茂 樹