建築コース日誌

建築コース~日誌~

12/3 建築コース日誌

今年も技能検定建築大工3級合格に向けて、練習が始まりました。

残念ながら今年は受検希望者が1人しかいませんが、教えに来てくださる大工さんを一人占めできる贅沢な時間です。

今日は前回までの復習で、全ての材の墨付けをしました。

墨付けとは、木材に加工や組み立てに必要な線や印を墨で書き込む作業のことです。

覚えることがたくさんあり、慣れるまでが大変です。

材を間違えたり、寸法を間違えたり、確認に多くの時間を取られていましたが、これからたくさん練習して合格して欲しいです。

11/16 建築コース日誌

【報告】はくいこどもフェス2025~木育キャラバン~ @LAKUNAはくい

11月16日(日)に、はくいこどもフェスに参加してきました。

今回は『木育キャラバン』ということで、子ども達といっしょに楽しむ(?)企画です。

世界各国の積み木やバランスゲームなど、赤ちゃんから大人まで遊べる内容で、建築コースの14名が参加しました。

オープニング用KAPLAを積んでいます。

オープニング用の積木(KAPLA)を積んで、皆さんを迎えました。※1本抜くと全体が崩れていきます。

その後、いろいろなおもちゃを率先して楽しみました。子ども達は、はじめ遠回しで見ていましたが、だんだんと慣れていっしょに遊んでくれました。

KAPLAを積んでいます。

エプロン姿が建築コースの3年生です。遊んでいるというより、『遊んでもらって』います。

木琴、色々な木が使われています。

とても充実した日を過ごすことが出来ました。

東京おもちゃ美術館・羽咋市の保育士・羽咋市役所のみなさま有難うございました。とても良い経験になりました。

11/7 建築コース日誌

建築コースの3年生は、「課題研究」として自分たちでテーマを決め、

建築の知識や技術を生かしたものづくりに取り組んでいます。

 

ものづくりコンテスト、木材加工部門の参加経験者4人は

学校の生徒玄関で傘立てが不足していることに気づき、

「しっかりした傘立てを作ろう」と考えました。

これまで学んできた木工の技能を生かし、「ほぞ」や「ほぞ穴」

と呼ばれる木材を組み合わせる伝統的な技法を使って製作を進めています。

正確な寸法取りや丁寧な加工が求められ、まさに実践的な建築の学びです。

自分たちの技術で学校をより良くすることを目指し、ものづくりの楽しさと

達成感を感じながら作業に取り組んでいます。

 

 

10/31 建築コース日誌

今日はリノベーション現場で、窓台や幅木にペンキを塗りました。

ペンキを塗らない場所にマスキングテープを貼って保護し、塗りムラができないように丁寧に作業します。

左の写真がムラがある幅木、右の写真がきれいに塗れた幅木です。

テカり具合が全然違うのがわかりますか?

簡単そうに見えて実は難しくて大変な作業ですが、最後は塗り終えた達成感で、皆笑顔でした。

10/24 建築コース日誌

今日はリノベーション現場で、壁下地のビス穴をパテで補修しました。

まずはマスキングテープを貼って木枠を保護します。

パテを作って、穴埋め作業の開始です。

最初はパテをどのくらい付ければいいのか?苦戦しながら作業をしていましたが、徐々に慣れてくると「うまっ!!」と自画自賛していました。

大工さんにも褒められて、笑顔で作業ができました。 

最後に「壁を何色にしたらいい?」と聞かれたので、それぞれ抹茶、ピンク、紫、グレー、ワインレッドを挙げました。

何色が採用されるか、楽しみです。

10/21 建築コース日誌

工業技術基礎

1年生は、製図の基本を学ぶ実習を行いました。

はじめて「ドラフター」という製図専用の道具を使い、

建物の図面をきれいに描く練習をしています。

 

まっすぐな線を引くことは簡単そうに見えますが、実際はとても集中力が必要です。

実習では、図面の中で使い分ける「細線」「太線」「極太線」を練習し、

それぞれの線の書き方を習得しました。

 

 

線の太さや正確さによって、図面の見やすさや情報の伝わり方が

変わることを体験しました。製図は建築の基本であり、

将来の設計や施工につながる大切な学びです。

生徒たちは真剣に取り組み、ものづくりの楽しさを実感しています。

10/10建築コース日誌

建築コース2年生は、建物の設計に使う「建築CAD」の実習を始めました。

CADとは、コンピュータで図面を描くソフトのことで、

設計や施工図づくりに欠かせない技術です。

生徒たちは、線の引き方や寸法の入れ方を学びながら、

正確で見やすい図面を描く練習をしています。

この技術を習得することで将来的には、

自分の考えた間取りや住宅の形をパソコンで表現することにより、

建築設計の分野でも活躍してほしいです。

9/26 建築コース日誌

今日はリノベーション現場で断熱材と壁板を取り付けました。

初めての作業でしたが、大工さんにやり方を教えていただき、タッカーを使ってスムーズに断熱材を取り付けることができました。

壁板の石膏ボードが重く、女子は4人で持ち上げます。

幅木にしっかりとはめ込み、水平を出すのに苦戦していましたが、何とかきれいに貼り付けることができました。

壁の完成が楽しみです!

 

9/10建築コース日誌

建築コース2年生は、厚めのベニア板を使って簡易椅子を作製しています。

材料の寸法を正確に測り、切断やノミを使用して穴あけをしながら、

丈夫で安全に使えるよう工夫しています。

 

部品のサイズや角度を正確に加工する必要があり、

集中力と丁寧さが求められます。

完成した椅子は実際に座ることができ、持ち運びも可能です。

自分の手で作ったものが形となり、生活に役立つ道具になることで、

ものづくりの喜びと建築技術の基礎を学ぶ実習となります。

下図は昨年の建築コースの生徒が作製したものです。

 

9/12 建築コース日誌

今日はリノベーション現場で壁の下地をつくりました。

大工さんに教えていただき、サンダーや丸のこ、エアー釘打ち機など、学校での実習ではなかなか扱えないような道具を使わせていただきました。

次回、壁板を貼り付ける作業も楽しみです。

建築コース
 
 建物の構造や意匠(デザインなど)、法律について学習して、住宅・店舗・大型ビルディングなどを造りあげる技術を習得します。また、建設業の幅広い知識や基本となる事柄を身につけます。
 

 

 1年次はコースを選択するために「工業技術基礎」で建築・土木・デザインの学習をおこないます。建築では、製図や模型製作、CADなどを通して建築の魅力を学びます。また、「情報技術基礎」「地球環境化学」などの工業科目を授業でおこない工業の基礎・基本となる事柄を学習します。

  

 

 

 

 

 
3年生建築実習の風景

 2年次からコースによる授業となります。建築コースでは、図面を描くための基礎(製図文字の練習,線の種類や太さの練習,図形を描く,簡単な図面を描く)や専門教科として「建築構造」「建築計画」「建築構造設計」「製図」「実習」を学習します。「建築製図」では、トレースを中心に図面の描き方、読み方を勉強します。また、CADを使った図面も描きます。「実習」では、木工実習を中心に行います。令和2年は橋本建具製作所の中島先生を招き、1学期は道具(のこぎり,のみ,かんななど)の使い方・手入れの仕方を学び、印の仕方・木を切る・木を掘ることを練習しました。2・3学期はそれを基礎とし、作品製作をおこないました。

 

 

 

 

 

 

3年生課題研究の風景

 3年次は専門教科として「建築構造設計」「建築施工」「建築法規」「課題研究(総合的な探究の時間)」「実習(Ⅰ)」「実習(Ⅱ)」があります。「課題研究」では「設計」・「ものづくり」のグループに分かれて行っています。

 資格・検定取得

全員受験 情報技術検定、危険物乙種4類、コンピュータサービス技能評価ワープロ、基礎製図検定、建築CAD検定、2級建築施工管理技術検定(学科) など
希望者受験 危険物乙種1・2・3・5・6類、ボイラー技士、小型車両系建設機械運転特別講習、福祉住環境コーディネーター、技能検定建築大工(大工工事作業)、品質管理検定 など

電気工事士レタリング検定POP検定色彩検定などの受験資格の要らない資格も、自由に受験できます。

 

1級建築士への道

建築士法の改定により、卒業後実務経験無しで2級建築士学科試験が受けられようになります。(詳細は各自でお調べください)高校卒業後3年の実務経験を経て、2級建築士実地試験が受けられます。2級建築士取得後実務経験4年を経て、1級建築士の受験資格が与えられます。学科試験、実地試験に合格し、登録申請をすれば「建築士」の称号が与えられます。

 

施工管理技士への道
この資格は、下請負への支払金額が4,000万円(建築工事6,000万円)を超える「公共性が高い建築物」の工事で、現場管理をする際に必ず必要となります。高校卒業後、3年間の実務経験を経て実地試験を受けられます。合格後4年の実務経験を経て1級建築施工管理技術検定の受験資格が得られます。大きな建築物や公共性の高い建築物の施工管理をする場合は、必ず必要です。「施工管理技士」を目指して、本校で学習しましょう。

 

進路

就職先・進学先

本校ホームページをご覧ください。

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