建築コース~日誌~
9/2 建築コース日誌
1年生の工業技術基礎の実習では「住宅について学ぼう」をテーマに、
住んでみたい家の条件を話し合いました。
「天井を高くして開放感を出したい」「脱衣所と洗面所を分けたい」
「平屋の家に住みたい」など、生活に直結した意見がたくさん出ました。
これらの要望を整理し、住宅の機能性や快適性を意識しながら、
建築専用のフリーソフトを使って平面図を作成しました。
アイデアを図面に落とし込むことで、空間構成やプランニングの
基本を体験的に学び、建築の専門性を感じ取る実習となりました。
7/29 建築コース日誌
7月29日(火)金沢市立工業高校にて、ものづくりコンテスト木材加工部門石川県大会が行われました。
夏休み前は制限時間内に終わるのか?と誰もが思っていました。
この1週間は全員が本当に頑張り、成長曲線が著しく、時間内に作品を完成することができました。
しかしミスもあり、悔いは残ったようで、すぐに「もう1回やりたい!」と言っていました。
この作品を完成させた経験を自信に、そして失敗を糧にして欲しいです。
7/18 建築コース日誌
今日もものづくりコンテストに向けて、午後から練習を行いました。
まだ制限時間内に終えることはできませんが、少しずつ希望が見えてきました!
夏休み中も毎日練習して、まずは制限時間内に完成させられるようにしたいです。
7/8 建築コース日誌
2年建築コースの生徒が、建設業協会のご尽力で現場見学に行きました。
金沢城二の丸御殿復元・鶴丸倉庫保存修理工事では、重要文化財ならではの作業手順や職人さんの手作業の凄さに生徒も驚いていました。
鶴ヶ丘団地県営住宅建設工事では、解体から建設、完成までを一度に見学することができ、各棟メインカラーのうち何色が良いかで盛り上がっていました。
現場の方は生徒の質問に快く答えてくださり、生徒にとって良い体験となりました。
ありがとうございました。
7/5 建築コース日誌
今日はものづくりコンテストに向けて、通し練習をしました。
一番大切なことは熱中症にならないこと。
室温30℃超えのなか扇風機をガンガンに回し、塩分と水分をとりながら、軽装で取り組みました。
まだまだ制限時間内に完成することはできませんが、残り3週間、頑張って練習して欲しいです。
6/20 建築コース日誌
今日はリノベーション現場で床の解体を行いました。
床板をはがし、根太を大引から取り外します。
コツを大工さんから教えてもらい、簡単に取り外すことができました。
これで全ての解体が終了し、9月からは音楽スタジオづくりになります。
6/18 建築コース日誌
3年生の実習です。
建築コース3年生は、建物を正しく建てるために欠かせない
「水準測量」の実習を行っています。
今回はレベルという測量機器を使って、土地の高さ(高低差)を
測定します。
三脚に器械をしっかり固定し、気泡管で水平を取ってからのぞきこみ、
仲間と声をかけ合いながら読み取ります。
校舎や実習棟の空いた土地を利用して、
10ケ所のポイントを測定します。
そして、測定結果を野帳に書き込みます。
地面のわずかな高低差も建物に大きな影響を与えるため、
集中力とチームワークが求められる作業です。
6/10 建築コース日誌
1年生の工業技術基礎実習です。
建築コースでは、スチレンボードを使っての
住宅模型作製実習があります。
まずは、カッターの安全な使い方や、
正確に45度の角度で切る技術を学びます。
作業中の 刃の交換(鈍ってきた時) も危険予知と安全確認を
学ぶ大切な実習です。
模型づくりを通して、設計を「カタチにする力」を養い、
空間の形や構造を手で確かめる大切な実習でもあります。
5/30 建築コース日誌
3年生の製図実習です。
以前、建築スケッチ実習の報告をしました。
今回は
部屋のデザインを考える「インテリアスケッチ」です。
まず、「一点透視図法」という描き方を使い、
奥行きのある部屋を立体的に下書きします。
この方法では、すべての線が一つの消失点に向かって集まるように描くため、
実際にその場にいるようなリアルな空間が表現できます。
下書きができたら、水彩絵の具を使って壁や床、家具などに色をつけていきます。
色には気持ちを落ち着かせたり、明るく見せたりする効果があるため、
部屋の用途や雰囲気に合わせて色を選びます。
この学習を通して、建築における「見た目の心地よさ」や
「住む人の気持ち」を大切にしたデザインを考える力を身につけています。
水彩絵の具で描き始めましたらまた報告します。
5/30 建築コース日誌
先週23日と30日の2日間、課題研究でリノベーション予定の古民家に行き、吊戸棚の解体を行いました。
まずは安全に作業するための注意点を確認した後、建築士の方や大工さんにアドバイスをいただきながら、バール等を使って解体していきます。
23日だけでは終わらず、30日も作業の続きを行いましたが、先週の経験を生かして、自分たちで考えて作業する時間が増えました。