ブログ

学校研究

学校研究・研究授業(6年社会)

11月14日に三宅教諭が、研究授業を行いました。6年社会「「明治の国づくりを進めた人々」の授業です。

本研究授業におけるぐんぐんタイムでめざす児童の姿は、以下の通りです。

既習と自分の予想を基に,江戸時代から明治時代への大きな変化の原因について調べ,考える。資料は教師が用意したものを使う。その際,ぐんぐんタイムでの活動の視点を明確にし,変化に関わっている人物,歴史的出来事,政治改革,人物の思いなどから自分の考えを構築していく。ぐんぐんタイムを通して,今の生活とのつながりに着目しながら,明治時代の変化が現代にどう関わっているのか,どう影響しているのを考え,自分なりの考えを表現できるようにする。また,本時の最後には,ICTを使って自分の考えや立場を明確化し,意図的な交流を促す。

三宅教諭は、児童が自分の考えを持たせるために、江戸から明治への変化の理由を、争い、制度、権力者、外国、人物の5つの視点から考えさせました。児童はこれまでも、江戸時代に至るまでの時代の変化を同様の視点で考えてきたので、資料を調べながら自分なりの考えを持つことができていました。児童の考えをさらに深めていくために、三宅教諭は個々の児童の考えを見取って、積極的に児童を繋げていました。

  

 

学校研究・研究授業(わかくさ学級3年国語)

10月27日に山本教諭が、研究授業を行いました。わかくさ学級3年国語「すがたを変える大豆」「食べ物のひみつを教えます」の授業です。

 

本研究授業におけるぐんぐんタイムでめざす児童の姿は、以下の通りです。

「中」の段落に書かれている大豆製品の工夫や作り方について,どのようなクイズにしていけばよいのかを考え,自ら進んで意欲的に取り組む姿をめざす。

山本教諭は、本研究授業において、大豆製品の工夫や作り方からどの大豆製品かを当てるクイズを作る活動を取り入れました。クイズを作る過程が、各段落の中心となる語や文を見極めることにつながると考えたからです。児童は、授業者のアシストを受けながら、よりよいクイズにしていくための大事な言葉や文はどれかを一生懸命考えていました。

  

学校研究・研究授業(5年社会)

9月22日に出島教諭が、研究授業を行いました。5年社会科「水産業のさかんな地域」の授業です。

 

本研究授業におけるぐんぐんタイムでめざす児童の姿は、以下の通りです。

既習を基に,児童が漁師の立場になって考えることを通して,能登で水揚げされた水産物を販売する際に,近江町市場と黒門市場のどちらを選ぶかを検討する。両市場の特徴や輸送手段,価格や費用,消費者の立場などに着目しながら,水産業に関わる人々の工夫や努力,そしてその背景にある願いについて考察し,表現できるようにする。また,ICTの活用によって立場を可視化することで,意図的な交流を促し考えを深めることができる姿をめざす。

出島教諭は、児童が主体的に学習に取り組んでいくために、身近な地域の「能登の漁業」を単元の中心に据え、当事者意識を高めながら単元の学習を進めてきました。

本時においても、既習によってより身近になった地元の「能登の岩ガキ」を、どうすれば消費者に適正な値段でおいしく食べてもらえるかを児童は真剣に話し合う姿が見られました。

近江町市場と黒門市場で、自分と売りたい市場が異なっていても、両市場の消費者の特徴や輸送費用、天然・養殖の違いなど、どの観点で考えているかを明確にしながら、積極的に交流していました。

  

 

学校研究・学校訪問指定授業(6年国語)

6月27日に吉川教諭が、石川県教育委員会中能登教育事務所学校訪問で研究授業を行いました。6年国語「構成を考えて,提案する文章を書こう」の授業です。

本研究授業におけるぐんぐんタイムでめざす児童の姿は、以下の通りです。

課題別のグループごとに前時で考えた文章の構成をさらによりよくするためにはどうしたらよいかについて,個で改善策を考え,そう考えた理由などを話し合いながら,自分たちにとってよりよいものへとつくり上げる姿をめざす。また,ICTの活用やグループ間交流によって他グループの構成を参考にしたり,足りない情報に気づき改めて情報収集するなど粘り強く取り組んだり,学習の進め方を調整したりすることによって,自分たちの構成を見直し,よりよいものへとつくり上げる姿をめざす。

吉川教諭は、児童が前時までに考えた文章の構成に満足していることを前時のふり返り等で掴んでおり、本時でさらによくするための話し合いを活性化させるために、児童に近しい先生にその構成を評価してもらい、それをスライドで紹介する手立てを講じました。あわせて構成を練り直すための視点もその先生からのアドバイスとしてスライドに盛り込んで児童に示しました。これによって児童は「さらに文章の構成をよくしていこう」と、意欲的にグループで検討する姿がみられました。

また吉川教諭は、6つのグループの進捗状況をオクリンクプラスでしっかりと把握し、各グループを回る際には「なぜそう思った?」「どうしてそのグループに聞きにいったの?」などと問いかけ、どのような根拠でどのように練り直そうとしているのかを明確にさせながらアシストしていました。

  

 

学校研究・提案授業(4年音楽)

5月9日に研究主任の朝倉教諭が、今年度の学校研究の提案授業を行いました。4年音楽「リズムのおもしろさ発見!リズムアンサンブルを楽しもう!」の授業です。

本提案授業におけるぐんぐんタイムでめざす児童の姿は、以下の通りです。

4人グループで、音楽の仕組みを組み合わせながら8小節の言葉のリズムアンサンブルをつくる。考えを出し合い、何度も試し、自分たちにとってよりよいものへとつくり上げる姿をめざす。また、ICTの活用や中間発表によって、他グループの組み合わせ方を参考にし、自分たちの組み合わせ方を見直し、よりよいものへとつくり上げる姿をめざす。

  

朝倉教諭は、本時に至るまでの間に、4年生児童にリズムアンサンブルの楽しさ・面白さを充分に味わわせてきており、本時においても、児童はこれまで学習してきた音楽の仕組みを想起しながら、それらを組み合わせて意欲的にリズムアンサンブル作りに取り組んでいました。グループの仲間と試行錯誤しながら、よりよいものを作っていこうとしている姿が印象的で、授業者の朝倉教諭はグループをまわりながら児童の思いや意図を見取り、的確にアシストしていました。