図書室
おはなし会を開催しました。
お は な し 会 ~宮沢賢治の世界にふれてみませんか~
冬休みに入る直前の、12月22日(金)の放課後、図書館閲覧室において、一・二年生の図書委員が集い、「おはなし会」がひらかれました。参加者19名。
語り手は、「はまなす文庫」主宰の 細川律子さん。
細川さんは、岩手県一戸町生まれ。1977年に石川県に転居。その後、俳誌『雪垣』へ入会。1989年、『雪嶺文学』同人になり、物語を書き始めたそうです。また、自宅で家庭文庫を開き、わらべうた、絵本、民謡の語り、宮沢賢治作品の朗読などを、子ども達と一緒に愉しんでいます。著書には『花菜畑/ふるさとの小さな物語』『宮沢賢治の国より』などがあります。
(内 容)
岩手の自然の紹介
詩 「雲の信号」 「永訣の朝」 「告別」 「稲作挿話」 「雨ニモマケズ」 他
『注文の多い料理店』序
童話 「なめとこ山の熊」 etc
《参加した生徒の感想》 一部を紹介します。
・宮沢賢治さんの背景を知ったことで、お話をより深く聞けました。
声も柔らかく、聞きやすかったです。
・宮沢賢治さんの人柄や、岩手県のいろんな事を知れました。
確かにちょっと難しいけど、魅力的だと私は思います。
熊をいいやつにする話は初めてきいたので、めずらしいと思いました。
・素敵なお話会を、ありがとうございました。
『なめとこやまの熊』は、私は読んだことがなかったのですが、少しゾクリとするような世界観と、数々の情景描写、静けさのただよう朗読にひきこまれました。また自分でも読んでみたいと思います。
今日は本当にありがとうございました。
・宮沢賢治の逸話は、聞いたことがあったけど、それと関連した作品とを一緒に聞く機会は初めてで、面白かったです。
・知っている詩もあったけど、読みきかせしてもらったのははじめてで、よさが少しわかった気がした。
細川さんの宮沢賢治愛が伝わってきて、手帳のレプリカとかも持っているのがいいなと思った。
・自分は今まで宮沢賢治作品に触れたことがあまりなく、いつかは読んでみたいと思っていたので、とてもよい機会でした。
私にはまだ内容が理解しがたいが、読みやすい詩から着手したいです。
いつかは銀河鉄道の夜をよみたいと思います。
今日はおはなし会に来て下さり、ありがとうございました!!