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2021年5月の記事一覧

【弓道部】総体に向けて

5月29日に2年生から3年生に渡された横断幕とともに決意の集合写真

5月29日(土)の練習終わりに、2年生から3年生に向けて『泉国時代』と書いた横断幕が渡されました。上の写真はその時にみんなで撮ったものです。中心となって横断幕を作成した2年生の山﨑さんは「3年生への感謝の想いを込めて作りました。戦国時代でも勝っていけるような強い気持ちをもって、泉丘の時代を作ってほしいという意味で、『泉国時代』という言葉を送りました。」と語っていました。普段の授業や部活動等の合間をぬって、先輩ひとりひとりの名前に気持ちを込めて書いた横断幕を、作って贈ることが泉丘弓道部の伝統です。泉丘の弓道場の壁には歴代の横断幕がしっかりと残されています。

 

この思いを胸にのぞんだ5月30日の総体個人戦予選では、女子の36H室田さんと男子の29H小林くんが見事通過することができました。8射中、女子は4射、男子は5射を当てれば通過だったのですが、あと1つ当てられればという悔しい思いをする人が多かったです。しかし、それぞれが後悔のないように今の全力を尽くし、1射に集中していたと思います。それらの想いを背に、2人には6月5日の個人戦準決勝に挑んでもらいたいです。

36H 室田さん29H 小林くん

 

そして、弓道部は6月3・4日に団体戦が行われます。全員が出られるわけではありませんが、団体メンバーには30日の状況を振り返って修正をしてのぞんでもらいたいと思います。静かなひとりでの競技に見える弓道も、団体戦では背中で語り合いながらつないでいくことになります。泉丘弓道部全員でつないで、『泉国時代』を築き上げたいと思います。

【弓道部】GWの根上弓道場にて

5月1・2日に根上の弓道場で、百射会と小松高校との練習試合を行いました。

 

1日に行われた百射会では、その名の通りひとり100射を目標に、一日がかりでとにかく弓をひき続けました。

こういった何度も積み重ねる経験が、後々大きな効果をもたらしてくれると信じています。けっきょく100射はできませんでしたが、ひとり72射という経験を積むことができ、弓をひく腕もパンパンでした。もちろん、たくさん弓をひいた分、矢の回収もしないといけません。

放った矢を回収する様子

 

2日に行われた小松高校との練習試合は、午前に団体戦を、午後に個人戦を行いました。

接戦での戦いが繰り広げられ、緊張感のある中で、特に緊迫したのは最終的な順位決定を行うシーンでした。団体では同数的中したチーム同士での“競射”により、個人戦では1位を決めるために“射詰”、2位以下を決めるために“遠近”という形式で順位決定が行われます。特に個人戦における“射詰”は順に1射ずつ行う中で外したものから抜けていき、最後まで的中させた者が1位となる形式で、“遠近”は1射ずつはなち、的の中央に1番近いものを選ぶ形式です。どちらも1射の重みを感じさせる瞬間です。このような緊張感のある経験が学びを生むわけです。

左側に小松高校、右側に本校生徒“遠近”で的の中央をねらう姿

 

 

最後に、この2日間のワンシーンで質問をしたいと思います!

写真にうつる3年生部長の村上くんが放った1射は、このあと的にうまく当たったのでしょうか?