日誌

「シュトーレン」

 こんにちは中巳出です。あっという間に12月ですね。冬は美味しいものばかりで、食べたいものがたくさんあります。その一つにシュトーレンがあります。皆さんは食べたことはありますか?年々店頭で見かける機会が増えてきたと感じています。
 シュトーレンはドイツの伝統的な発酵菓子で、歴史は古く14世紀に遡るそうです。バターのたっぷり入った生地に、スパイスや洋酒に付け込んだドライフルーツやナッツが練り込まれています。砂糖に包まれた麗しい見た目から白いおくるみに包まれた幼子イエスをイメージしているそうです。
 味はもちろん、クリスマスに向けて少しずつ食べ、熟成し味わいが変化する過程を楽しむというその食べ方も気に入っています。数年前に初めて食べ、感動したのをきっかけに毎年この季節が来ると自分好みのシュトーレンを探し食べ比べています。ドイツでは各家庭にシュトーレンのオリジナルレシピがあるそうです。食べるだけではなく、私もいつか自分好みのシュトーレンを作りたいと色々なレシピを眺めながらニヤニヤしています。
 シュトーレン作りの他にもいくつかあるのですが、いつか挑戦してみたいことを持ち続けているのって楽しいですよ。